昨年医療機器開発の本を紹介しましたが、表立って書きませんでしたが今のところ非常に役にたっています。
医師の立場からすると、もちろんニーズからスタートしているはずですので、万人に受けなく商業的に役にたたなくてもまずは自分の研究環境整備のためになるという提案をしたいと思います。
以前3Dプリンタを使用して手術支援するというものを開発した経験があります。参考となる出版物としては(自著とかいう意味ではなく整形外科として、こういうのがありますよということ) 昨年紹介させてもらった(執筆したある先生はマニアックすぎて売れないとFBで書いていました(笑))ものとしては、
や、
があります。
そういったものだったら、らくらく運べて(重くない)、どこにでももっていける(大きくない)という条件を満たしますので、なんなら海外にいっても可能なわけです。
つまり既存でない(ブルーオーシャン)医療機器開発をすること、イコール(ではないにしても)
自分の研究インフラを整えることができるといえると思います。
先月だったかに、
研究インフラ(リンク)について、
この本を紹介させてもらいましたが、
研究インフラを整える、
1 会社、 2 学会、 3 非営利団体、4 クリニック
5番目の選択肢として、医療機器開発があるかなと思います。
これに関連して、開発までできなくても、海外で開発された製品をいち早くとりいれ(そのためには
国際学会などにいかないといけませんが)、日本においてはアーリーアダプターとして
活躍する、というのもいいと思います。
もちろん商業化したり、たくさん売れればいいのでしょうが、自分の懐を痛めない(外部資金を利用する、ないし自分で投資した分は回収する)ければ、第一段階成功だと思います。
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