結構いろんな施設訪問が自分なりにできていると思っていましたが、やっぱり上には上がおります。その紹介をさせてもらいます。
だいぶまえにこのサイトでとりあげました、
「博士号とる?とらない?徹底大検証!―あなたが選ぶバイオ研究人生」
の作者の先生、白楽ロックビル氏です。御茶ノ水大学名誉教授先生です。
その先生が作成されるホームページ偶然発見しました。
タイトルもそのままで「世界の大学、研究所」となっています。
35か国 56大学 16研究所 という膨大な数字です。
サバティカル半年で、26大学6研究所というのも圧巻です。
詳細なレポートがあったりします。
嬉しかったのは、上記の本を書いた氏に再会(再遭遇?)できたこと、
また、あまりに嬉しくメールしてみると、すぐ返事を書いてくださり
”隊員”と読んで頂いたことです。(このサイトはよく見ると、
宛先が世界の大学・研究所調査隊本部となっているからです。
次検討しているところの写真が豊富にあり、とても参考になりました。
上の本も面白いので、医師初期の方にはお薦めの本です。
この"破天荒を目指す整形外科医のブログ"は、 "大学院で研究"、"海外留学"、”サブスペシャリティを極める”といった、ありがちな医師のキャリアを比較的順調に進み、 進んだ後何をするか、どうするか等のこれまたありがちな問題を打破するため、作者が破天荒なチャレンジを続ける医師のブログです。ちなみに”破天荒”は「無茶苦茶な」とか、「豪快で大胆な」とかいう意味は全くなく、「だれも成し得なかったことをすること」という意味です。医師の第3のキャリアパスの1つとして、非医学部大学教授をしながら臨床活動も継続するという立場にあります。 ブログ内容は、主にはキャリアデザイン、英語論文、日本にいながらの海外展開、イノベーション関連が中心です(でした)。
ページ
2015年5月14日木曜日
2015年5月11日月曜日
海外研究施設訪問雑感
今年年初の試みで書きました、海外研究施設訪問について先日1つ行ってきましたので、気になった点を書きとめます。どなたかの先生の参考になればと思います。
日時決定
今回のようにフリーでアポイントを取って進めていく場合、時間決めからしないといけません。これは日本においてもそうですが、多数参加の場合、かなり煩雑になります。参加(今回の場合“面会”を意味します)してくれるかどうかもわからない状況の中、全員の先生をCCして決めていく必要がありました。最初は高望みし、相手側が調節してくれるのかと思っていましたが、反応が遅い場合は、こちらで決めていくしかないように思います。面会したい先生を日にちごとに分け、およそ1時間単位でお話しさせてもらうようメールしました。そうするとようやく都合の悪い先生からもコンタクトが入るようになり、微調整するだけでなんとかスケジュールを決定しました。どれくらいの時間割いてくれるか、また決めておいて話すことなかったらまずいなとか思うと時間設定もできませんが、
面と向かってのお話しの場合1時間くらいが適切でないかなと思いました。
面会での内容
上の話につながりますが、スケジュールしていく際に、どんな感じのことを話したいか
決めておくのは一案だと今回思いました。もちろんフリーで話が進みますので、それどおりにはならないかもしれませんが(向こうが話したことで聴きたいことがでてくるから)、
最低限話をしておきたい、聞いておきたいことを決めておくと話の進行を修正したりするときや、あっ少し間ができてしまったなというとき安心して取り組めると思います。
失敗したこととしては、なにかはなしたいことまですらすらいえないから書かれた書類でなんとかしようと思っていたのですが、そんな資料を見る時間がありませんでした。こういったときに役立つのはスマートデバイスなのでしょうが、自分はPCしかもっていかなかったので、その辺は苦労しました。聞きたいことを英語で言えるようにしておいたほうがいいと思います。要は準備はかなり前から必要だと思いました。でもただでさえ通常日常も忙しいはずなので工夫が必要かと思いました。
話をしたい内容ではないが押さえておかないといけない内容
自分が何者であるかの自己紹介、もし事前にCV送っていたって、みてはいないことのほうが多いと思うので凡そのヒストリーは伝える必要があると思います。興味がある分野、なんで興味があるか、今までその分野でなにしてきたか等
同じ専門の分野の先生と話をすることがあるとき、手術件数とかが話題になることありますよね?そういった数字も記憶しておかないといけません。また所属している大学の規模、学部数、各学部学生数を聞かれたり、はたまた住んでいる地域の人口規模とかも聞かれることがあるのではないかと思います。これらは日本語での表現と異なりますので(1万と言わず10千となること等)一度でも口に出しておくといいと思います。
トーク
行く前にセミナーをお願いされていたのでこれを作成するので精一杯でした。しかし
作っておけば、またのとき役立ちますので、そうやって効率を上げていくしかないのだと
思います。0から1は大変ですが、1から2は少し楽なはずです。今のところは与えられた時間が決まっていてそこに何個か自分のやってきたことを詰め込むことをする方法で
行っていますが、時間調節も数を調節すればいいので便利かと思います。
また、依頼されたテーマ+αが喜ばれる気がして、直接そのテーマに関係なくても
今取り組んでいる研究の話を1-2枚紹介するのは、メインテーマがぼやけない程度でありいいように思いました。
いろんな質問があり、わからないこともありましたが、そういった経験を重ねていくしか
ないように思います。
展望
どこかにExchangeの拠点を自分で作ってみたいとは思うのですが、英語環境に自信をもって送り出せる環境が日本では作りにくいというのが越えないといけない壁かもしれません。今回も留学関連の話も打診してみました。これについても事前準備が必要だと思いました。しっかりした結果を残すには、そのための計画が大事であり、ここではそういった受け入れのためにはまずはProposalの作成をするよう指示するということがわかりました。行かないと実際はわからなくても、得られる情報を基に実現可能なことかを判断し、計画まで立てていく必要があると思うと、なかなか大変なことであると思いました。
その他
今回自分でコンタクトして行けたことには満足しています。しかし、もともと所属していたところでの活動などを評価してくれたことなどが影響したと考えられ(つまり大きな流れの一存在として認識してもらったので)、ぱっと連絡してさっと見学にいけるという事は普通ではあまりないのかもしれません。
2015年5月8日金曜日
"待ちに待った瞬間がついに日本にやってきました…"だそうです。英文出版会社の雑誌1か月購読無料の話
”待ちに待った瞬間がついに日本にやってきました…”とは大げさな話だと思います。メールの件名がそうなっていました。
比較的大手のアカデミックジャーナル出版会社の、テイラー&フランシスがこの5月だけですが、
出版雑誌すべてを無料購読にしてくれるそうです。
オンラインでアクセスし、読みたい(ないし読みたいかもしれない程度でもいいのではないでしょうか)雑誌にアクセスしPDFで落とせるようになっています。先に登録が必要ですが、
アクセス先
https://www.tandfonline.com/action/registration/
その会社からのメールにもありますように、5月は検索月間にしてもいいかもしれないです。
比較的大手のアカデミックジャーナル出版会社の、テイラー&フランシスがこの5月だけですが、
出版雑誌すべてを無料購読にしてくれるそうです。
オンラインでアクセスし、読みたい(ないし読みたいかもしれない程度でもいいのではないでしょうか)雑誌にアクセスしPDFで落とせるようになっています。先に登録が必要ですが、
アクセス先
https://www.tandfonline.com/action/registration/
その会社からのメールにもありますように、5月は検索月間にしてもいいかもしれないです。
2015年5月6日水曜日
英語論文を書くメリット 世界の誰かが自分の活動に気づきます。
昨年採用されて、最近Publishされた論文に対して、知り合いの外国の先生から連絡が届きました。 御世辞でしょうがExcellentだとか書かれていました。おそらくその方の論文を引用していたからなのでしょうが、特にその先生に、この論文のことを伝えていませんでしたのに、20歳ぐらい上の先生から連絡を頂くのは嬉しいものです。日本人先生どうしでも、その方がどんな論文を書いているか気にして、こんな発表していましたねという話をすると喜ばれるので、この辺りは万国共通の話かと思います。
論文がPubmedに載らないものであると意味がないかもしれませんが、Pubmedに載る論文の中で、その載らない論文を引用するということで、そういった論文でも輝くチャンスが与えられます。もう一つついでに言いますと、日本語の論文なのに、雑誌名が英語だったりすることから、その論文を引用している先生もおります。「Oip OoinO」です。こんなの引用するか、とか思いましたが、今や電話帳サイズになったこの学会誌を利用できるなら利用してもいいかもしれません。
誰かが自分の活動に気づいてくれるというのは、仕事のやりがいにはなるかと思います。
(2016年 追加)
下記が今まで読んだ英語論文作成のための本で一番効果があったと思われます。是非一読を!
論文がPubmedに載らないものであると意味がないかもしれませんが、Pubmedに載る論文の中で、その載らない論文を引用するということで、そういった論文でも輝くチャンスが与えられます。もう一つついでに言いますと、日本語の論文なのに、雑誌名が英語だったりすることから、その論文を引用している先生もおります。「Oip OoinO」です。こんなの引用するか、とか思いましたが、今や電話帳サイズになったこの学会誌を利用できるなら利用してもいいかもしれません。
誰かが自分の活動に気づいてくれるというのは、仕事のやりがいにはなるかと思います。
(2016年 追加)
下記が今まで読んだ英語論文作成のための本で一番効果があったと思われます。是非一読を!
2015年5月1日金曜日
また新しい話が外国から。リモートでセカンドオピニオンする話。
最近では、よくオンラインの雑誌の会社からEditorial Boardになってくれませんか?というメールが届いたり、学会の講演の依頼のメールがあったりして、慎重に判断しないといけない状況になっています。
その中で比較的斬新で聞いたことのなかった話がありましたので、その紹介をします。
臨床的アドバイスをオンラインのFace to Faceで行うという仕事のようです。メールにかかれたリンク先いきますと、一般以上のQualityのサイトだったりします。今、世界中で様々な病気にかかっていて、担当の医師と治療について進めて行っているが、本当にその方針でよかったのか悩む患者というのは多いとのことです。
そこで、一意見(MDでなくてもいいと書かれています。たとえば薬の事だったら薬剤師のような
方でもいいらしい)を患者さんとオンラインでお話しするというシステムらしいです。しかもコンサルテーションの金額は、ある程度の枠で自分で決定するというようなことが書かれていました。
面白いけどその責任とかもあるだろうし、どんなものかと今のところは様子をみています。
このついでに、日本のセカンドオピニオンの金額調べると相当な金額でした。
その中で比較的斬新で聞いたことのなかった話がありましたので、その紹介をします。
臨床的アドバイスをオンラインのFace to Faceで行うという仕事のようです。メールにかかれたリンク先いきますと、一般以上のQualityのサイトだったりします。今、世界中で様々な病気にかかっていて、担当の医師と治療について進めて行っているが、本当にその方針でよかったのか悩む患者というのは多いとのことです。
そこで、一意見(MDでなくてもいいと書かれています。たとえば薬の事だったら薬剤師のような
方でもいいらしい)を患者さんとオンラインでお話しするというシステムらしいです。しかもコンサルテーションの金額は、ある程度の枠で自分で決定するというようなことが書かれていました。
面白いけどその責任とかもあるだろうし、どんなものかと今のところは様子をみています。
このついでに、日本のセカンドオピニオンの金額調べると相当な金額でした。
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