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2014年9月1日月曜日

整形外科も健康・福祉機器に開発に取り組む時代?

 先月お伝えしたようにリハビリ関連の企業と共同研究することになりましたが、別にこれは今いる立場が研究職ということでなくても行っていいことだと思います。むしろ通常の臨床に従事されているほうが、実際の患者様と接した結果起こったニーズであることを伝えることができ、企業の方も前向きに検討しやすくなる可能性があります。
 また、どんどん高齢社会になっていく日本において、整形外科の役割というのは増えていくだろうし、患者だけでない一般の高齢者に対して健康について指導すること、福祉との関わりが増えていくであろう可能性があります。
 こういった時に以下の本を発見しました。

10年くらい前の本なのですが、健康・福祉関連のアイディアを具現化させていく上で、かなりいい本だと思います。まず目指すべき分野というのがいくつかあることを呈示して、その分野ごとに今後こうなっていくであろうという見込みのもと、どういったニーズがでてくるか、そうした場合どんな機器が必要になって来るかが説明されています。またいちいち事例が盛り込まれており、製品開発の経緯がわかる点も大変参考になります。678ページという大容量ですが、そういったことに興味のある先生は持っておいてもいい気はします。
(下記のアマゾンで調べてみると、定価2万くらいなのに中古だったら安く購入できるようですし、びっくりしたのは、保存状態がいいものは7万くらいまで価格設定がされており、お宝扱いなのかもしれないと勝手に思いました)






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