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2012年3月4日日曜日

学会の有効利用 有意義に過ごせるようになってきました。

 先月学会に行ってきました。学会参加といえば自分が発表して新しい情報を呈示すること、他の発表を聞き知見を深めることが一般的ですが、もっと有効利用できないかを考えると参加へのモーチベーションが高まります。
 以前までに紹介したこととしては、
”海外学会で展示しているメーカの方に話しかける(一応医師をお客様とみているのでどんなに下手な英語でも聞こうとする姿勢がある)”、
”メーカとタイアップして自分の興味のある研究を共同研究に持ち込むような交渉をする”
とかを伝えましたが、今回も有意義にすごせたように思います。

 それは、自分の発表に類似した試みをしている先生と直接話す機会が多かったことです。発表、それに対する質疑というセッション内の会話では、あまりつっこんだ事が聞けません。なのでそのセッションが終わった後などに直接話かける、名刺渡して手短に自分の立ち位置、興味分野を伝えて、質疑では聞きにくかった質問をさせてもらいました。スムーズに話しを進めるためには”こいつ誰かな”と思われない程度にはその分野で自分を認知してもらっていないといけないですが、興味をもっていることが伝われば大抵皆さま一生懸命話してくれるような気がします。自分も今回は話かけられる機会が多かったのでそれなりに認知されてきている気もして嬉しかったです。

 もっとエスカレートさせた試みとしては、セッション後の偶然性を期待せずに、先に直接連絡を取っておいてアポありで話をさせてもらうこともしました。およそ活躍されている先生は海外英語論文に採択されていることが多く、連絡先がわかることが多いと思います。わざわざその先生の施設へ見学しに行く時間は勤務医の立場上無理ですし、ただ単にメールで質問するっていうのも失礼な気がしますが、たまたま同じ空間にいることができる学会という場であれば”Face to Face”の話も可能で、会場の休憩場所でPCに向き合いながらDiscussionできました。質問に対する回答も話し方などニュアンスが伝わり、生の意見が聞ける感じがして人柄もわかるといいことづくめな気がしました。
 こういった試みの蓄積でまたあたらしいコラボレーションができそうで、いい雰囲気で学会を終えることができました。

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