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2022年8月26日金曜日

国外運転免許証の写真サイズ変わっています。 医師の出張戦略 21

  時間か?お金か?で一瞬悩んでましたが、やっぱり二択だったら前者優先!!だと考えるに至ったので、先日一瞬載せました(大学教授 院長 年収3000万)の記事は封印しました(後日談はこの記事の最後に)。


というわけでそろそろ来月の海外出張準備にとりかかるべく、本日 国外運転免許証 を取りに行ってきました。 久々ですが、事前に写真の準備をしておこうと思ったら標記の事実に出くわしました。以前は、一般的な証明写真よりサイズが大きいことで有名で(50mm x 40mm)、運転免許試験場に設置されているものぐらいしか適したものがないほどだったと思います。

今年の5月13日より 45 mm x 35 mm です。

では出陣 結構先進的になっていてびっくりです。

まずは、自動受付機に日本の免許証を入れて、なおかつ、上記の写真では切れちゃっている
ところにカメラが設置され、免許証の写真と現在との照合が行われます。すごいさすが、
N●C!

これで人員削減に成功しているかというとどうでしょう。でも時間短縮はできていると思います。 

Tips 1 
証明写真をいつも機械で取っている方々は、ATMのようにお金を搾取されています。
今では自分で撮影できるし、それをコンビニで印刷、しかも、たった一枚の写真に顔何個もあてはめるようにすれば4つか5つくらいの顔写真が40円でできます。
通常600-900円しますから。 

後日談:
本当に3000万もらえるのかなぁって、思わず連絡をとってみました。きちんとお返事頂けました。今、大学教授って肩書なのに、実際は大学に付属するクリニック(ないし診療所)で
毎日働いている整形外科医が全国に数名いることがわかりました。
そりぁ雇われ院長になるでしょうが、大学教授とも名乗れるなら、いいよなぁとか思いました(手術をしている先生もいました、すごい)。 




2020年7月19日日曜日

すごいなメディカ出版さん 医学書を出版するまでの道 山本基佳先生の書



いやぁ、本当こんな本をもっと前から読みたかったです。能動的出版アプローチが書いてある本!
読んで頂けば分かるのですが、
やっぱり医療者は本を出してみたいというニーズがあるっていうのは間違いないこと
でも、そもそもその方法がわからない。っていう事実と、
お声がかからないと商業出版できない、っていうよくわからない都市伝説を打破するような
書になります。

どうすれば編集者とコンタクトできるのか、その方法が書いてあります!


自分の歴史的には、



石井貴士氏の本。海外生活中で、日本語の活字に触れる機会がなかった地域から拠点を移したときにBook Offがあることに気づいて見つけた本。今見ると検索することすら難しくなっていた。
この作者も今はおそらく一分間シリーズとかで結構な書籍を大量出版しているけど、最初に出した経緯などが書かれている。自分で原稿書いて送るなって書いてある!
出版したいといっていいが、編集者を紹介してほしいと頼むのもNG これは、
自分のハードルをめちゃくちゃ上げた気がします。

そんな中でもこの時期、日本の学術雑誌には分担で作成したり、書籍を分担執筆していたこともあったり、このブログで書評書いたこともあってか、出版の編集者と知り合う機会もあったので、本を書いてみたいと聞いたところ、目次と、サンプル、企画書を作成してほしいっていわれ、最終的にぼつった。

しかも、ブログなどをコツコツ書いていって、有名になっていない場合は難しいと言われたこともあったと思う。これでは鶏が先か卵が先か問題かもしれないなと勝手に解釈した。

でもこの時は企画書が大事であることについて気づかなった。正直なところ。ここの練り直しが必要であったことが大事であったことは、今回紹介する山本先生の本でも書いてあった。でも気づかなかった。うまく企画書を書くように書かれた情報源をもっていなかったことによると思う。

また昨年だったかに、出版プロヂューサー的活動もされている、木暮太一氏のプレ出版セミナーも行ってきました。この方もやっぱり企画書を推してました。
でも実際のセミナーみたいなのは、あまりにも高額で行く気にはなれませんでした。

そんな中、ふらっと知ったのが、



この本、いい方で質問にも答えてもらいました。商業出版をはたしている中でも、電子書籍出版の良さも教えてもらいました。 そんな流れの中で次の電子書籍の出版に至ります。


手軽さが良かったし、売れていく様がダイレクトにわかって面白いものの、商業出版にどう向き合うかの解決にはいたっておりませんでした。

そんなとき見つけたのが、この本でした。 山本先生の幾度と続く挑戦には脱帽です。
これを読みますと、企画書の書き方がある程度わかります。
最後には付録として、この本の出版企画書ものっています。

さらにすごいのが標題にある、メディカ出版のご対応。

企画持ち込み歓迎!って書かれていて連絡先が書かれてあります。これでいろんな方の企画書が殺到するのかもしれないなぁと思いました。

自粛ムードもある中で、背中を押さしてくれた本でした。







2017年5月24日水曜日

医師の出張戦略 9 ブルーオーシャンかどうかを確認する JOA2017にて

先日のJOA(日本整形外科学会学術総会)で、くだらない話の一環で、

「それが私のブルーオーシャンです(冗談で)!」
「それ、オーシャンちゃうでしょう。海をめざすつもりで山とかでしょう」

などというボケ、ツッコミ的会話を耳にしました。つまり、自分の考えが、
オーシャンでない、間違った道、という可能性はあるかもしれないな、と思いました。

だれも気づいていないけど、だれも必要と思っていないとか、です。

こういった事を確認することもあって、学会出張に行きました。
似てることを話題にしている先生の発表があり、抄録だけではどんなものか
わからなかったので、聞きに行く必要がありました。

結果、大丈夫でした。 全然(失礼)自分のアイディアを凌駕するもので
ありませんでした。 しかし、その先生の発表に対しての質問も聞けたので
なんとなく、ニッチな需要はある感触をつかみました。

実際、これもトライアンドエラーで、幾つか経験していかないと、
広く考えて需要のあるものなのかどうかわからないのだろうなぁと思います。
とりあえず、アイディアが出てきたら、
そんなものが世にあるかどうか、
類似品はあったたとして、なにかができないか
自分のアイディアの強みは?
などの考えの整理ぐらいはしてもいいかもしれないなぁと思いました。

来週にでも早速弁理士の方と話をする方向に動きます。

下記は、それ関連の最近出た本です。結構分かりやすかったです。


2017年5月20日土曜日

医師の出張戦略 6 シンデレラのように(シンデレラ効果) 自宅に帰る前に手を打とう

もう日本整形外科学会も終盤戦ですかね。自分は帰ってきてしまいました。
でも、この帰ってくる前に、

・ある先生と面白そう且つお金になりそうな話、一緒にやりましょうと誘ってみた。
 一方で誘われた。

・ある企業のブースにある企業の方をつれていき、全体の流れを改善できないかの
 相談をアポなしにやってみた。一応建設的な話ができ、問題点の抽出、優先づけ
 早急にやってほしい点を明確に伝えられた。

2017年5月12日金曜日

国の支援事業で、特許を国外に移行!!

ひさびさタイトルにある破天荒っぽい記事がかけます。 といっても詳細は、また表の自分ホームページに載せたいと思います。

かれこれもう2年前になるのですが、ある整形外科手術で役立ちそうな器械を開発して特許を出願しました。しかもこの構想自体はそれより3年前の5年前です。

特許の戦略は、自分のアイディアを守るために非常に大事な行為です。そしてどうせ出すなら、また市場を考えると国際特許PCT出願をしたほうがいいと思いそれを行いました。

詳細は、”PCT国際出願制度の概要” をご覧下さい。
要するには、出願自体を一回しておくと、各国ごとで特許の出願、申請をしなくていいような制度になります。でもって、それをしていても、それぞれの国の特許を取りにいくって言う話になると、各国への移行手続きをしないといけない、という少しややこしい仕組みを通らないといけません。

今回、市場を考えてアメリカに出してみたい(思い出づくりに出してみたい)、
という希望があったのでなんとなくそういうステップに来てしまいました。

ところが、出願をするより、移行の手続きは桁が一桁かわるくらいお金がかかるということだったので、大学からでは無理だろうという話になっていたので、そんな支援を受けられる、国のある独立行政法人の支援制度を利用してみようということになったのでした。

構想の着想から実行に移す際に、転職もしたことも手伝い、開発自体も難航を極めました。そんな機械を作るのにだれにあたればよいかわからなかったのです。
従来ある器械を利用してもなかなかできない。思うようにできない。
ならば特注するしかない。ということで会社を探していくことになりました。
でも、なかなかそういった会社見つけるのにも容易でなかったです。

そうこうして見つけるのに半年くらいかかったと思います。
なんとなく計測できる器械を作ってもらい、ためしに計測できるように
なってから、模型で試して、そのあと臨床でも試しました。

そんな中、海外でも新鮮屍体骨で計測できる機会をうかがい、ようやく昨年それを
達成。という状況で
ようやく今回のことにつながりました。

わざわざ海外にいってまで研究活動をしていることや、直接海外のメーカーにコンタクト
しているということが良かったのではないかと思います。

でも、いろいろやれることはやったのですが、それでもぎりぎりの採択だったそうで
本当支援してもらうのは(無償ですから)、難しいと思いました。

でもこれによってまだもう少しこのプロジェクトをつづけていいという許しが出た
気がしました。

もう少しがんばりたいと思います。




2017年4月7日金曜日

AAOS・ORS 2017などの国際学会の有効利用 ⑧ 展示企業とのコミニュケーション

企業展示は見るだけではもったいない、最大限の利用を!
が自分のスローガンで、よく話題にしております。

今回AAOSで行ったゲリラ的売り込み営業、と比較してORSでは
マイルドながらもそういった機会に参加しました。

1つはハンズオンセミナーです。
人気のセミナーで申し込みが学会時には締め切られておりました。
このセミナーは10年くらい前にも受けたことがあります。
行ってしまえば医療工学にフィットした3D CAD関連のソフトウエアのセミナーなのですが、かなり進歩していました。
やっぱりリーディングカンパニーであると思います。

3Dプリンタの可能性を最も感じられる企業で、
会社の方と話して知った計画としては、
大規模病院にそういった関連施設(たとえば研究所扱いで)を併設させ、
病院ごとにそういった製造を任せるようなシステムの構築を考えているようで
当然なりうる話かもしれないと思いました。

もう一つはバイオ3Dプリンタの企業。
これはまだ自分が勉強の身なので1つ1つしょうもない質問にも答えて
もらいました。
企業というのは、やっぱりその商品に興味がある方には
やさしいという気がします。つたない英語使いの最大のチャンスです。
次の実験についてのアドバイスをもらうことができました。
それに必要なソフトウエアのデモも直接見ることができました。

ヨーロッパのスタートアップ的会社ですが、すでにシリコンバレーに
オフィスを構えるようになっていました。資金繰りがうまく行っているのでしょうか。
”そこにはすべてがある!”と若いCEOが言っていました。
勢いを感じることができ、大変興味深かったです。

が、自分はこういったセンスは、能力も含めて持ち合わせていないと思いました。
もうアラフォーのシニアですし。

でも情報収集のスピードは比較的早い方かと思い、アーリーアダプターとしての
活躍の可能性はまだあるかもしれないなと思っています。

この学会シリーズはとりあえずこれで終了します。


2017年3月31日金曜日

AAOS・ORS 2017などの国際学会の有効利用③ Technology Theater 各論 あなたの患者のためにあなたの製品アイディアを市場へ

ほぼ直訳ですが、
自分にとってはとてもいいセミナーがありました。
正式なタイトルは、
From the Abstract to the Operating room:
Bringing Your Product Idea to Market For the Benefit of Your Patients

です。
一般的な学会の目的である研究成果報告の抄録作成、学会発表もいいけど
患者の利益になることをしてみては?つまり何かしらの製品アイディアがあるなら
それを市場化させるべきだというような内容でした。

それにはもちろん知財のことを知らないといけないし、
どういったアイディアが商品となるのかなど基本的なことを把握しないといけないが
特許を押さえてアイディアをうばわれない状況にあるのなら、ぜひ
このAAOS会場のExibitorになったらどうか?みたいな
話にとても感銘を受けました。

他、面白かった点は、COI(利益相反)に対するとらえ方。よく、企業とはかかわりのない研究の場合、この研究のコンフリクトはありません。とか述べるし、そのほうがいい研究に見られがちであるが、そうでなく、ぜひ、COIで述べることができるような研究をしてほしいということでした。企業とつながっていることイコール、公平な研究でない、というとらえ方でなく、もう市販化への道が進んでいると示すことができる、と
捉えることができるというわけです。

思い切ってセミナーで質問もしました。

アイディアはあるし、特許の手続きも済んでいるけど
それを市場化していくためのチーム編成で苦労していることを
伝えました。

セミナー後も直接話をすると、その先生も昔若い時に同じような経験もあるそうで
作成した製品をみんなにみてもらう(展示をする)ということをして、少しずつ
経験値を増やしていったようでした。

そのセミナーでもいっていたのですが、AAOSで展示をすることは
12000人の整形外科医にみてもらうことができるし、
1500のヘルスケア会社に知ってもらうことができるまたとない機会であると
思います。
でも展示お金もかかりますし。ということで、次の日ゲリラ的営業を行うことにしたのでした。

2017年3月27日月曜日

AAOS・ORS 2017などの国際学会の有効利用② Technology Theater 各論 自分ブランド戦略

前回説明しました、AAOS学会で参加しました、Technology Theater 各論に入りたいと思います。

自分ブランド戦略と書きますとなんのことか、ですが、日本ではまだまだそんな流れがないとは思いますが、アメリカの大学を覗きますと、各医師が患者によって評価されている星マークを確認できます。どれだけ親切に対応したか、待ち時間がどうであったかなどの
総合評価によって医師が評価されています。

日本でもこんな時代が来るのではないかと思います。

いったんこういった一見すると外部評価に見えるけど、単なる患者さんの意見によって自分の評価が左右されてしまう現実を認識し、いろいろ対策するように、というのがこのセミナーの趣旨でした。

ホームページのSEO対策の如く、自分の名前で検索した場合、自分のオリジナルのホームページが一番にくるように対応することから始まり、患者からいわれない低い評価を受けた場合どうするかなどの対策についても説明があり、日本との違いを感じさせます。
低い評価を受けた場合というのは、書籍の評価と同じで、正しい高い評価を他で集めることをするとか、いちいち真面目に対応せずに(低い評価を消すということは出来るのでしょうが、評価しているサイトが病院とは関係ないフェアなサイトであるため、だめな評価だけ消せないそうです)、静観するように、とか、それでもだめなら弁護士へ相談など
こと細かい対応の話がありました。

やっぱりこういう能力も医師には必要なのだと再認識しました。が、実際どうでしょうねぇ、日本に根付くには、患者が他医師より多く集まるということに対するインセンティブが手術数増加だけでは、まだまだ時間がかかるように思います(一部歩合制になれば
給料に反映するなどのことがない限り、なかなか自己で対策する先生の割合は増えないのかもしれないなぁと思います。

2017年3月14日火曜日

やっぱり学会はコネクション作りと補強のためにある。と思います。

今年のAAOS、ORSは、サンディエゴであります。以前もかの地で開催されたのですが、調べてみるとちょうど10年前でした。時のたつのは早いものです。サンディエゴは、アメリカの中でも人気の都市の1つだそうで、”学会がサンディエゴであります”等と言えばとりあえずは、みんなにうらやましがられる、そんなところです。

やっぱりこの2つの学会は別開催されないほうがいいと思います。日本の整形外科医にとって、なんとなく言い訳が付く長い期間休める、年一回のチャンスではないかと思います。

今回の学会でも誘ったり、誘われたりで、いろんな医師、研究者、企業の方と会う予定にしました。新しく会う方は今回は少ないので、試練のようなものはありませんが、忘れ去られそうになっているつながりを補強したりする予定もあり、いっそうのワクワク感を感じてもいます。

日本の方であれば、”大変ご無沙汰しております、OOOOのOOOです”、
外国の方であれば、”I hope you are doing well"など 定型文章で初めて
それだけでもつたわりにくい場合は、以前のやり取りを文末に貼りつけたりして、
以前そんなやりとりしてました。などと説明すれば、例えしばらくとって連絡を
とっていなくても、キャッチしてもらえます。
日本の方と違って外国の方の場合、もう会社を辞めている場合もあって注意が必要です。
さらなる高みを目指して転職する方、独立する方がほとんどです。こういったことが
ないかどうかを確認するためにはLinked inを使用したりします。今回も自分の知っている
中で一番のキーパーソンはだれかを確認するためだけにアカウントを取りました。
昔は結構アカウントなしでも見れたと思いますが、最近は登録しないと見れないみたいですね。しかも、設定が煩雑で...。
役職なども書かれているので、キーパーソンもだれか発見しやすいと言えます。

2年くらい連絡をとっていなかったらまた、一人独立していました。もう10年弱の
付き合いになる会社でも、そのときどきでコンタクトする方は変わるのですが、
やめていったひとは片手で足りません。 

蛇足:
日本はいつまで終身雇用を目指すのでしょうか? 
自分も安住の地にいると思っていましたが、雇用先の仕組みがおおもと
でかわり、例えば契約更改制度を導入しようということになり、それによって
給料を下げられるリスクはあるということを、最近、お知り合いさせてもらっている
先生から聞きました。つまり、他を探した方がいいかもしれないという試練は、
早々にやってくる可能性があるのです。
やっぱり自分で稼げるようにならないといけないと思いました。

そんなときは、まず、そう、この本です。



2016年11月18日金曜日

整形外科関連の健康食品関連の研究に携わる 先の共著者の件

先日紹介しました、共著者の論文の件での研究は、健康食品に関する話でした。少し自分の研究分野をの枠を広げられたかなと思います。 

最近では、「プラセボは、プラセボであるとわかっていても慢性腰痛患者には、疼痛効果がある」ことがわかってきました。 リンク→日本語記事 、原著

健康食品は、薬物ほどの効果はないのですが、飲んでみると患者の苦痛が和らぐ事がわかりました。実際に携わってみないとこういったことはわからなかったので、非常に満足しています。


2016年2月3日水曜日

Academic heritage 研究室所属学生を学長表彰に推薦 

Academic heritageという言葉をどこかで見聞きしたので引用しましたが、出所は忘れてしまいました。 今回は、学術的遺産とでも訳した場合の記事です。

 現在自分の研究室に所属している学生に、学長表彰推薦の申請をしました。大学院生でなく、学部生4年、つまり卒業研究で所属するだけの1年のお付き合いの学生です。たまたま、「やる気のある学生であったので、3年生後半の仮配属のときから研究に携わってもらい、4年で日本の学会を口頭でしてもらい、それをブラッシュアップさせて学会へ査読論文として投稿し、採択された」という
ものです。 でも、調べてみると、所属する学科でもそんな学生今までにいないといわれ、次に学部できいても、聞いたことがないといわれ、学生課にきいてみても聞いたことがないといわれたので、
これは、手続きをしてもいいのでは?と他の先生に言われて申請することにしました。 前例がないので、いかに価値があるかを説明するのには少し交渉的手腕が必要でしたが、なんとか推薦候補者としてノミネートされました(どんな話し合いでも企業交渉の能力が要るとは思いますが)。

 医師の場合、所属しているところに入ってきた後輩医師を育てるということが、当たり前だという一方で、いやいやそんなことはなく、自分の専門を選択するかどうかもわからない後輩同僚に全力を注力できない、という意見も妥当と思います。今回のような教育分野での布石を残せるのは、自分のような立場のほうが容易に思いました。

交渉事関連は読み漁ってないので、なんとも言えませんが、
下記に1つ。


非 医学部での教員の活動については、以下が参考になります。

2015年7月10日金曜日

受託研究を獲得 きっと英語論文の効果です。

 今まで受託研究というのは、読んで字のごとくで、受託する内容が決まっていて、そういった企画を依頼されて行う研究と思っていましたし、実際にそういう形での受託研究の経験はあります。
 しかし、今回はダメ元で、自分のモチベーションや過去にこういったことで実績を積んできたということをアピールし、支援を依頼してみたところ、いろんな上の方の相談の結果、受託研究してくれることになりました。めちゃくちゃうれしかったです。

(2016年追記)
これは、やっぱり英語論文の効果、業績積み上げの効果であると思います。この生産能力が高いことは、一つの持ち味にできると思いますし、あのノーベル賞の山中先生も自著で語っています
(下記)。 受託研究は、一般勤務医でも遭遇できる経験の一つと思います。お金をもらえるということ以外には、ソフトウエアの貸与とか、実験支援、非発売品の使用とか多岐にわたりますが、いずれも経験してきたことです。またきっとなにをしたいかということを的確に相手に伝える実行力、
プレゼンテーション能力も必要です。


2015年6月18日木曜日

交渉力が上がったことを確信 学内Competitionでのできごと

   まだ最終的にどうなるかわかりませんが、今回大学内の比較的確率の低いCompetition
にトライすることにしました。まず学部内の選考で1位とならないと元も子もないのですが
強敵が現れてしまいました。勤続年数も、年齢も、業績(いや業績だけは同じくらいかも)
で上であり、主任レベルではその人を1位にという話が優勢だったので無理かと思いました。
しかし選考にはローカルルールが結構多く、根拠となるものもなかったので一度
当事者同士の対話のチャンスを作ることにしました。
 交渉では、以前本を紹介しましたように、今置かれている立場の確認、ミッションは
なにか?MaximumとMinimum目標の設定などが事前に必要になってきます。
また一見、2者択一のようなものでも、3番目の選択肢が常にあると思って話を進めて
いかないといけません。
 幸い話し合いの結果、ベターチョイスが見つかりました。もし、対話なしで、
公の場でで多数決、という取り決めにしていたら、当然、勝つか負けるかのみであるし、
勝っても負けても相手側と軋轢が生じそうです。まだしばらく同じ職場にいるつもりですので
無駄な衝突は避けたいところでした。最終的には、自分の方が圧倒的に大きい要素が
あり、比較的双方納得の上でこちらが優位な状態となり学部内の選考は終わりました。

今回の経験から、交渉力で話の流れが大きく変わることを実感しました。また、準備できる
ことはできるかぎりやっておく、そのおかげで、偶然運を引き寄せることができたのだと
思います。

(2016の追記)
 スムーズなクロージングをしたからか、今ではときどきお会いしたら話をすることまでできるようになったので、ネットワーク構築の観点からは、論破しなくてよかったと大いに思います。

2015年2月7日土曜日

海外臨床施設の見学は自分で開拓しよう 

 学会、講演会などで、今まで知らなかった手術手技を見聞きするのは、新鮮な気持ちになります。そういった時に、直接その手術が見学できるのであったら行ってみたい、と思ったらその先生のことを今まで全く知らなくても声をかけてみるべきです。
 行く予定を立てただけで、まだどうなるかわかりませんが、こういった試みは海外であっても通用するかもしれない、といった話が今回の話です。

2年前にとある施設で日本に導入されていない手術機器を見ることのできる機会がありました。いったん忘れていたのですが、日々の臨床で遭遇する患者様などを見ていて、そういえばそんな手術があったなぁと思いだし、俄然興味が復活してきた際に、思わずそのメーカー会社にメールしてみました。日本に導入されるのかどうか?今度こういった学会に行くから、その近くでそのデバイスの
手術している先生がいたら教えてほしいのですが?と聞いてみました。

すぐ連絡があって、近くの医師を紹介してくれました。今のところ日本未導入で検討もしていないそうなのですが、いずれ導入されるのではないかと勝手に思い、そのために先行してなにができるかを研究とかできたらいいなと思案中です。

2014年9月24日水曜日

「医師は最善を尽くしているか」という本が目に止まった、OEM関連のKOL活動

 今週から新学期になり忙しくなるかと思っていましたが、いろいろあって拍車がかかっています。タイトルも何かいているかわかりませんでしょうが 追って説明していきます。
本の内容と後の頭文字群には共通点はないのですが、今回はあえて混ぜた内容です。  

 頭文字をとって呼ぶものとは、業界が違うと全く知らないなぁという事を痛感しています。OEMは最近知りました。Wikiによりますと、「OEM(オーイーエム、英: original equipment manufacturer)とは他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業である。」となります。こういったことにKOLとして 会議に参加してきました。会議の方法は、英語カンファレンスとFace to Face会議のMIXでした。KOLはこのブログの自己紹介に書いてあります、Key Opinion Leaderのことで、日本語では有識者とかなるのでしょうか。
 OEMが行われる場合には、提供する会社と提供される会社の交渉というのがあると思うのですが、それが行われる前段階でのKOLとの意見聴取という感じの内容でした。こんな活動のために半日つかってバタバタし何時間もかけての移動とかしていると、この活動はどれぐらい役に立っているのかわからなくなりました。医師として臨床活動、研究活動したりの方が明確ですから。  

 そんなとき偶然見つけた本が「医師は最善を尽くしているか」になります。もう1年前のものでした。 出版社のサイトで書かれているものは、 

”「人々は医師の仕事を孤独で知的な作業だと思っている。しかし本当のところ、医学を正しく行うことは、頭を使って難しい診断をつけるようなことではなく、スタッフ全員にくまなく両手を洗わせるようなことなのだ」 医師の仕事とは正確な診断をつけたり、手術の技術的な腕前を磨いたりすることだけではない。組織、金銭的コスト、医療システム、そしてスタッフや患者の家族など、さまざまな要素が混在するなかで医師は専門家としての結果を残さなくてはならない。本書に描かれるのは、そんな医療現場のやりくりの物語である。”

 と書いてありますが、医療現場の生の状況がわかること、米国の話であってシステムが異なるのに、意外と苦労する点はメインでない雑多のことであることが、日本の医療現場とも合致しとても参考になります。11個のエピソードの中では、医師だったのに弁護士として活動している医師の話が一番面白く読めました。保険の状況が米国と異なり、日本の医療は皆保険で高額な治療についての導入が難しく、米国のようだったらいいのにと思うこともありましたが、未払いの対応されるとダイレクトに収入減につながるという現状がわかったり、金のために医師になったわけではないというスタンスもクライアントの対象によってはものすごく対応を変えている医師の気持ちとか赤裸々に書かれてあったりして、様々なことが複雑に絡みあって医療というものは成り立っており、医師としての活動の多様性もあっていいかと最終的にはいいかと思えてきました。  
 他参考になったのは、あとがきに書かれいてる”医学生・研修医に勧める5つのこと”でしょうか? 1.筋書きにない質問をしなさい。 2.不平を漏らすな。 3.何か数えろ。 4.何か書け。 5.変われ。 とあって、特に5でしょうか? 「新しいアイデアに対する反応には3つある。」初期採用者(アーリーアダプター)か、後期採用者か、変化に抵抗し続けるかだ。著者は、医師は常にアーリーアダプターになるよう助言するっていうところも自分の活動を許容してもらえる気がしました。

2014年9月1日月曜日

整形外科も健康・福祉機器に開発に取り組む時代?

 先月お伝えしたようにリハビリ関連の企業と共同研究することになりましたが、別にこれは今いる立場が研究職ということでなくても行っていいことだと思います。むしろ通常の臨床に従事されているほうが、実際の患者様と接した結果起こったニーズであることを伝えることができ、企業の方も前向きに検討しやすくなる可能性があります。
 また、どんどん高齢社会になっていく日本において、整形外科の役割というのは増えていくだろうし、患者だけでない一般の高齢者に対して健康について指導すること、福祉との関わりが増えていくであろう可能性があります。
 こういった時に以下の本を発見しました。

10年くらい前の本なのですが、健康・福祉関連のアイディアを具現化させていく上で、かなりいい本だと思います。まず目指すべき分野というのがいくつかあることを呈示して、その分野ごとに今後こうなっていくであろうという見込みのもと、どういったニーズがでてくるか、そうした場合どんな機器が必要になって来るかが説明されています。またいちいち事例が盛り込まれており、製品開発の経緯がわかる点も大変参考になります。678ページという大容量ですが、そういったことに興味のある先生は持っておいてもいい気はします。
(下記のアマゾンで調べてみると、定価2万くらいなのに中古だったら安く購入できるようですし、びっくりしたのは、保存状態がいいものは7万くらいまで価格設定がされており、お宝扱いなのかもしれないと勝手に思いました)






2014年8月22日金曜日

大手リハビリ関連の企業と共同研究を行うことになりました。

 今月の大きい収穫の一つで、リハビリ関連の企業と研究に関してコラボレーションをすることになりました。と言っても商品開発とかではありませんので金銭的なメリットはありませんが、自分の中で新規研究分野を開拓していく際のアシストにはなり得ると思います。たまたま研究会でお話しさせてもらった企業の方に話をもっていき、実際の内容を大学でプレゼンするということをしたのですが、いい方向に進みそうです。ちょっとした従来システムの改良といった提案ですが、コラボレーションのバリエーションを知ることができ良かったと思います。

英語でオンラインカンファ(Conference Call)行いました。

 望んだわけではありませんが、先日英語でカンファレンスを行いました。それについて気づいた点を書いていきます。
 常日頃訓練した方がいいとは思いますが、なかなか英語の練習などというものはよっぽどでない限りできません。楽天のような会社のように、いきなり公用語を英語としない限り無理だと思います。英語で話さないといけない環境をいつもの日常にいれこむということをどのようにしたらいいのでしょう?
 通常、メールでのコミニケーションを望んでいるし、きちんとした回答をしたいとか理由にそういう状況になりそうでもかわしていましたが、断りきれない状況がありました。共同で研究をすすめている海外の会社からメールがきて、近日中に行いたいという趣旨ともう日にちも決められていました。
緊迫感があったので引き受けたというわけです。
 内容としては、その会社と別の会社でなにか提携する可能性があるが、もし提携した場合に協力が必要となると思うので、まず提携する前の段階の協議の場に参加してもらえないかという話でした。不確かな段階の中のさらに不確かなことへの協力の可能性を聞かれたので、メールとして文書に残したくなかったのかもしれないなということ、協議の場の日にちの調節としてあまりゆとりがなかったこともあって電話で速やかに確認をしたかったのかもしれません。
 他、状況把握的なやり取りをして終わったので、時間としては30分程度なのですが、かなり緊張しました。わかりにくかったことを聞き返したりしなかったらもう少し短い内容であったとは思います。
 こんな状況、普通はないかもしれませんが、インターネットで見つけた役に立つものを紹介します。

IBMの「テレコン英会話小冊子」

上記のキーワードで検索するとすぐ出てくると思います。薄いものですが、結構、実践で役に立つ文章ばかりであったので非常にためになります。


「超録 パソコン長時間録音....」という名前のフリーソフトウエアで、やり取りを録音できるので、英語の演習に使えるかもしれません。私も直前にダウンロードして、インストールをして後は録音ボタンをおせばいい段階であったのに、向こうからSkypeコールがあったので焦ってしまい、ボタンを押すのを忘れて、なにも録音できませんでした。

久々、社会人の英語の状況をネットで調べてみると、楽天はTOEIC800点が必要だったりするようだし、日本以外のアジア圏の国では英語の勉強はさらに需要が高まっているという時代のようです。

2014年1月2日木曜日

動作解析ソフトウエア会社のセミナーに参加する 急に檀上に上がれる?

 これも先月の話ですが、とある動作解析ソフトウエア会社のセミナーに参加してきました。
整形外科医の端くれですから、“どのように人間が動いているか“についてはやっぱり興味
があるところです。海外で開発されたソフトというのは、日本では支社があることは少なく、
販売代理をする会社があってはじめて日本の市場にまわりますが、代理する会社
の選択によっては、もう販売をやめてしまうこともあります。そうすると、日本でユーザー
がいるのに、その窓口の会社がいなくなってしまうので、また別の会社が引き継ぐという形
をとることもあるみたいです。今回参加したセミナーの会社も、もとは構造解析等が専門の
会社であるのにこういった動作解析のソフトを前の会社から引き継いで担当するということ
になっていました。
  参加のメリットは直接開発ドクターが外国から来るということで話を直接聞けるということでしたが、飛行機の都合でキャンセルになっていたのです。当日キャンセルのメールが届きました。内容は当日予定されていた講演のスライドを内容のわかっていない代理会社の方が説明をするということになりました。わざわざ遠方からきているのにと思いましたが、折角の集いで無駄にするわけにはいかないという気持ちが働きました。なのでセミナーが終わった後、勝手にみんなの前に立ち(小さなセミナーでしたので)、せっかくなのであいさつさせてほしいという旨を伝え、数名の方と名刺交換させてもらいました。単に動作解析といってもいろんな分野の人が集まっていることがわかりました。例えば、乗車・降車といった動きを安全面から解析する、という感じで、通常だったら絶対あっていないような方とも知り合いになれました。もう一つ、チャレンジとして代理会社の方に対しても、双方にメリットのある取り組みがないか、あればやっていきたいというような提案をしました。年末頂いた感触では未定ですが、Positiveな方向にもっていけそうな気がします。

(2016年追記)

これは、いいところまで行きましたが、収穫のなかった試みです。
会社が遠いということと、実際にこのユーザーではない事があると
思います。このユーザーになるというのが企業とつながるきっかけの
一番のキーかと思います。

2013年9月4日水曜日

企業主催カンファレンスでCEOにご飯ごちそうになる。

 以前の記事(2年前の8月頃)である会社のKOL(Key Opinion Leader)である話はお伝えしましたが、特になにかしてもらったということもなく日々過ごしておりました。その会社のカンファレンスがあるっていうことだったので行ってきました。これはおよそ1,2年に一回なんらかの形であるようで、今回は「東アジアの」みたいな接頭語がついていたこともあり、韓国の企業、研究者も来て、日本語、英語、韓国語、3か国同時通訳っていう自分にとって初めての機会でした。プログラムをみると本社の社長も来るようでした。この方と会ったのは、4,5年ぶりになりますが、お昼休憩に話かけに行くと覚えてくれてました。ついでにお昼一緒にどうですか?といわれ日本人らしくなくついていきました。昼食でしたし、厳かなものではなかったけど覚えていてくれたことがかなり嬉しかったです。今後の会社のビジョンもきけたのはよかったです。自分のプロジェクトがなかなかうまく行かないこととして、外資系整形外科企業が以前よりパワーを失っているないし、新規開発投資に慎重という感じ、という残念な報告も聞きました。タイミングの波はくるのでしょうか?それまで灯を絶やさないようにしなくてはと少し思案中です。