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2014年9月18日木曜日

留学先を見つける方法 海外研究所見学後の感想

 先日、海外の整形外科で有名な研究所に見学にいってきました。 
本日の話は、

つながりを持つまでのコネクションは誰でもゼロである、ゼロからイチにするだけでコネクションとなり可能性が拡がります。

です。

 その研究所の先生とは全く面識がなく、いろんな研究をしているなぁ、という普通の感想しか持っていない先生でしたが、もともと母国で整形外科医だったけど、そこを飛び出して海外で展開して成功しているというところに興味を持ち、一度会ってみたいなぁという気になっていました。たまたまそこの研究所を知っている先生と話をする機会があって、その先生から連絡をとってもらい、”日本の整形外科医で研究もしていて、研究所の先生に興味をもっている方がいる(自分の事)”という感じで紹介をしてもらいました。
 その後、自分からメールして、先生の研究に興味があって一度見学に行きたいのですが、とメール書いたら来ていいよと返事もらい、いざ出陣、海外へ。

 興味ある研究で少し話をして、いつか機会があれば(もちろん何かしらの金銭的工面もできたらというIFが多い話でしたが)ここで研究してみてもいいでしょうか?と聞いてみたところ、いいよって言われました(特に予定していませんが)。

これは自分の熱意もありますが、単にタイミングの問題であることに気づきませんか?

おそらく背景には日本人の研究者と関わったことがあるとか、日本人は比較的真面目に取り組む、しかも雇わないで来る人が多い(最後のは賛否あるでしょうが)、とかがあったとは思いますが、一度会えば、会わないより格段に関係が構築できる気がします。あとでこの紹介してくださった先生のところにも会いに行きましたが、その先生も、またそこで働く同じく日本の整形外科医の先生も一度見学してコネクションを築いていました。

行くだけです。

その人の能力というのはさほど関係ないと思います。もちろん挨拶程度の会話は必要でしょうが、DiscussionがきっちりできなくてもOKな気がしました。プレゼン能力も必要な場合もあるでしょうが、それも小さい気がします。向こうがそういったことに興味があるかないかですね。

 実は、自分が留学したときの留学先もただ国際学会でワークショップをしている先生に話にいったのがきっかけです。そのときもたまたまその教授先生だけが展示の担当している時間帯で、いろいろそこの研究内容について聞いた後、興味があること、行ってみたいのだけど、という程度の会話しかせずに行くところを決めました。
この手法(というか単に直接アプローチするだけですが)はいろんなことにも応用がききます。でもうまくいかなくても単に相手が悪かっただけで、タイミングのいい相手に出会うまで続けることが大事だと思います。

 もう今の自分は年齢的にも立場的にもポスドク的ないしリサーチフェロー的時代ではなくなったので簡単には日本を離れることはできませんが、機会があればこういった海外生活ができればとは
思っています。

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