ページ

2012年6月3日日曜日

世界規模で”世間は狭い”を体感。先週行った先進技術での話

先週、革新的手術医療機器を2週間借りられる機会に恵まれ(といっても交渉しての話ですが)、従来使用しない方法でその機器を用いて手術を施行しました。まずまずの精度、正確性を体験でき、これを低侵襲手術に応用できないかなぁと思いました。簡単に言うと内視鏡をガイドするようなものに使用できたらと思ったのです。内視鏡というのは小さい皮切での手術を可能にするし、視野は肉眼より細かくできますから精密な手術が可能なはずです。でもその作業をしている場所は本当に術前に捉えたところなのかどうかについてはわからないのではないかなというのが私見です。GlobalとLocalの両方が必要と思います。そのGlobalな位置を把握するのに役立つかと思っていたのですが、最近publishされた論文があって、と見せてもらうと、以前共同研究を持ちかけてきた外国人医師(3月17日の記事)の論文でした。かなりマニアックな事なので、すでにやっているだけすごいのですが、知っている人だったなんて! 世間狭いなぁと思いました。  早速、その医師に賞賛のメール送ると、喜んでそうなレスポンスもらいました。刺激多き方を知り合いに持つことができ幸せです。油断するとすぐ忙しい日々に忙殺されそうになりますが、こういった方のおかげでもう少しやってみようという気にさせられます。

2012年5月29日火曜日

休みをとってハンズオンセミナーを勤務先でしてもらいました。

4月9日付の記事のように”キーオピニオンリーダーしている海外企業の日本支社からの訪問”の際に 所有しているソフトウエアのポテンシャルについて熱く社長も交えて語ったことがよかったからか、その 社長から半日ハンズオンセミナーを受けてみてはとうかと言われました。もちろん通常でしたら申し込んで 講習を受ける立場の方が講習料を支払うような内容です。それを無料で受けることができました。  所有していると書いた通り普段ほとんどこのソフトウエア使用していないのですが、ある手術支援の材料のデザインを譲渡した対価として使用できる権利を頂いて、せっかくなのでソフトウエアに精通したいと思っていました。使用期限が1年くらいになってようやくやる気になってきました。直接説明を聞くと、たしかに全くやったことのない状況で四苦八苦するより短時間で技術を取得できる気がしました。  少なくとも日本では、このソフトウエアを広めるキーパーソンの一人に 自分がなるのではないかと確信しました。

2012年5月20日日曜日

筆頭著者英語論文12本目。皆さまAuthorshipにご注意を

先週筆頭著者英語論文12本目となる論文の採択通知をもらいましたが、心晴れない状況でこの週末を迎えています。というのもとりあえず論文のReviseはいいが、Authorshipの記載で納得がいかないというコメントつきでした。 (1) designed the study (2) gathered the data (3) analyzed the data (4) written the initial draft (5) ensured the accuracy of the data and analysis という5つの要素のうち、各著者は3つは満たさないといけないというのがこの雑誌のルールになっています(これでどの雑誌かばれる可能性もありますが、その場合公にはしないでください。おねがいします)。 (2)で5人中4人の著者を選んだが、(3),(5)で5人の名前を書いたので、 データを集めていないのにデータの正確性を確認できるわけないでしょう?と言われたのです。 が、集めること自体に貢献しなくてもデータを解析すること、また解析されたデータの確認はできるでしょうと反論すると、それは間違っている、もしこのAuthorshipの表記の変更がなければ採択も取り消すと言われてしまったのです。(2)に含めなかった先生は(1)にも貢献しているので、みすみす”Authorではありませんでした”とすることはなかなかできません。  Authorshipはここの論文投稿時に書かれてある書類をみると5-10年前くらいからどの科の雑誌での厳しくするよう言われているみたいです。が、英語がNativeでない日本人にとって、(2),(3),(5)というのはどこまでがどこに含まれるかは非常に難しい気がします。(2)がなくて(3),(5)に含めることができないなら、(2)は独立した要素にはなりえないのではないかと思います。  結局どうなるのでしょうか?論文採択の取り消しされたら今までの苦労は水の泡になります。  論文を書く先生方に同じ目に会わないようにしてもらいたく、記載することにしました。

2012年5月11日金曜日

診療報酬点数加算どうしてますか

細かいところまで説明すると素性が限定されるので抽象的に書きますが、先日事務の方から私の診療行為が今年改訂された診療報酬点数の加算に該当するのではないかと問い合わせがありました。今まで例え加算がつかなくともよりよい治療を目指して取り組んで来た診療行為ですから、加算がつく対象になるなら嬉しいことは嬉しいですが、これって病院の利益にしかならない、つまり直接の当事者に還元されることではないのであまり利点がないのでは?と現在自分の中で審議中です。他の医師が行っていないのでパーソナルブランドとして差別化に役立つかもしれないとは思いますが、波風立たないこともない案件なので十分な検討が必要です。他、新規に機器を購入する際有利に展開できるポイントにでもなるならいいのですが...。まぁやっぱり病院に貢献できるならとかいう理由で加算をとっていく形におさまりそうなのですが今一つ納得いかないシステムだなぁと思います。

2012年4月9日月曜日

キーオピニオンリーダーしている海外企業の日本支社からの訪問

けしかけたのは自分ですので、すごい話ではないかもしれません。
でも社長が会いに来たというのは残しておくべき記事かもしれません。先日やりとりの
ある海外企業の方の日本支社がある学会に出展予定であることを知ったので是非展示だけ
でなく、セミナーみたいなものを開いてくださいとお願いしてみました。
 社長様や関連部署に連絡をとってくれたことから、一度お話を伺いたいという連絡をもらい
ました。5日後ですよ、5日後!たまたま向こうが自分の居住地区周辺に用事があるから
だったとは思いますが急な話です。でもこちらもたまたま時間作れる日にちだったので
会うことにしました。
 主に整形外科医師が普段どんなふうに手術しているか、またどんな工夫によりそれを向上させる
努力をしているかプレゼンしました。最終興味もってくれて、その学会での方向性などにアイディアを
提供できたのではないかと思いました。結局人的配置不足となることからセミナーは開かれない
のですが、直接会って話す意義はやっぱりあるなぁと再確認しました。

2012年3月17日土曜日

「週4時間だけ働く」という破天荒目指すにぴったりの本ご紹介

前回の「アイディアを売り込む」の本で最後に伝えた、「週4時間だけ働く」の本の紹介です。

 こっちを大分前に本屋で立ち読みしたのですが、正直びっくりしました。普通に会社勤務していた人が、在宅を企て、またさらにその仕事を外部に委託、これによって、お金もあるし、自由な時間を獲得できる、というコンセプトは面白いなぁと思います。
・不必要な情報を見ない
・不必要な仕事はやらない
・自分じゃなくてもできる仕事は全部アウトソーシング
を徹底した結果みたいです。
この本の完全版が、

になります。こっちは大容量で、すこし読みにくいと感じました。
医師の仕事はなかなかこのようにはできないとは思うのですが、参考にすることは可能なのでは
と思います。自分の進むべきキャリアのデザインが出来ていないと、取捨選択も難しい。かといって
一度こうだと決めた道が全然思い通りにいかない場合もあるだろうし。結局、悩むより行動なのだと思います。

上には上がいますね。アイディアの売り込みで生計立ててる人の本

先日本屋で偶然発見した本の紹介です。



 私は、一応自分のアイディアが海外の企業にとって価値あるものと評価してもらえ、知財保護と幾ばくかの利潤(というほどはもらっていない、単なる付加価値程度)を得られるようになりましたが、それを実践し続けてロイヤリティで暮らしを立てている方の本です。ただ外国の方の作品なので単純に日本で応用するのはかなり難しいかもしれないと思います。だれでも、知識無くてもとうたっている割には売り込むための情報収集が必要だと説いています。経験がないとどのように収集するかわからないし、収集しないと経験が積めない、まさに”鶏が先か卵が先か”状態です。ある一つの商品を決め、一番新しい流れを把握し、その改善点を上手に仮特許の形に仕上げるなんていうのは、なかなかできるものではありません。うまく正のスパイラルに入ればいいのかもしれません。
 しかし、こういったスタイルで成功している方がいることを知ったので、自分もいつか別の発明をすることになったらいいなと思いました。本自体の発見もよかったのですが、文章中に「週4時間だけ働く」ことで成功した方の話もあり、それもためになりました。これについては次の話にしようと思います。