以前に記事にしたことのあるPCT出願(下線部クリックでリンク)の続きです。
医師がなにか仕事上、こんなんあったらいいかもと思いつく発明は、凡そは職務発明になって
しまいそうですが、職務発明の場合だと、自分の利益は低い扱いになるのは見えています(最近になって発明者側より会社側に恩恵のあるような流れがでてきています)。
かといってなにもしないのでは、アイディアがもったいない、しかし、弁理士への報酬は馬鹿にならないと、にっちもさっちもいかない状況が一般的。それでも、じゃぁ発表だけしようとかすると、新規性という観点が欠落してしまいます。
大学人であれば、職務発明となってしまったって、特許出願にお金がかからないので、すべきかなと思います。発明としての対価が低くなっても、そのナンバーワンユーザーないしキーオピニオンリーダーとなりうるメリットがあるからです。
先日、以前に出願したPCT出願の見解書が届き、
「新規性」
「進歩性」
「産業上利用可能性」
という点すべてをクリアした結果をもらいました。
製造会社、
販売会社などを見つけないといけないのですが、
マイナスからスタートするわけではないので、起業より安全な楽しみかもしれません。
特許にかかる金額は1件30万程度
請求項1つにつき1-2万かかると
思います。これが、あ、安いと思われる場合で職務でないないと言えそうな
場合は、個人で行ってもいいのかもしれません。
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