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2015年6月18日木曜日

交渉力が上がったことを確信 学内Competitionでのできごと

   まだ最終的にどうなるかわかりませんが、今回大学内の比較的確率の低いCompetition
にトライすることにしました。まず学部内の選考で1位とならないと元も子もないのですが
強敵が現れてしまいました。勤続年数も、年齢も、業績(いや業績だけは同じくらいかも)
で上であり、主任レベルではその人を1位にという話が優勢だったので無理かと思いました。
しかし選考にはローカルルールが結構多く、根拠となるものもなかったので一度
当事者同士の対話のチャンスを作ることにしました。
 交渉では、以前本を紹介しましたように、今置かれている立場の確認、ミッションは
なにか?MaximumとMinimum目標の設定などが事前に必要になってきます。
また一見、2者択一のようなものでも、3番目の選択肢が常にあると思って話を進めて
いかないといけません。
 幸い話し合いの結果、ベターチョイスが見つかりました。もし、対話なしで、
公の場でで多数決、という取り決めにしていたら、当然、勝つか負けるかのみであるし、
勝っても負けても相手側と軋轢が生じそうです。まだしばらく同じ職場にいるつもりですので
無駄な衝突は避けたいところでした。最終的には、自分の方が圧倒的に大きい要素が
あり、比較的双方納得の上でこちらが優位な状態となり学部内の選考は終わりました。

今回の経験から、交渉力で話の流れが大きく変わることを実感しました。また、準備できる
ことはできるかぎりやっておく、そのおかげで、偶然運を引き寄せることができたのだと
思います。

(2016の追記)
 スムーズなクロージングをしたからか、今ではときどきお会いしたら話をすることまでできるようになったので、ネットワーク構築の観点からは、論破しなくてよかったと大いに思います。

2015年6月16日火曜日

国外ベースのAWARDに応募

   国内ではこれまでに「~受賞」という経験がありますが、海外は一つもありません。
なのでダメでもともとの気持ちで1つ応募してみました。これはあるコンピュータ
ソフトウエアを使用した研究全てが対象なので、医療分野に限定されません。なので
獲得のチャンスはほとんどないのかもしれませんが、他分野の情報を吸収するチャンス
となり視野が広がります。またどのくらいの時間で仕上げるかの時間配分の
トレーニングには役に立つと思います。新しいことをしようかと思う場合、なにかを
犠牲にする必要があるかもしれませんが、犠牲にしたくない場合は、生産性を
上げるしかありません。

2015年6月14日日曜日

微笑みの国から留学生来日


 こんな交流することになるとは思いませんでした。同じ学科内で退官された先生が
留学したことがきっかけで、向こうの大学のインターンシップの一環として、
5名の学生が学科に留学することになりました。いろんな理由でホストとなれる
教員はたったの5名ということがわかり、せっかくなので2週間担当させてもらう
ことにしました。
 病院でリハビリテーションを見学してもらうこと、またメーカの方にお願いして
整形外科関連のレクチャーを英語でしてもらうことなどの企画を立てました。

自分の研究室の学生にも積極的にまかせるように時間を組みました。英語が全く
話せない者もおりますが、刺激にはなるかなと思います。 自分にとってもこれほど
優勢に会話できるチャンスはないだろうなと思います。