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2011年12月31日土曜日

1年の締めくくり 今年できたことを振り返り

今年できたことを振り返ると去年より多くの経験をさせてもらいました。
・先進医療の立ち上げ    11/07/12の記事
・院内ホームページに載る
・受託研究として研究費の獲得 11/07/03の記事
・ある海外企業との交渉締結 ついでにキーオピニオンリーダーになる 11/08/01の記事
・英語論文掲載(11本目) 11/08/09の記事
・院内広報誌に載る
・招待講演
・病院で初めての手術実施 11/10/19の記事
・民間研究財団からの研究助成 11/10/15の記事
・コメディカルの研究指導
・レジデントの臨床指導 11/12/21の記事

などです。来年も新しいことにチャレンジしていく予定でおります。
が、目下年末ぎりぎりの仕事は、大掃除でもなく、年始の準備でもなく
研究所の年度末決算の準備です。

2011年12月21日水曜日

レジデント先生に執刀をまかせ、自分はスーパーバイズする

 今月自分の一番専門にしている分野の手術をレジデント先生に執刀してもらう経験をしました。今までも外傷の手術はさせていましたし、専門分野で言えば2つめに相当する手術はさせていました。が、今回の手術はその手術自体で術後に起こる合併症のリスクが大きく影響する手術でしたし、かつちょっとした失敗をリカバリーしにくい手術でした。関連施設でもなんとなく敷居の高い手術に位置づけられいていました。それでもさせてみようと思ったのは、自分でもうすでに100例程度経験してきたし、すこし上の立場で指導に回るという経験も必要かと考えました。術前の計画をいつも通り正確にしたことで特にトラブルなく手術は終了しました。これが、自分にもそのレジデントの先生にも糧になることを願います。

2011年12月11日日曜日

やりとりのある海外の会社からの粋な計らい

現在研究所の仕事として、ある海外の会社とやり取りがあるのですが、先日
そこから送られたものなかにチョコレートクッキーの小袋が入っていました。
なにかの間違いかと思い(緩衝材いれるときに誤ったとか)、
食べずにおいておいたのですが、次に送られたものにも入っていたのでさすがに
連絡しました。”召し上がってください”という返事でした。 そもそもこんな
ことしていいのかは別にして粋な計らいだなぁと思いました。

2011年12月4日日曜日

このブログの対象は誰か?あるビジネス本を読んで考えてしまいました。

ブログというは結局そのブログ作者の主観とか出来事を書いているに過ぎないことを改めて認識しました。感じ方は人それぞれであり、書いていることがためになる方もいれば、全くならない方もいるのだろうなと思いました。
 ときどきこのサイトの目的である破天荒をめざすためのヒントに本屋をうろつきますが、参考になるのがビジネス本といった類です。が、この種の本は往々にして単なる自己啓発の本であったりすることが多く、本当に参考になるのか、著者の教えの押し売りかで考えさせられます。
 今年前半で購入した本の中で比較的ためになった本に、「40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則」というのがありました。自分はまだ30代の後半であり、“定年退職した人の後悔は40代の過ごし方に集中している”とか書かれてあれば興味があって読んでしまいました。1万人以上の方に成功談・失敗談を聞きまくり、そこから導き出した「後悔リスト」とその具体的な解決法を50個にまとめています。自分がよかったとおもったのは、“第1章 この10年で何より大切にしたいこと”、“第3章 忙しいだけで終わらないために工夫すること”、“第4章 人生を左右する「人付き合い」で知っておくべきこと”とかで結構参考になることが多かったのですが、アマゾンのカスタマーレビューをみると、燦々たる酷評が多く正直驚きました。自分の感情と世間一般とこんなに乖離があるのかと思いました。しかし、そのレビュー見ていくと、同年代では好感色多く、来るべき40代への準備としては良い内容ではないかと書かれてあったのです。結局のところ、読む人の置かれている状況でその記事の印象全く違ってくる気がしました。それもそのはずで、10月頃に出版された姉妹本の「30代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則」には、直面して経験してきてしまったこととかが多く、あまり共感しなかったからです。
 冒頭の質問に対する回答としては、どうでしょう、まだ自分の経験年数に至っていない先生方とかになりますか。また多く見積もっても自分より7-8年上あたりまでかもしれません。なにかの参考になればと思います。



2011年12月1日木曜日

和雑誌の特集の原稿依頼を頂きました

 先月、ある雑誌の特集の原稿依頼がありました。といっても、その特集号の企画は以前の職場の上司なので、自分の実力ではないと自覚しています。特集のあるトピックに関して、第一人者的存在として読者に説明できる機会を得ることができたのは、非常にラッキーなことかと思います。 自分の知識の整理にもなる結果自分の成長につながります。最近読み返した本に書いてあったことを引用させてもらっただけなのですが、仕事と自分の成長がポジティブなフィードバックがかけられる関係であることが大切ということがわかります。本の最初辺りに書かれてあったのを読み返したときに気づき共感しました。
下記の本です。本の中身は“研究者として仕事をすべき10の原則”の説明で、ビジネス本のような構成ですが、まとめると上述の、「仕事」⇔「自分の成長」になると思います。



 また今回のこういったイベントから考えるもう一つの気づきとしては、「医局」という体制もメリットが残っているのではないかということです。今年、医師のキャリアチェンジ(簡単に言うと転職か)についての雑誌「ジャミックジャーナル」が「DOCTOR’S CAREER Monthly」(ドクターズキャリア マンスリー)に改名・リニューアル・新創刊しましたが、そこにも初期研修医の医局離れもあったが、後期研修医が終わる段階では、それ以上のキャリア構築のために医局の再評価の時代が来ている、というような記事がありました。理想は上手に利用することだと思います。今後は「医局内」・「医局外」評価を同時に構築していく必要があると思います。