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2016年2月8日月曜日

東京オリンピック2020年 までに、筆頭英語論文20本にします。 その対策本

 自戒の念を込めた記事です。最近全く標記の英語論文に目が向いておりません。"あー外国人医師みたく長期のホリデーがあれば書けるのにー"、という発想は、実は当の外国人ですらあるようです。[まとまった時間を作って書こう」、という行為・思想は、”Binge Writing” と英語で言うそうです。ドカ食いのドカがこのBingeなのだそうです。これを、「一気書き」と訳してある、次の本は、論文を沢山書くための名著になりそうです。心理学を専攻しているためか、文章が明瞭でわかりやすいと思います。先ほどのように訳のうまさも手伝っていると思います。とにかく面白く読めます。

 結局は、まとまった時間ができたら行動するというわけでなく、定期的に毎日の中で時間を割り振るべきだと書いています。そうしないと、”まとまった時間を恋い焦がれること”になるそうです。一気に書いても、次一気に書ける時間を確保することがたやすくないという理由もうなづけます。 もう一つ、逆説的に、一気書きのデメリットは、普通だったら仕事以外の大事な事(家族の事だったり、コーヒーを飲んだりすること(?))より執筆を優先すべきではない、だから普段の時間に書く時間を確保せよ、とまで書かれています。

 読んでみますと、その他、「もう少し分析しないと(そうでないとかけない)」、「文章を書くなら新しいPCが必要だ」、「インスピレーションがわいたらうまく書ける」などありがちな言い訳は、筆者をもってして完全に論破されてしまいます。

とっても真面目な事が多く掲げられているのに、一方で楽しみが継続するようなコメントが所どころにあって、楽しく一気に読めると思います。 これも論文・学術書を書くための必須本かもしれません。「本を書くってもしかしたら楽しいことかもしれない」という作者のコメントに共感を覚えます。

そして、標題の話になるのですが、こんな目標でも立ててやってみようとか思いました。今たしか16本なので、1年に1つを目標にしたいと思います。あと、前職で論文をごりごり書いている他科の先生が「20本あったらどこにいってもはずかしくない」と、20本を目標にしていたことも気になっていたのでこれを機に。



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