ページ

2015年4月3日金曜日

医師による医師のための特許活動 まずは「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」から

特許活動とあいまいな表現をしたのは、特許の手続きをすすめようかと検討しているが、かといってそれがすぐさま特許取得→役に立った結果金儲けになるといった間違ったイメージを払拭したいからだったりします。
 医師として日々過ごしていてこんなものがあったらいいのになぁということに出くわすこともあると思いますが、それを最終的に製品にしたいとするとかなりハードルが上がる話になります。
 自分で作れるのか、誰かの協力がないと作れないかにまず分けないといけないかもしれません。後者だった場合でそれが企業・会社だったりすれば、利益が発生しないといけないので、会社負担で話が進むことはまずないのではないかと思います。企業それぞれの事業計画がありますから、その軌道上にない場合断られることがほとんどなのではないかと思います。また、そんな新しく思いついた話をそのままでされると、開発部門のある会社も嫌がる可能性があります。もし、たまたまその会社が後でそのような製品を開発しようとしたときに、話をされた先生に「それ、私のアイディアでしょう?」などと言われたら困るからです。
 こういったことから、自分で作るにしろ、誰かの協力を求めるにしても、最初にするのは、特許相談ということになると思います。 自分の思いついたことに新規性があるのかないのかなどを調べて、新規性があるなら特許出願だけでもしておくということが必要かもしれません。このステップをせずして学会で発表したりすると、その発表のせいで新規性を否定してしまうことになりかねません。今までの特許にどんなものがあるか調査するのは、“特許図書館“というものだったのですが、このサービスが変わり「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat」というものに変わるそうです。検索すれば関連した特許情報を調べることができます。久々こういった活動をする予定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿