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2014年12月6日土曜日

海外からの電話インタビューの報酬届きました!


 以前、お話しさせてもらいました、「日本におけるある療法のための謝金ベースの...」 の投稿の続きの話です。上の写真のようについに小切手が届きました。確かに150ドルと書かれています。一応当初は20分で済むからと言われて挑みましたが、結局のところ1時間くらいなので、今の整形外科医スポットバイトの単位時間の給料と比べて同じくらいにはなっています。でも、最近の円安が後押しとなり、1時間で18000円になっているので、いいものだと思います。これをまた扱える銀行にもっていかないといけないと思いますが、面白い経験をしたと思います。

2014年12月4日木曜日

筆頭 英語論文 16個目 今年は過去最高の筆頭論文4つを作成しました。

 筆頭英語論文が16個目になりました。またこれまでにないこととして1年で4つの筆頭論文が採択されました。一般病院では1個でも大変だと思います(大学の先生は論文作成も1つの仕事として考えてもらえるのでもう少し多いかもしれません)。
 そういった記録更新も大事ですが、今回のこの論文は自分の中で歴史が長く、自分で考案しその分野で研究を熟成させた感があるのでとても感慨深いです。その歴史を簡潔に紹介することで、
どなたかの先生の研究の展開につながればと思います。

1年目:もうかれこれ7年前の話。予防的手術の1つとして研究がおこなわれていることを知る。
2年目:海外に留学した際に、今までしたことのないことにチャレンジしたく、その研究に関連したことを試行錯誤しながら、研究デザインを考える。 
3年目:期待していたデータは全くとれず。その状態で帰国。英語論文にまとめるのは難しいと判断したが、なんとか日本の学術雑誌に掲載する。

4年目:その手技方法を再検討し、別の方法で確立したほうがいいのではないかと思った。ある会社より幾ばくかの援助を頂けるようお願いした。
5年目:勤務先の会議室を何回か貸切、実験を行った(会議室で実験したことは普通の先生では
    無理かと思います。)
6年目:研究助成を頂いた。
7年目:なんとか英語論文として採択。

結局のところ、実際の臨床に導入できるかどうかもわからない研究ですし、他に日本でだれも行っていない研究ですし、世界的にみても小さな分野ではありますが、コツコツと積み上げていくことで1つの形にできるという経験は、今後もためになるかと思います。




     

2014年12月2日火曜日

今年1年の 英語論文 雑誌査読回数は7でした。振り返ると少し多い気がしてきました。

 いつも自分が忙しい時に限って英文雑誌の査読が回ってきます。はー。査読というのがわからない方もいるかもしれないので説明しますと、ある方の論文が採択されるまでの判断をする仕事です。またさらに知らない方が要るかもしれませんので現状をお伝えしますと、なにを隠そう、これはボランティアです。でも、自分も見ず知らずの方の貢献によって自分の論文が採択につながっていることを思うとなかなか断れないというのが正直なところです。この「まわりまわって役に立つ」という壮大な仕組み誰が考えたのでしょう?
 数えてみると、今年は7回をマークしました。自分が年間に採択される論文数からすると多いので、少し控えてもいいかもと思うようになりました。しかし、積み重ねが大事で、このような繰り返しをしていると、査読仕事もだいたい1日で完成しますし、最近ですと、日本語抄録は完成しているのに海外の学会に行きそびれそうになった周りの先生の和文抄録を1時間で英語化とかできるようになってきました。会話も大事ですが、処理スピードも同様に大事かと思います。