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2014年7月23日水曜日

メールチェック、やめてみる?

 前々回から述べている国際シンポジウムは、仕事という目的もありましたが、リフレッシュする目的もあったので、メールを1週間見ないという経験をしてみました。休んでいる期間のトータルは10日間でした。ちょうど携帯の不具合があって修理に出していて、それが返却されたのが出発当日だったので、ログインしないとG-mail等webメールが見れない状況だったので敢えてログインしないで、出発しました。結構不安はありましたが、
数日経つと”いつもメールを確認する”という環境から脱して完全に近い状態でフリーとなりました。
 結局、出張終盤に差し掛かり連絡しておかないといけない用件を思い出し、接続をせざるをえなくつないでしまいました。致命的に近いものも1つありましたが、あとは、連絡が遅くなってもさほど問題のないことがほとんどで、いつもいかに確認作業に時間を費やしているのかがわかりました。
 今は、オンラインで秘書対応してくれるサイト(http://www.meetkaori.com/ja/)あるようなので、こういったものを使えたらいいなぁと思います。

まだある!”日本人が発表していない”および”日本からの発表のない”国際シンポジウム

 先日、1-minute talkのプレゼンについて書いた学会に行ってきましたが、なんと日本からの、また日本人の発表は自分ただ1人だけでした。確かにマニアックな学会で、採択されそうな雰囲気と、時期、行きたい国っていうのが第一優先事項でしたが、国際バイオメカニクス学会関連のシンポジウムだし、スポーツや福祉関連の人の動きを解析する研究が多いので、整形外科医としては興味があるものだと思うのですけど。
 よく、日本の学会は多すぎで、欧米諸外国での学会の数は少ないという発言は多いですが、シンポジウムという名前だと、結構たくさんあって、自分の興味のある分野が中心となっている会を見つけるのも楽しいことかもしれません。
 

2014年7月7日月曜日

海外ポスター発表に+α(プラスアルファ)、1-minute talk

 今年は国際学会に4つ(といっても1つは日本)行こうと思っており、今月で折り返しの2つめを終了する予定です。初期でも後期でも研修医の先生には、華やかに思われるようで、行くと羨ましがられます。が、行ったことのある先生であれば、さほどハードルは高くないことだと思われます。理由は簡単で、ポスター採用に限っては参加しても特に活躍の場(緊張の場?)がないからだと思います。
 国内の学会では、口頭とポスターの違いは、採用のレベルの差のように扱われ、発表時間も半分くらいにさせられることが多いです。しかし、海外の学会では、そもそも、そういった時間すら与えられないことが多いと思います。プログラム上、口頭発表の間にポスターセッションが設けられることもあり、Authorはポスターの前にいるように指示されますが、”できれば”というような感じで必須でなく、座長も当然おりません。なのでポスターを貼ってしまえば、自分の出番はそれで終了です。なので、海外の学会の雰囲気をまず知りたいという先生は、とりあえず出してみることを強く勧めます。とくに締切が延長されるような学会は、国内同様採択率が高い気がします。
 そういった中で、今月行く学会は、予想通りポスターだったのですが、後で1-minute talk というのをやるから1枚のスライドにまとめて提出してください、という連絡がきました。 ポスターセッションの最初に、ポスタープレゼンターに1分の時間が与えられるものでした。ポスターセッションのDiscussionを盛り上げるためのようです。
 多分、「この続きはCMの後で」みたく、Introduction、methodsパートの簡潔な説明をして、結果はポスターで、という感じにすればよいかと思い、作成を進めました。ポスタープレゼンター達が、マイクの前に番号順に並ばされるのかと思うと、国内よりも扱いがひどい気もしますが、1分だけですし、質問がこのときにはない、という点ではストレスは少ないと思います。

学会話の余談:
 先日参加した国内学会で、”おやつセミナー”がありました。ランチョンとは違い、名産のお菓子の詰め合わせがもらえました。通常の学会のお弁当に飽きている先生には、面白い企画なんじゃないかと思います。