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2017年4月12日水曜日

進歩のない当直飯  同じことを続ける事への感想

先日、ひさびさ寝当直のバイトにいきました。
ここは、研修医時代からなので15年以上のお付き合いです。でも月1回なので、合計すると、まだ半年ー1年くらいしか勤務していないことにはなります。

ここで食べる当直のご飯というのは、ずーーーーーーーっと内容が変わっていません。新しいメニューというのを見たことがないのです。味付けもかわりません。すごいことに、ほとんどはおいしくありません。濃い味が好きなのを棚にあげますが、調味料をかけたことがないことは一度もありません。なんとか濃い味にしてごまかしている、という感じです。

それでもすごいなぁと思うのは、この継続性でしょうか?おそらくその担当が全く変わっていないのでしょう。向上心がないのかなとも思いますが、検食の感想だけではきっとフィードバックが届かないのかもしれません。

一方で、そこでの当直の仕事をしている自分も、なにか向上させたことがあるのかというと全くありません。おやつがどこにあるのか、夜食用のカップめんの場所など、住み心地を良くするコツ、工夫あっても、体制がかわるようなことを全くしていません。つまりせめる立場にないことを自覚しました。

一方で、常勤の職場では次々に新しい事を提案して、それを体制強化に役立てています。
つまりそういった役職、立場にいるのなら、そこでは、全力で取り組んでいるという姿勢は(少なくともポーズくらいは)する必要があるとおもいました。

新しい職場では、適応するのに時間がかかります。
周りに認知され、力を発揮するまで2-3年は要ると思います。
しかし、5-6年とか過ぎ、大きな貢献をしていないように見られれば
賞味期限切れと思われそうです。
5-6年というと、医師のキャリアのなかでも比較的長めの期間です。
停滞していたら(ないしそう見られていたら)取り返しのつかないことに
なりそうです。

惰性でやれるようになる時期、ずーっと惰性でやっていて取り残される時期の
バランスのとり方は難しいと感じます。


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