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2013年8月29日木曜日

新規コレボレーション開拓のための行ったことのない学会への参加

 整形外科医を本職としていたときは、例年国内学会2,3つ、海外学会1つ(2つのときも)のペースで発表・参加しておりました。

  しかし、今年度から新しく所属を変更したので、今までのところに行く機会を少し減らしながら、今まで行ったことのない関連分野の海外学会に参加することにしました。発表自体を理解してくれる参加者が減るというリスクは当然ありますが、これから行っていく教育、研究分野の充実を図るためには、いろいろ模索しないといけないと考えたからです。
   整形外科は骨、軟骨、筋肉、靭帯等を扱いますが、それらが発表のタイトルに含まれているからといって、アプローチが大分異なることに新鮮さを覚えました。 臨床サイドからの発表が少なかったこともあってか、プログラムの段階で気にしてもらい、声をかけてくださる先生もいらっしゃり大変嬉しかったです。すぐに共同研究するっていうことには当然なりませんでしたが、今いる立場の地盤を固めるために情報を頂けそうな方がたくさん見つかり有意義でした。

2013年8月21日水曜日

ひさびさ 英語論文 Rejectされました。

 ここのところ5,6年ほど論文がReviseにかからずRejectという経験しなかったので、本当に久々投稿論文がRejectを受けることになりました。最近は運が良すぎたのかもしれないと反省しつつ、よく読むと再提出してもいいよ、という猶予が付いていることに気づきました。少しマニアックすぎた内容であったとは思いますが、Reviewerのコメントがあまりにも本筋でなかったことが原因であったかもしれません。やっぱり、たとえマニアックな話でもそれをReviewerにうまく伝えられなかったということが原因なので、書き直ししようと思います。

2013年8月6日火曜日

出張講義することになります。所属機関のアピールできるかも...。

 いろんな職務があることに驚いていますが、今度、ある高校に行きまして、所属学科に関する内容を説明してくるような依頼をうけました。長年いたら雑務の一つかもしれませんが、面白いと思いました。所属学科について赴任してからまだ数か月なので、他の教員先生が何をしていてどんなことに最近はフォーカスしているのかがわかるチャンスであると思いました。またオプション的に自分の研究室を紹介できる時間もあるようで、少しでも自分の研究室に興味をもってもらい、他大学の同じ学科とは違うのだということを認識してもらえたらと思います。また単純にプレゼンテーションの機会にもなるかと思います。まったく関連知識のない方々にわかってもらえるにはどこまで掘り下げたらいいかなんていうことは通常の学会発表ではしませんので、とてもためになるように思います。

2013年8月2日金曜日

受託研究獲得しました

 今回初めて自分の話し合いによって受託研究の契約をしました。以前にも一度だけこういった研究の契約しましたが、その時はその時の上司の力量からたまたま頂けたもので、いわゆるトラの威を借る狐状態でした。しかし、自分のレベル(大したネームバリューがないというレベル)で企業との研究がうまくいくというのは、自分の実力でもなんでもなくたまたま企業の向いている方向と自分のやりたい方向が合致しただけであることに気づきます。公的に研究費を獲得する場合は、自分の夢を語ることで興味をもってくれたらOKという場合が多いですが、受託研究となると、その研究成果ないし派生する成果が企業の利益になると判断されて初めて話合いが進むからです。業績があってきちんと成果を形にしてくれそうだという印象だけでなく、実際の実現性を厳しく評価された気がしました。