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2017年5月17日水曜日

”医者は病院の外に出よ” に対応する 医師の出張戦略 ① はじまりは地方会、研究会、病診連携のただの集まり

今週は、日本整形外科学術総会に行く予定です。 いわゆる出張です。このあたりについて思う事を書いてみます。
タイトルはもちろん、
医者は病院の外に出よ 医療知識は社会と結びつけてこそ活きる
からとっています。
読んでみてうなずけることが多かったのですが、よく考えると研修医の方とかピンとこない気も少ししておりました。

”外に出よ”は賛成、だけどまず”外に出る”方法から考えないといけない気がしたのです。
病院で常にPHSを持たされていつ呼ばれてもでないといけない状況である医師にとって
そこからじゃぁないかと思ったわけです。

これにはというか、ここにもアカデミック的要素があればすんなりことがすすむわけです。たとえば”学会で発表しますので、数日お休みします”と言える立場になればいいのだと思います。 これも一般的な整形外科学会だったら、”単位が要るので”といえば済む事かもしれません。 でもそれより小さな学会ではどうでしょう?病院によって異なるとは思いますが、単に学会に行くってだけでは許してもらえない病院もあると思います。
そこで”発表できる能力”というのが必要になってくるというわけです。

しかし、最初は、自分で行きたくないことが多くて、”あれ(症例とか、ある決まった方法で行った診断・治療のいずれかの話)、OOで発表してな”とか言われ、しかも直前であったりする事もあり、”えー。なんで私が!”とかいう状況で、無理くり請け負うのが第一段階でしょう。

もう一個は、それが土曜日とかにあることです。これも折角の週末を無駄にする可能性が高いので、大いに賛成できるものではありません。 早くこの状況から抜け出すには、自分より若い、ないし下手くそな先生にその仕事をやってもらい、自分は一段階上の会への出席を目指してやってみてはどうでしょうか。

週末から平日に
一日から数日に
国内から国外に

こういったことをステップに上に行くっていうのが、出張の有効利用だと思います。

とかいいながら自分の学会初参加は、少し上の先輩先生に、「OOも将来この分野
目指すなら、一緒に行く?」って言われたからでした。

今回のJOAは、地方で行う、ラストの回なので満喫したいと思います。


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