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2015年12月12日土曜日

医師のキャリアパス 副業、個人事業主、法人設立

 今までテレフォンミーティングは外国の方としてきましたが、昨日はじめて日本で日本人医師としました。要するに「スカイプで電話した」だけなんですけど。初めて話すので自分の素性もいいながら、聞きたがりとは思われないように、でも聞きたい事を小出しにかつ自然に聞いていく。知った友人、家族とスカイプで話すときと違って当たり前だけど全く違います。やっぱりミーティングなのだと思いました。この先生は他科の先生ですが、似たようなところがあるかなと思ったので今回の標題で話を書くことにしました。
 ある程度医師として活動していくと、それなりに臨床もできるし、次に対外的活動としての学会発表、そして一つの高みとしての論文作成など達成できると、キャリアについての多くが現状維持になってしまいがちになるような気がします。そして学会で賞をもらったり、研究費集めてこれるようになると次の策に枯渇します。この辺りを30代(40代前半も含めていいかも)で達成すると、上のつっかえが多数あり、昇進もできないし、運よく昇進してもマネージメント側にまわる仕事もおおよそ見当でき、仕事に対するモチベーションを維持しにくいという状況が起こるかもしれません。
 そうすると、いわゆる医師のバイトでなく、別のことで自分の価値を見出そうとする副業、個人事業主、法人設立というのは、医師の立場を捨てずにチャレンジできるので、やる気のある医師の典型的キャリアパスになってるのではないかと思いました。
 その医師も自分より5歳ほど若いのにすでに達成しており、次なるたかみを目指していました。ざっくり言えばやる気のある医師がさらに活躍し、富も築ける社会、かつ羨望の末にでてきそうな批判もない社会を目指したいとおっしゃっていて、おおかた賛同できました。おおかたと書いたのは、さらに活躍するには、現状の時間に余裕をもたせる努力を一層はからなければならないので、バランスをとることが容易ではないということでしょうか

追伸
このあと外国の会社の方とももうすぐ日本にローンチされる機器に関するミーティングし、達成感があったものの疲労感も相当あったのか、喉を痛めてしまいました。

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