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2015年2月21日土曜日

海外臨床施設の見学は自分で開拓しよう。続編 ”おまけがついてくるかもしれません”

 前回の海外臨床施設見学の事でで調子にのり、今度は別の海外研究施設にもコンタクトとってみました。お返事が来るまで時間かかっていたので、やっぱりダメだよな。と思っていましたが、結果的にはOKでした。返事が来るかどうかについては、全く関わりがない場合、きっとだめなのかもしれませんが、メールの文面で特に印象付けられる何かが含まれていれば、了承してくれるように思います。 この辺りはまた別の機会にまとめたいと思いますが、昔、日本医事新報ジュニア版で、”ある医師が、臨床留学をする際に、研修先を見つけるのに、100通手紙出した”っていう記事を読んだことが、多分励みになっていると思います。その当時100通って大変だったと思いますが、いまなら、メールアドレス100個調べて一括送信できるかもしれません(さすがに宛名のことがあるのでここまでの横着はしたことがありません)。
 
 お返事頂いたのはいいのですが、ちょっとおまけがついていました。
「Would you be interested in giving a talk to our research group on your work?」です。要は来たときに何かレクチャーできますか?、ってことなのですが、できた方がいいとは思いますが、なかなかのハードルの高さです。 以前ある日本の施設の見学をしたいというときにも言われましたが、これは、研究室見学の際には、至極当たり前のやり取りなのかもしれないと思いました。 行った際にコミニュケーションをするときに比較的短時間で自分がどんな奴であるか印象づけることができるようにも思えて少し頑張ってみる気になっています。


2015年2月7日土曜日

海外臨床施設の見学は自分で開拓しよう 

 学会、講演会などで、今まで知らなかった手術手技を見聞きするのは、新鮮な気持ちになります。そういった時に、直接その手術が見学できるのであったら行ってみたい、と思ったらその先生のことを今まで全く知らなくても声をかけてみるべきです。
 行く予定を立てただけで、まだどうなるかわかりませんが、こういった試みは海外であっても通用するかもしれない、といった話が今回の話です。

2年前にとある施設で日本に導入されていない手術機器を見ることのできる機会がありました。いったん忘れていたのですが、日々の臨床で遭遇する患者様などを見ていて、そういえばそんな手術があったなぁと思いだし、俄然興味が復活してきた際に、思わずそのメーカー会社にメールしてみました。日本に導入されるのかどうか?今度こういった学会に行くから、その近くでそのデバイスの
手術している先生がいたら教えてほしいのですが?と聞いてみました。

すぐ連絡があって、近くの医師を紹介してくれました。今のところ日本未導入で検討もしていないそうなのですが、いずれ導入されるのではないかと勝手に思い、そのために先行してなにができるかを研究とかできたらいいなと思案中です。

2015年2月6日金曜日

英語論文 作成のための英訳サービスの効果

 少し前の話ですが、自分の上司にあたる先生方の英語論文の量が多く、本当は書いていなく英訳サービスを使っているのではないか?ということを聞かれたことがあります。当然使用していなかったと思うのですが、今回初めてそういったサービスを使ってみました。

「”自分の仕事を、お金で買うことができるか”、という問いに答えたのです。」、と言いたいところですが、そんな理由からではありません。大学の研究費執行の都合上、予算項目の変更ができないため、英文校正に結構な額を用意したが、比較的安価な会社を見つけたため、かなりの額あまってしまった。というのが本当の理由です。
 年度内に執行しないといけないという時間的にも非常に苦しい状況でしたので、和文ですら完璧でない状態でお願いをすることにしました。

 翻訳者、クロスチェッカー、ネイティブチェッカーの三段階が英訳のフルサービスで、この場合だと一文字20円くらいになります。自分の英語を直すため、英文校正をする場合に必要な額は論文1本で5万ほどとしますと、それより1.5倍くらいはするのではないでしょうか。だけど、Google翻訳みたいな、単語同士の訳ではなく、一文ごとで意味をくみ取って訳されているようだったので、たのんでもいいものだと思いました。
 
 ただ金額の問題があって、ここに使うなら他になにかを購入できるという研究費であるなら、そうしたいので、やっぱり英文少しくらい書ける能力はあったほうがいいと思いました。