この"破天荒を目指す整形外科医のブログ"は、 "大学院で研究"、"海外留学"、”サブスペシャリティを極める”といった、ありがちな医師のキャリアを比較的順調に進み、 進んだ後何をするか、どうするか等のこれまたありがちな問題を打破するため、作者が破天荒なチャレンジを続ける医師のブログです。ちなみに”破天荒”は「無茶苦茶な」とか、「豪快で大胆な」とかいう意味は全くなく、「だれも成し得なかったことをすること」という意味です。医師の第3のキャリアパスの1つとして、非医学部大学教授をしながら臨床活動も継続するという立場にあります。 ブログ内容は、主にはキャリアデザイン、英語論文、日本にいながらの海外展開、イノベーション関連が中心です(でした)。
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2012年6月3日日曜日
世界規模で”世間は狭い”を体感。先週行った先進技術での話
先週、革新的手術医療機器を2週間借りられる機会に恵まれ(といっても交渉しての話ですが)、従来使用しない方法でその機器を用いて手術を施行しました。まずまずの精度、正確性を体験でき、これを低侵襲手術に応用できないかなぁと思いました。簡単に言うと内視鏡をガイドするようなものに使用できたらと思ったのです。内視鏡というのは小さい皮切での手術を可能にするし、視野は肉眼より細かくできますから精密な手術が可能なはずです。でもその作業をしている場所は本当に術前に捉えたところなのかどうかについてはわからないのではないかなというのが私見です。GlobalとLocalの両方が必要と思います。そのGlobalな位置を把握するのに役立つかと思っていたのですが、最近publishされた論文があって、と見せてもらうと、以前共同研究を持ちかけてきた外国人医師(3月17日の記事)の論文でした。かなりマニアックな事なので、すでにやっているだけすごいのですが、知っている人だったなんて! 世間狭いなぁと思いました。
早速、その医師に賞賛のメール送ると、喜んでそうなレスポンスもらいました。刺激多き方を知り合いに持つことができ幸せです。油断するとすぐ忙しい日々に忙殺されそうになりますが、こういった方のおかげでもう少しやってみようという気にさせられます。
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