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2016年7月31日日曜日

「臨床(っぽい)研究留学」っていうのもあるよ! レジデント・医学生向けの情報サイト、”レジデントスクウェア”への一意見

ぱーっと医師の留学で検索していると、上記のサイトがひっかかりました。

 レジデントスクウェア、レジデント・医学生向けの情報サイトだそうです。
(”クリック”を押すとリンクします)

海外留学の意義とは? ということで、以下は「」が引用です。

「現在、大多数を占めるのが大学医局からの研究留学である。しかし、これは日本医局における箔付けでしかなく、目的意識を低い為(作者註:目的意識”も”だと思います。)、得るものも少ないのではないでしょうか?一方、対極的なのが、医師として技術を磨く為の臨床留学である。ここでは完全な実力だけの厳しい世界が待っており、その分得られるものは、大きいといえよう。」

だそうです。が、ざっくり”研究留学”というのを一括りにしすぎていると思わざるを得ません。
確かに基礎医学にフォーカスした研究留学が多いと思いますが、一方で、臨床に近い、それに直結した研究で留学する先生もいます。 もちろん留学後に大学でなく医局関連の一般病院に臨床医として戻る方が大半ですので、基礎研究をした場合は、書かれていることは一部Agreeですが、
臨床に近い研究をされた場合、その行った先で、医師として勤務できなくても、メリットは大きいと思います。

特に整形外科医の場合、海外でも人気があり、臨床として活動することが狭き門だと思います。だとすれば、臨床に近い研究をすることは、帰国後にもメリットがあるのではないかと思います。

こういった臨床に近い研究と、外来の見学、手術見学という環境を留学先に整えることができれば、
日本の医師免許を取った後、アメリカの医師免許もとるというようなハードルの高い臨床留学を目指さなくてもいいのではないの? というのが自分の意見です。


2016年7月30日土曜日

英語論文も大事だが、書籍執筆も大事です。

 昨年ある先生からご依頼のありました書籍執筆、ようやく詰めの段階に入っています(リンク)。当初は今年の日本整形外科学会に間に合わせる予定でしたが、無理で、今は関連する学会が秋にあるのでそれに間に合わせようかということだそうです。

 図入りですが、ワードで25ページくらい書いたものが、綺麗に20ページほどにまとまるようでした。一般整形外科読者対象ですが、こんなチャンスなかなかないと思い、マニアックな内容も取り入れております。

書籍執筆が大事な理由は、些細なことですが、業績のポイントが影響します。昇任人事がポイント制であることはやっぱり無視できないのですが、なぜか査読論文より書籍のほうが3-5倍ほど価値が高く扱われています。 これは、査読論文の前提が、とくに英語というわけではなく、和文でも同等の扱いだからだと思います。何ヶ月もかけて作成する英語論文もワード換算では20ページくらい。 それが1か月もかからないでかける日本語の書籍より低く扱われます。もちろんどちらも共同執筆の人数に影響をうけますが。

やっぱり書籍、単著が一番ということになるのですが、このチャンスにはなかなかめぐり合えておりません。

執筆時間のコントロールについては下記が秀逸です。


できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

2016年7月29日金曜日

高額な国際学会参加 を 見送る

 最近、行こうとした国際学会への参加を見送りました。

発表がある場合、当然”参加”しかないのですが、”新しい知見を求めて”の場合、参加するべきかどうか慎重に考えてもいいかと思い始めています。

というのは、国際学会の参加には一般医師の場合10万することもざらだからです。 
飛行機、宿泊費、滞在地での費用とか考えると30万くらい一気に消費します。 国内学会参加の場合、参加人数を集めないといけない都合上、抄録締め切り延長の上、全演題採択などざらなので、参加自体も医師の骨休め的に使用される可能性が高いのですが、国内と国外では費用があまりにも違いすぎるように思います。

最近では、国際学会といっても、そのWeb上で抄録がすべて読めてしまうものも出てきており、参加しなくてもおよそのトレンドが押さえられるなら行かなくてもいいかもしれません。 

一方で、締め切りを2回も延長するわ、参加費は10万だわ、それでも何のプログラムもアップされない学会も、別の理由で行かなくていいと思います。 自分の理由は後者です。





2016年7月27日水曜日

英語論文作成の やる気が Elsevier 提携のサービスMendeley で 持ち直すかも

 英語論文を書くと、名前とアドレスが公表されることで、いろんな雑誌から投稿してくれという内容のメールが来て、はっきりいってとても五月蝿い(これ、なんて読むか?をタイトルにしているブログ発見しました。どうでもいいなぁ)状況になりますが、今日はちょっと良かった話です。

海外論文雑誌 大手というと Elsevier とか Springer などになると思いますが、前者ElsevierからのE-メールでした。

なんでもMendeley というところと組んだようで、自分の作成した論文の引用とかがわかるような一覧を提供してくれるようでした。上記の雑誌は2回掲載の経験があります(初回は、一発採用で、かなりいいイメージでしたが、今はどうでしょう。15-6年前は1あるかどうかのIFは、現在2.5だそうです)。

4317 viewというのもウレシイですし、226の引用数というのもすばらしい(自画自賛)。

そのMendeleyのサイトでアカウントを作成すると、より詳細なデータをみることができます。


みると若干数字違いますが、日々アップデートされているようです。viewというのはダウンロードされた数というものでした。

気づきとしては、このpublicationの中には、単に国際学会で発表したというものも含まれているのですが、まったく引用されていない、ということです。最近では学会参加の意義とか、少し悩みますが、国際学会で発表したものは、論文にしたほうがいいだろうなということです。

以前推薦した本(以下)でも、作者がなげいていました。”発表するのに、論文を書かない医師の気が知れない....”この先生のコンセプトは、1回発表、1回論文です。しかも論文書いてからだったら、発表も貼り付けるだけだろうし、論文投稿時の査読者のコメントは、学会発表の質疑応答対策にもなるだろうということです。

論文を作成しないことを前提に考えると、発表するときが一番情熱を注ぐときになるので、そこにあわせて論文を作成していかないとやる気が萎えるというのは理解しやすいことだと思います。



2016年7月19日火曜日

留学や海外発表を活かす 海外拠点作成の経験

今年は、精力的に国際活動をしようと思っていますが、よっしゃ、海外で医師になって活動しよう、などと思ったことは、ありません。やっぱり日本人のささやかなアイデンティティがあるため、日本にいるけど、海外ともやりとりをしたい、そんな程度です。

よく聞く交換留学制度のように定期的に一定の数の自分の知り合いを、海外の場所に行ってもらえるようにすれば、自ずと継続的に関わりを持てるはずで、そういったものが自前で作成できたらと考えています。

続けるデメリットもあるのでしょうが、留学したが、それ以降関わりがないというのでは、思い出作りにしかならないかなとも思いました。

今年になって自分の研究室に所属していた学生を、海外の有名大学に送り込むことに成功しました。

その学生は、医学生ではありませんし、もともと英語が強かったわけではありませんが、卒業してすぐに語学留学が比較的安価にできるフィOOOの国へ数か月行き、その後日本の国際学会で、たまたま来日した先生に挨拶し、帰国後その施設でトレーニーとして働かせてくださいとお願いしました。 
この時、たまたま自分は外国にいたので、細かいやりとりも全て、メール、スカイプで行いました。

トレーニーといれば、なんだただ働きか、と思われますが、給料をどこからももらわず留学される医師もたくさんいる中で、数か月OO大学に留学した、というのはその学生の今後には大きな影響を及ぼすと思います。

実際自分が留学してもいいなぁと思えるところでしたが、いろいろ加味してお断りしたところだったので、ここまで到達するのには何回かのアプローチをして、もうだめかもしれないなぁと思っていたので、ぎりぎりで承諾してもらって良かったなぁと思いました。
学生は帰国後、今度は日本でも有名な大学院に進学も考慮しつつ、試行錯誤する予定です。

こんな海外拠点を作成できれば、自分の活動の幅が増える気がするので、そういった試みをあと2,3個作成する予定です。そこが旅行的にもいいところであれば、定期的に、ないし自分の行きたいときに、共同研究の一環等の理由で、日本の職場を離れることができるというのは、海外発表でのみしか離れることができない(場所、日時が選べない)場合より少しだけ自由な気がします。





2016年7月16日土曜日

医師のめざすべき副業は ”ストックビジネス” だ と思う 

 今回紹介する本は、特に医学関係ではありません。が、いつも魅力的な展開をされる、
整形外科医のブログ」の先生のチャレンジする様々な事は、まとめるとこのことなのだな
という本です。


ストックビジネスの教科書
です。


以前にも医師のキャリアデザインの一環では、ある程度の臨床医としてのレベルが達成した後は、
副業(といっても週末、当直バイトでなく)にもチャレンジすることを書きました(リンクします)。

この際、気を付けたいのは、そのチャレンジすることが、ストックビジネスなのかどうかということに
なります。

詳しくは、本を読んでもらえばいいのですが、興味をそそる図を本から抜粋、すると
以下のようになります。



ぱっと見ちんぷんかんぷんかもしれませんが、ストック=不動産ではなく、 月額固定料金サービスなど、考えるといくらでも存在することに気づきますし、読んでもらうと17のビジネスモデルも納得いきます。セコム、ソフトバンクとかも。
発明、特許、商品化もそれに該当しますが、今のところ1件のみ経験があるだけです(ラベルの”特許関連”や”イノベーション関連”でもご覧ください)。

この本にあったとき、あーこれみんなに教えたくないなぁと思ったのですが、読んでも納得しても、
実践、成功には、ここに書いてある、”チューニング”が大事なわけで、試行錯誤が続く自分にとって、開示するのが良きことかと思い、紹介させてもらいました。




2016年7月13日水曜日

手術記録、手術メモ、はたまたアイディアの蓄積にいいかも な ベストセラー1位の文具紹介 ワコム Bamboo Spark

手書きをデジタル保存 が この記事のテーマです。

 整形外科医ですと、日々の手術記録を作成するのは日常業務になっており、処理するのに大変だったりします。しかし、これを日常業務ととらえすぎて、前回手術のコピペ、マイナーチェンジだけですますと、技術力が高まりません。どういったことが大事だったかな、とか絵を描いて、頭にきちんと記憶することが大事なように思います。でも電子カルテ上に上げることができない場合もあって、手術メモとして書き溜めたりしていたのですが、最近そのメモ帳をうっかりなくしました。 デジタル媒体で保存しておけばよかったなぁとか思ったので、そういったものがでているか探しました。

下記の商品です。

ワコム Bamboo Spark with gadget pocket CDS600GG

メモ帳とペンというセットで、紙という媒体に書きたいという方、それをデジタルにためておきたい
という方には必見の価値があります。メモ帳の下の器械が専用のボールペンで書いた時の圧に反応するそうです。




試しにメモをしてみます”Hatenkou"と書いています。




一番上の写真の真ん中のボタンを押すだけで、そのデータがリンクしている(先にリンクさせておく必要があります)媒体に飛ぶのです。

こうすることで、クラウド上でデジタルデータとして認識されます。
書いた文字だと、テキスト認識もするそうです。日本語はいまいちかもしれない記事も見ましたが、
英語の場合よさげな感じです。

また、当然書いた絵は白黒の絵なのですが、それをもとに色を付けたりすることもできるので、
拡張性の高いメモとして保存できます。

手術メモをデジタルに、と思って探したものですが、他にもいろいろ用途が試せそうな商品です。





2016年7月9日土曜日

これくらいやったら話せるようになるかもな U田式英語シャドーイング(医師)

英語の勉強でシャドーイングが大事とか言う話はありますが、まじめにやったことがありません。

ばーっと英語上達関連の話を検索していたときに見つけたのが、

「あなたが英語ができない5つの理由」とかいう記事でどなたかが書いていたのですが、
今見れなくなっていました。

要旨としては、だれもあなたを英語ができないとおもっていない、がんばれっていう内容
だったと思うのですが(要旨としては、完全に不完全でもうしわけない)、

そこで、”これぐらい楽しく英語に取り組めたら”的に引用されていた、あるYoutubeの動画を

紹介。

上田式シャドーイング

医師かつ同時通訳者として紹介されています(一体どんなふうに医師として働いている
か興味あります。) とにかく勢いがあります。

これくらいやれば、留学もいらんだろうし(もともと医師の留学とかではうまくならないというのが定石か)、すぐうまくなるかもと思ったのですが。

自分は続きませんでした。ははは

2016年7月8日金曜日

PCT出願 の 国際調査機関の見解書 一応OKでした。

以前に記事にしたことのあるPCT出願(下線部クリックでリンク)の続きです。

医師がなにか仕事上、こんなんあったらいいかもと思いつく発明は、凡そは職務発明になって
しまいそうですが、職務発明の場合だと、自分の利益は低い扱いになるのは見えています(最近になって発明者側より会社側に恩恵のあるような流れがでてきています)。

かといってなにもしないのでは、アイディアがもったいない、しかし、弁理士への報酬は馬鹿にならないと、にっちもさっちもいかない状況が一般的。それでも、じゃぁ発表だけしようとかすると、新規性という観点が欠落してしまいます。

大学人であれば、職務発明となってしまったって、特許出願にお金がかからないので、すべきかなと思います。発明としての対価が低くなっても、そのナンバーワンユーザーないしキーオピニオンリーダーとなりうるメリットがあるからです。

先日、以前に出願したPCT出願の見解書が届き、

「新規性」

「進歩性」

「産業上利用可能性」

という点すべてをクリアした結果をもらいました。

製造会社、

販売会社などを見つけないといけないのですが、

マイナスからスタートするわけではないので、起業より安全な楽しみかもしれません。

特許にかかる金額は1件30万程度
請求項1つにつき1-2万かかると
思います。これが、あ、安いと思われる場合で職務でないないと言えそうな
場合は、個人で行ってもいいのかもしれません。




2016年7月6日水曜日

遠隔医療最前線 会社にコンタクト

まぁ、そんな余裕もないくせに、ちょっと時間があると現状に満足していない自分がいて、
他のことへの情報収集に余念がありません。

今、普通に勤務している整形外科医の先生にはあまりトピックでないかもしれませんが、
ビジネスの世界では、一つのトピックのようです。

それは、今までの遠隔医療の定義が少しだけ変わったからに他なりません。

ちょっと興味があったので、そういった会社の資料をダウンロードしました。
その後担当者とメールさせてもらえました。

いわゆるDoctor to Patientタイプの、「医師が遠隔地にいる患者に対して通信技術など
を利用して診察を行う、というのが”遠隔診療”であり、は、長年に渡って「離島・へき地で
慢性疾患を患っている患者に提供できる限定的な診療」というような理解であったものが、
平成27年の厚生労働省の通達以降、「都市部在住の多忙なビジネスマンで、
命的には軽症な病気を患っている患者に対してもオンライン診療を提供できる」
というものに変わり、遠隔診療は一気に注目を浴びるようになったそうです。

しかし、厚生労働省の通知・事務連絡では、遠隔診療はあくまでも「直接の対面診療と適切に組み合わせ
て行われる」ことが必要であるという点は維持しており、対面診療を一切行わず、遠隔診療のみ
で診療を完結させることを想定したタイプのサービスについては、その法的適合性に一定の疑義
が存在していて、

今年3月18日に厚労省は、東京都からの疑義照会に回答する形で、このような事業についての
考え方を示しました。厚生労働省は、「対面診療を行わず遠隔診療だけで診療を
完結させることを想定した事業」が存在することに触れつつ、「電子メール、ソーシャル
ネットワーキングサービス等の文字及び写真のみによって得られる情報により診察を行うものである場合は、
『直接の対面診療に代替し得る程度の患者の心身の状況に関する有用な情報』が得られない」こと、
また、「対面診療を行わず遠隔診療だけで診療を完結させるものである場合は、
直接の対面診療を補完するものとして行われて」いないことを根拠に、このような事業は無診察治療を禁止した医師法第20条に違反するものだという解釈を明らかにしました。

厚生労働省の解釈が「初診は必ず対面で行われなければならない」という方向になっている、

これが、今回自分の考えているものに合致しないということで、トーンダウンしました。

このシステムを立ち上げるために、対面式の通常の病院、診療所を持たないといけないことになるからです。また、健康診断的、後日結果通知みたいなのもの無理なようです。

うまく利用すれば、お気楽開業ができるのかもしれない(?)(すぐには難しいですし)
と考えていましたが個人で行うには、ハードルが少しありました。

が、この会社以外にも、参入会社の話を聞き、盛り上がってくるのは間違いないのでは?と思います。

2016年7月2日土曜日

医師も参考になるかも な、 理学療法士の1つのベストキャリアパス G田和芳教授

前回の記事をまた別の切り口で
Clinical Orthopaedics and Related Research(CORR(コア)と略します)の査読の誘いがあり、投稿された論文が自分の専門に近い、今の自分のトピックに近いから引き受けることになったのですが、CORRと査読で検索した結果、面白い記事を発見しました。

ORTHO-PT Biomechanics Lab

という研究室で、
(1)Clinical Orthopaedics and Related Research

(2)Journal of Arthroplasty

(3)Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy の査読をしています。
ということだったので、整形外科の先生かと思ったのですが、理学療法士の先生でした。

そのサイトを作成したときは、准教授ですが、今は大学の教授となっていました。

広島国際大学の、
蒲田和芳教授です。
学術博士、理学療法士、日本体育協会アスレティック・トレーナーということで、
スポーツリハビリテーション、関節バイオメカニクス、関節リアライメント治療を専門にしている
そうです。

東京大学卒で教育学科で体育関係の専門にすすみ、大学院に進学、その間夜間の専門学校で
理学療法士の資格を取るという、実にうまくキャリア構築しているように思います。
こういった理学療法士の方は、結構多くおります。
例えば、逆で、普段日中理学療法士として勤務して、夜間に大学院というのも可能です。

詳細は、こちらをクリック
(20180617追記上記のサイトがなくなっていました。こっちでリンクします。
さらに、会社情報も!)

詳細をみて面白いと思ったのは、理学療法士となって療法室長になってからも博士研究員として、3年アメリカで研究に従事している点です。さらにその期間にどうやって英語力を向上したかも
細かく書かれていて、必見です(5ページ目 ”英語能力”)。

さらに、発明にも造詣深いところとか、会社起こしてCEO、整形外科、理学療法、スポーツ、などで
関連した商品、またセミナー業、コンサルタント事業をされています。

うーん、すごい。 

CV(履歴書)のレイアウトは、もちろん大学教員のそれ、に沿って書いてあるのですが、
研究、教育活動という一般の方が考える大学教員のあり方、だけでなく+αがとても
参考になる先生でした。

以下は、以前も紹介した、大学教員のするべきことが書かれた本です。