ページ

2019年2月9日土曜日

特任教授の恐怖 任期ありは人気無し。 任期なしは人気あり。

 先日、今年学会であいさつして名刺交換した方を思い出し、この人に連絡すれば、今自分の持っている話すすむかなという理由でコンタクトをしました。旧帝大の特任教授の人だったので、無茶な相談だよなとかも思いながらだったのですが。
 すると数日後のメールで、年度半ばでおやめになっていることが判明。きくと、講座のバックについている会社の上層が入れ替わり、経営方針が変わったため、講座を維持できなくなったそうです。いくら何でも無茶な話です。たった1年半しか経っていませんでした。
 もともと恐らくは任期なし教授だったのに、そこをやめて特任教授となったというのにです。恐ろしい世界です。うまくいけば、しばらくの間そこで継続できたかもしれないのに。
 最近は、この流れは拍車がかかっており、国公立大学系ではまずは任期ありでの採用が一般だそうです。有名私立もそれに準ずるところが増えています。また、任期無しの記載があっても、”状況によっては任期ありとする場合もあります”などと平気で書かれていたりするので注意が必要です。

つい先月末、国際医療福祉大学の成田病院の病院教授などの大量募集の締め切りがありましたが、医学部とは別に動くのでしょうかね? 東京都心部はこういう肩書を付与する病院が多すぎていったい何が何だかわからない状況です(単に病院でいえば部長と同じだと思うのですが)。

他、整形外科関連では、
直近では、名古屋市立大学の整形外科教授が決まりました。
     前教授は、私の母校関連の大学でした。それにしても教育学部で再就職先が
     あるとは面白いです。また、非医学部教員リストも更新する必要があるかも
     しれません。

富山大学は公募延長となったようです。やっぱり出来レースはもうないのでしょうか

東京医科歯科大学は関連講座 運動器外科学分野 での募集 があります。

0 件のコメント:

コメントを投稿