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2017年12月29日金曜日

医師の副業の成功方法 医師の副業12

同じことを繰り返しながら、違う結果を望むこと、それを狂気という。
このフレーズを今年暮れの片付けで自分が購入した本のどこかで見つけたのですが、
もう一回発見できず、調べるとアインシュタインの格言(違うという方もいるそうですが)ということがようやくわかりました。この人やっぱり頭いいなとか思います。

結局なにか新しい事を試さずして期待する変化は起こらないという当たり前のことをこの格言で再確認しました。とにかくチャレンジするしかないかなと思いました。
そう、副業の成功方法というかそもそもの仕事の成功方法は、

1.とにかくやってみること

2.フィードバックをして必ずチューニングすること

3.1,2を忘れない事

になるかな、と思います。


今年したこと
1.とにかく用事を作り海外にいくこと
 勤務医だろうと開業医だろうと、職場での軋轢を生じないように別空間に逃げるには、
 理由はさておき”出張”しかありません。 それより長期であれば”留学”となるかも
 しれません。この際に出発前に楽しそうな素振りは微塵もしないようにしないと
 いけないと思います。

 普通に”休暇”がとれるようになることを願いますが、1週間以上とれるようになるのが
 当たり前になるには、、何十年もかかると思います(それでも達成しないかも)。
 とにかく今旬な時期の先生にとっては待っても無駄なチャンスだと思います。

 そんなこんなで今年は、

1.
 1週以上の出張を4回(3大陸)と短期的な留学的機会を獲得しました。
 
 1.1
 その一つでは、銀行の開設をしました。
 といってもユニオンバンクですので、日本語でOKです。
 でもどうどうと外国の銀行に行く機会が作れるというのはすごいことかなと思います。
 海外で金銭的やり取りをしたときに、現金の代わりに小切手でくれるときも
 そのまま入金ということができます。
 これが、口座を作っていない銀行で、そんなことができるか聞くと、超怪しまれます。
 めっちゃごっついおっさんにすごまれたことがあります。何しに来た?みたいな。
 ほか、大量の小銭をもっていって(洗濯をしたく、大量に25セントコインを
 作ったのに、実は貸家の中にあった)、入金お願いします。って丸投げしました。
 本来はアカンかもしれません。でも小銭の処理ってどこの国へいっても問題に
 なります。

 1.2
 空港で寝泊りした。
 飛行機の遅れで接続できず、しかし会社も違うから、自分でリカバリーしないと
 いけなかったが、面倒だったし、デスクワークが溜まっていたので、空港内の
 ベンチを陣取りwifiと電源を確保し、ほぼ1日滞在しました。 どこでも仕事できる
 とかいいつつ、駅前のカフェでないと仕事できないビジネスマンと比較すれば、
 かなりのハングリー精神がついたと思います(が、もうしたくないと思ってます)。

 1.3
 ビザ取得の経験をした。
 これは留学では当たり前ですが、今回はJ1ビザでなく、B1ビザ取得をしました。
 ここで学んだことは、本とかの情報だけでは書かれていないことに遭遇したことです。
 どちらも研究目的であることは間違いないのですが、同じ理由では拒絶されてしまう
 可能性があったことがショックでしたし、危うかったです。とにかく、行く場所が同じ
 ところであった場合でも、より向こうの施設とビジネスをする(研究者っていうのは、
 研究がビジネスであるっていう観点も日本だけで研究している気づかない視点かもしれません)
 というアピールをアメリカ領事館での面接をしながら、話を微調節することをしました。
 これによる最大のメリットは、ビザの有効期限10年をもらったこと。2年後とのESTAの申請がいらなくなりました。なぜ10年になったのかはよくわかっていません。
 これから、学会でアメリカ行く際もうそで観光でいきますって言わなくてよくなり
 ました。

 1.4 所詮自分以外自分の事に関心がないってことに気づく
 これは、今回に限った事ではないのですが、どれだけやろうが、知らない人にとっては
 その努力無駄なわけです。学会とかの用事で行くわけですけど、そのセッション以外で
 自分の事なんて知らないだろうし、学会会場になっているホテルの人だってそんな事
 当然知らない。なので、所詮小さいことなので、自分のやりたいようにやるっていうのが大事だと認識します。 また気づいてほしいと思ったら全力投球しなければいけないと
 気づきます。これが難しいです。

 1.5 いろいろな品物の価格差に気づく。
 全国展開している会社の商品は、各国の物価などで若干は変わりますが、ほぼ変わりません。 しかし、そもそも日本なんかで売る予定にしていないものがごろごろしている。
 こういったことに気づくことは、副業の方向性を選ぶのにもいいのではないかと思います。 一例ですけど、手術器械。 日本で購入しようとしたら個人が購入する価格設定じゃないから買えません。 もう日本で販売していないものであってもですよ。無料で
 もらえそうなのに、かなりの値段を吹っかけられます。いや、吹っかけられました。
 しかし、アメリカで、e-bayで調べたら中古で出回っています。どうやってやっているか
 しりませんが、その会社自体でなくて、個人商店的に何個かストックして、たぶんせどりしていて売っているのです。
 場合によっては日本に届けてくれることも可能とはなっています。
 でも、自分の場合、海外の共同研究先に出向いた時に、その施設に送ってもらい、
 日本には普通の荷物として送る、ということでなんとかなりました。
 適切な価格で中古が出回っている海外市場に気づくっていうのは、今後も日本の立ち位置がかわらないのでいいかなと思います。 ちなみに、自分の知っているアメリカの研究者も、研究費で実験器具を中古で購入してました。
 すごいのは、動かせないものであっても、見本としてどうだっていう感じで売られていました。
 

2.会をオーガナイズした
 去年に引き続き、人気のあるキーパーソンに会える(その人に会えば勉強になる
 というような)というような有料のイベントを主催しました。
 完全にパラサイト的活動ですが、社会的活動としては全うです。よくある
 小さな研究会だって、講演に来てもらう、会費取る っておなじものだと思います。

 こういったイベントは、
 (集客数)x(客単価)x(実施回数)

 で売り上げがわかりますし(簡単っていうこと)、自分で企画すれば、チューニングが
 可能じゃないかなと思います。でも下準備もそれにかかる経費もかかるので、バイトしたほうがいいかもと思う方もいるかもしれません。
 でも参加者の方々の百聞は一見にしかず的ないい感想をもらいますと、やってよかったと思います。


3.商標を申請してみた
 ネーミングすることで自分の活動に自信が持てるような気がしたので、
 とりあえずやってみました。
 来年は、久々自分で特許だしたり、意匠にも挑戦したいと思います。

4.合同会社を設立してみた
 これも今後うまくいくかどうか知らないのですが、自分の活動の枠を広げられ、かつ
 金銭的な見込みが年間維持費の7万を越えるものだったらチャレンジしたほうがいいかな
 という気持ちでやってみました。7万維持できなかったらたたむだけ。
 一人で興せるというのも合同会社の魅力かもしれないと思いました。
 この数万程度の覚悟くらいはしてもいいかもしれないと思いました(銀行からお金借りてなにかするわけじゃないのです)
 感想としては、個人事業主という経験をしてからのほうがいいような気もしました。
 それぐらい一般的多くの医師は、そういうリテラシーが足りないのではないかなと思います(ある方についてはすいません)。

5.同窓会誌に載ってみた
 普通オファーあってのことのように思うことも、営業の練習としてやってみました。 インタビューをうけました。が、以前の反省もあり(インタビューっていうのは、
 なにを聞かれるかその場で考えるというより、そもそも伝える事を準備しておかないと
 いけないという教訓)準備して挑みました。


来年は、もっと楽しい事にチャレンジしていこうと思います。パッシブをさらにやめて、恥をかいてもアクティブに、この辺が成功の鍵であると思います(何が成功かの定義も大事)。

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