年末もあとわずかですが、最後はこのブログの方向性を起点に戻す記事で終えることができそうです。
先日、9月に書いた記事の第90回日本整形外科学会学術総会の演題投稿(リンク)の結果が来ました。ポスターですが無事採用となりました。これで、気持ちよく仙台に行くことができます。この回で、開催大学近くで開催というのはなくなるそうで、次回からは、大都市の学会会場を順に回すだけの学会になるようです。
東北へ行くのは、学会で行くのは初めてで、震災以降チャンスを伺っていましたが、今回ようやくその機会を得ました。学会総会でも被災地にいける機会が用意されているようです。震災当時は、普通に外来をしていて、なんで揺れているのかわからず、休憩場所の医局のテレビで、ことのいきさつを知った次第でした。あの時特別自分に災難はありませんでしたが、これからの将来を考えるに、非常に大事な転機となったのは間違いありません。
自分が遭遇してしまったときには、日本を脱出できる準備をしたほうがいいと思いましたし、惰性で同じところにとどまるより、今まで心のどこかにひっかっていたけどやっていなかったこと、については、今すぐ取り組むべきだとも思いました。
そんなことを思ったおかげで、思い切ったキャリアチェンジをしましたし、今年の年末は10日ほどの休みを利用して、車1台で家族で海外旅行を満喫中です(アメリカ西海岸の知識、ネットワークは、ここ数年で大分と増えてきました) 。
時間的自由ではトップクラスです(自慢できることではないですが)。
来年もブログタイトルに見合う活動をして、おこがましくもどこかのだれかに刺激を与えられたらと思います。
この"破天荒を目指す整形外科医のブログ"は、 "大学院で研究"、"海外留学"、”サブスペシャリティを極める”といった、ありがちな医師のキャリアを比較的順調に進み、 進んだ後何をするか、どうするか等のこれまたありがちな問題を打破するため、作者が破天荒なチャレンジを続ける医師のブログです。ちなみに”破天荒”は「無茶苦茶な」とか、「豪快で大胆な」とかいう意味は全くなく、「だれも成し得なかったことをすること」という意味です。医師の第3のキャリアパスの1つとして、非医学部大学教授をしながら臨床活動も継続するという立場にあります。 ブログ内容は、主にはキャリアデザイン、英語論文、日本にいながらの海外展開、イノベーション関連が中心です(でした)。
ページ
▼
2016年12月31日土曜日
2016年12月27日火曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 9 試みを終えて
第1-8回と比較的長く連載しました。もちろん自分で試した事でない事が多く、エビデンスレベルの低さも秀逸です。 妄想も含まれるでしょう。
しかしながら、ここまで来て思うのは、やっぱり”原点回帰”、レベルは低くとも研究をしたい、研究活動がやっぱり楽しい、ということを再確認しました。 もちろん、インパクトファクターが低い雑誌しか整形外科雑誌はなく、そういったところではハイレベルな基礎系研究者と競う事もできませんが、
そうであっても、どんな小さな研究でも、わからなかった事、明らかになっていなかった事を明らかにすることができるので、非常に楽しいことであることがわかったのです。
さすればすべき事は、この研究インフラを整える、成果を出す、資金を得るという良循環を回すにはどうすればいいかということを考えたほうがいいかなと思えました。
研究インフラとは、
最近頻出の慶応大学眼科教授、坪田一男先生の言う
1 会社
2 学会
3 非営利団体
4 クリニック
です。
理系のための人生設計ガイド 経済的自立から教授選、会社設立まで (ブルーバックス)
の189ページ。
これを小さくても目指すこれを来年の課題にしていきたいと思います。
しかしながら、ここまで来て思うのは、やっぱり”原点回帰”、レベルは低くとも研究をしたい、研究活動がやっぱり楽しい、ということを再確認しました。 もちろん、インパクトファクターが低い雑誌しか整形外科雑誌はなく、そういったところではハイレベルな基礎系研究者と競う事もできませんが、
そうであっても、どんな小さな研究でも、わからなかった事、明らかになっていなかった事を明らかにすることができるので、非常に楽しいことであることがわかったのです。
さすればすべき事は、この研究インフラを整える、成果を出す、資金を得るという良循環を回すにはどうすればいいかということを考えたほうがいいかなと思えました。
研究インフラとは、
最近頻出の慶応大学眼科教授、坪田一男先生の言う
1 会社
2 学会
3 非営利団体
4 クリニック
です。
理系のための人生設計ガイド 経済的自立から教授選、会社設立まで (ブルーバックス)
の189ページ。
これを小さくても目指すこれを来年の課題にしていきたいと思います。
2016年12月25日日曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 8 (一応おわり) 遠隔医療 クオリティラドIVR
8回目は、遠隔医療。
といっても、以前説明したものではありません。
”クオリティラドIVR” 放射線科でIVRを専門にしている堀川雅弘先生が起業されたもので、ポリシーがとてつもなくいいです(リンク)。
その中の一つに、”留学生を金銭的にも、ノウハウ的にも支援する”というのがあって、非常に感銘を受けます。
つまりは、上の遠隔医療は、遠隔読影なのですが、遠隔地の病院での読影問題というのは結構問題だようで、今ではいろんな方が、その医療をなんとかしようという気持ちで始めているようです。
これであれば、留学中の金銭的援助を受けるのは、容易かもしれません。
また、このサービスを利用している先生の話を聞きましたが、給与取得ということでなく、個人事業主として登録できるようなのです。これによって、損益通算ができるようです。
整形外科画像だけを特化して読影を、とか考えても、今のところ放射線科診断医でないと登録できないそうです。
この先生の本もなかなかです。
留学前に、起業している、というところがすごいと思います。
といっても、以前説明したものではありません。
”クオリティラドIVR” 放射線科でIVRを専門にしている堀川雅弘先生が起業されたもので、ポリシーがとてつもなくいいです(リンク)。
その中の一つに、”留学生を金銭的にも、ノウハウ的にも支援する”というのがあって、非常に感銘を受けます。
つまりは、上の遠隔医療は、遠隔読影なのですが、遠隔地の病院での読影問題というのは結構問題だようで、今ではいろんな方が、その医療をなんとかしようという気持ちで始めているようです。
これであれば、留学中の金銭的援助を受けるのは、容易かもしれません。
また、このサービスを利用している先生の話を聞きましたが、給与取得ということでなく、個人事業主として登録できるようなのです。これによって、損益通算ができるようです。
整形外科画像だけを特化して読影を、とか考えても、今のところ放射線科診断医でないと登録できないそうです。
この先生の本もなかなかです。
留学前に、起業している、というところがすごいと思います。
2016年12月23日金曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 6 (あとチョイで終わろうかと思います) 空き時間を利用する、3DHubビジネス
使いまわしか、と思われますが、使い回しです。
以前の記事、
3D プリンティングは今や”Uber”、”Airbnb"みたいです。 ”3D Hub”を利用して思う、国内外格差
で体験しました、3D-Hub
発想は、本当にAirbnb Uberのアイディアと同じです。要は3Dプリンタを購入して、3Dプリンタの需要に併せて、受注生産をするというものです。
今ですと、3Dプリンタの単価は10万ほどです。他は、材料費だけです。プリントは夜五月蝿いと思いますが、勝手にやってもらえるでしょうし。
後は、梱包とかの材料が必要でしょうが、箱、発砲スチロールペーパーのみで十分でしょう。 小さな不動産経験(減価償却も学べる)ができるのではないでしょうか?
ただ自分が体験したように、安価なものは、クオリティはプリンタごとで違うようで、運が悪いとすぐお釈迦になる気がします。
他、おそらく3D-CADの知識が要ることもあるかもしれません。
以前の記事、
3D プリンティングは今や”Uber”、”Airbnb"みたいです。 ”3D Hub”を利用して思う、国内外格差
で体験しました、3D-Hub
発想は、本当にAirbnb Uberのアイディアと同じです。要は3Dプリンタを購入して、3Dプリンタの需要に併せて、受注生産をするというものです。
今ですと、3Dプリンタの単価は10万ほどです。他は、材料費だけです。プリントは夜五月蝿いと思いますが、勝手にやってもらえるでしょうし。
後は、梱包とかの材料が必要でしょうが、箱、発砲スチロールペーパーのみで十分でしょう。 小さな不動産経験(減価償却も学べる)ができるのではないでしょうか?
ただ自分が体験したように、安価なものは、クオリティはプリンタごとで違うようで、運が悪いとすぐお釈迦になる気がします。
他、おそらく3D-CADの知識が要ることもあるかもしれません。
2016年12月22日木曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 7 (あとチョイで終わろうかと思います) 自己セミナー、ワークショップ主催
第7回は、自分でセミナーを企画する。
講演で招待されるなどという、重鎮の先生の活躍のおはちが回ってくる事など期待したくても、
その先生が活躍している限りなかなか難しいと思います。
だったら自分で会を企画してみては?ということです。最近では、
Peatixなど、グループ・イベント管理サービス のサイトは結構存在します。
中身をみてみても本当多種多彩です。
金額のばらつきも結構大きいです。告知、集金がしやすくなれば、あとは企画に集中できます。
しかし、ここでも、まだネックがあります。
当然集客があります。来ない事には、収益は見込めません。 こういったことの関連の記事を
みていると最終無料にするという記事もあります。それでは収入にならないのでは?と思うかもしれませんが、インバウンド、アウトバウンドでなにかしら思いつくなら、そこで収益できなくてもいいことになるかもしれません。
集客でやきもきするとことは相当のストレスです。 やらなければよかったなぁという気持ちもあります。が、逆に、ある地方会で講演を頼まれたのに、参加者が10名だったという経験もあり(これももとを正せば自分の実力かもしれないのですが)、そんなんだったら企画して失敗したほうが、ましです。
講演で招待されるなどという、重鎮の先生の活躍のおはちが回ってくる事など期待したくても、
その先生が活躍している限りなかなか難しいと思います。
だったら自分で会を企画してみては?ということです。最近では、
Peatixなど、グループ・イベント管理サービス のサイトは結構存在します。
中身をみてみても本当多種多彩です。
金額のばらつきも結構大きいです。告知、集金がしやすくなれば、あとは企画に集中できます。
しかし、ここでも、まだネックがあります。
当然集客があります。来ない事には、収益は見込めません。 こういったことの関連の記事を
みていると最終無料にするという記事もあります。それでは収入にならないのでは?と思うかもしれませんが、インバウンド、アウトバウンドでなにかしら思いつくなら、そこで収益できなくてもいいことになるかもしれません。
集客でやきもきするとことは相当のストレスです。 やらなければよかったなぁという気持ちもあります。が、逆に、ある地方会で講演を頼まれたのに、参加者が10名だったという経験もあり(これももとを正せば自分の実力かもしれないのですが)、そんなんだったら企画して失敗したほうが、ましです。
2016年12月21日水曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 5 (あとチョイで終わろうかと思います) ライティング
今回で5回目 今回のお題は、ライティング。
文章を書くという全てのカテゴリーを含むことにします。
初めには、ブログでしょうか。 確かに文章を書くのに慣れていく感覚はつかめると思います。伝えたい事があるなら始めるべきとかいうことで書き始めたのですが、これで儲けられるか、というと
まったくその範疇に自分はありません。
尊敬する「整形外科医のブログ」先生を天上人くらいに眺められるところにおります。でも、書いてみるとわかるのは、もし、医師でなくなり、動かせるのが指一本であったら、食っていけなくなることを自覚します。 つまりいかに医師という仕事でなんとか社会の中の役立つ奴でいれるかを再確認します。
次、有料ブログ。「Note」とか。これも絶大的ないしある程度人気が出てからでないと意味がないように思いました。自分ブランディングなしには、内容がよかろうがだめな気がします。 最初に登録しないといけない時点で面倒と思う人もいるだろうし、定期購読にしないと読めない記事についてもさらに面倒感があります。 そんななか「整形外科医のための英語ペラペラ道場」の先生がご紹介される、Amazon Dash Button。 全く頭使いませんもんね。
しかし、これら2つは、小銭であろうとなかろうと、自分の努力で稼いだもの、医師の立場があってもらえる給料とはまったく違い、なんとなく嬉しい気持ちになります! これは、自分にそういったセンスがあるかどうか確かめるのに非常にいい機会になると思います。
次。原稿依頼。 今までに雑誌、本の分担執筆の機会が何度かありますが、これは、やっつけ仕事でない限り(たとえば、上の先生に言われて(当然その先生が締め切りに間に合っていないから)とか)、これもまた面白いものだと思います。 でもこれも分担で担当する限り、金額は期待できないと思います。 計算方法は雑誌、本で若干違うようです。今のところ5万弱です。一件分が。
本だったら、発行部数、1冊の値段、印税(の8-10%くらい)、何ページ担当したか、で自動的に
決まります。
単独本執筆。
研究者でものすごいレベルの高い研究していながら、本執筆もごりごりこなす、
脳研究者の、池谷祐二先生(リンク)を発見しました。 ここまでいかなければ、
とてもとても本で食べていくのは難しいのではないかと思います。
でも、一般対象であると、1冊の値段はさがりますので、うまくいって20万円くらいじゃないかな
と思います。
でも、文章を書く能力があるのかどうかは、これも書かないとわかりません。
文章を書くという全てのカテゴリーを含むことにします。
初めには、ブログでしょうか。 確かに文章を書くのに慣れていく感覚はつかめると思います。伝えたい事があるなら始めるべきとかいうことで書き始めたのですが、これで儲けられるか、というと
まったくその範疇に自分はありません。
尊敬する「整形外科医のブログ」先生を天上人くらいに眺められるところにおります。でも、書いてみるとわかるのは、もし、医師でなくなり、動かせるのが指一本であったら、食っていけなくなることを自覚します。 つまりいかに医師という仕事でなんとか社会の中の役立つ奴でいれるかを再確認します。
次、有料ブログ。「Note」とか。これも絶大的ないしある程度人気が出てからでないと意味がないように思いました。自分ブランディングなしには、内容がよかろうがだめな気がします。 最初に登録しないといけない時点で面倒と思う人もいるだろうし、定期購読にしないと読めない記事についてもさらに面倒感があります。 そんななか「整形外科医のための英語ペラペラ道場」の先生がご紹介される、Amazon Dash Button。 全く頭使いませんもんね。
しかし、これら2つは、小銭であろうとなかろうと、自分の努力で稼いだもの、医師の立場があってもらえる給料とはまったく違い、なんとなく嬉しい気持ちになります! これは、自分にそういったセンスがあるかどうか確かめるのに非常にいい機会になると思います。
次。原稿依頼。 今までに雑誌、本の分担執筆の機会が何度かありますが、これは、やっつけ仕事でない限り(たとえば、上の先生に言われて(当然その先生が締め切りに間に合っていないから)とか)、これもまた面白いものだと思います。 でもこれも分担で担当する限り、金額は期待できないと思います。 計算方法は雑誌、本で若干違うようです。今のところ5万弱です。一件分が。
本だったら、発行部数、1冊の値段、印税(の8-10%くらい)、何ページ担当したか、で自動的に
決まります。
単独本執筆。
研究者でものすごいレベルの高い研究していながら、本執筆もごりごりこなす、
脳研究者の、池谷祐二先生(リンク)を発見しました。 ここまでいかなければ、
とてもとても本で食べていくのは難しいのではないかと思います。
でも、一般対象であると、1冊の値段はさがりますので、うまくいって20万円くらいじゃないかな
と思います。
でも、文章を書く能力があるのかどうかは、これも書かないとわかりません。
特に、誰に依頼されるわけでもなく、書くことにしてみたところ、10日ぐらいで10万文字達成しました。 最低10-12万文字必要と言われる、本執筆に関しては、能力はある、やればできるということが確認できました。
残念ながら、これを公にすることは今のところ出来ないのですが、もう少し、考えないといけないということがわかりました。 いつか結実したいと思います。
2016年12月19日月曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 4 (おわりが見えてきたけどもうすこし) 株関連
前回の為替をFXでやるなら、今回の株に関してもほとんど同じ状況だと思います。
クリアすべき関門は、海外に行ってからでは開設できるところがほとんどないという常識を押さえて
おくべきだと思います。
外国勢が、日本の株を漁ったり、日本でも一部では、日本の証券会社で外国株を買えるのに、
なぜか海外にいる人は日本では株投資のための口座を開けません。
以前留学するとき、出発ぎりぎり(ほんと前日)に登録完了のお知らせをもらい、セーフ!とおもったのもつかの間、あまりゆっくりしていなかったか、勉強が足りないせいで、留学先で全くやる気が起こらず、帰国してからも使用していなく、閉じた連絡をもらったことがあります。
そうならないようにするには、オンラインのやり取りになれておくことが必要かと思います。といっても、出金、入金の銀行口座だけきちっとしておけば問題ないと思います。
次の課題は、日本人が海外にいる、つまり海外居住者は、オンラインのやり取りをしてはいけないという話があります。でも、これは、法律で決まっている範疇でなく、証券会社によってまちまちです。 海外居住者、という定義が証券会社によって違うのです。なので、登録する前に確認しておいたほうがいいとは思います。ぱーっとみた限りは、数ヶ月とか1年以内ならOKとかいうものもありました。 会社勤務の方は、出向なのか、出張に置き換えられるのか(でも置き換えたら、家族は同行できない決まりがあるとか、この辺のルールも非常にバラエティに富んでいます)。
準備が整っても、株でお金を儲けられるかの技術は別問題とも思います。でも、小銭を稼ぐのでもいいというのでしたら、やってもいいことかもと思います。
クリアすべき関門は、海外に行ってからでは開設できるところがほとんどないという常識を押さえて
おくべきだと思います。
外国勢が、日本の株を漁ったり、日本でも一部では、日本の証券会社で外国株を買えるのに、
なぜか海外にいる人は日本では株投資のための口座を開けません。
以前留学するとき、出発ぎりぎり(ほんと前日)に登録完了のお知らせをもらい、セーフ!とおもったのもつかの間、あまりゆっくりしていなかったか、勉強が足りないせいで、留学先で全くやる気が起こらず、帰国してからも使用していなく、閉じた連絡をもらったことがあります。
そうならないようにするには、オンラインのやり取りになれておくことが必要かと思います。といっても、出金、入金の銀行口座だけきちっとしておけば問題ないと思います。
次の課題は、日本人が海外にいる、つまり海外居住者は、オンラインのやり取りをしてはいけないという話があります。でも、これは、法律で決まっている範疇でなく、証券会社によってまちまちです。 海外居住者、という定義が証券会社によって違うのです。なので、登録する前に確認しておいたほうがいいとは思います。ぱーっとみた限りは、数ヶ月とか1年以内ならOKとかいうものもありました。 会社勤務の方は、出向なのか、出張に置き換えられるのか(でも置き換えたら、家族は同行できない決まりがあるとか、この辺のルールも非常にバラエティに富んでいます)。
準備が整っても、株でお金を儲けられるかの技術は別問題とも思います。でも、小銭を稼ぐのでもいいというのでしたら、やってもいいことかもと思います。
2016年12月17日土曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 3 (もうちょい続けます) 為替関連
今回は為替。
留学中は、なぜか劇的変化の真っ只中に出くわします。
今回は、大統領選挙でトランプさんに決まった事、イギリスがユーロから脱退を国民投票で決めた事。
ちなみに以前留学したときは、民主党が政権をとるときでした。
FXなどにもチャレンジしたことはありませんが、今回は結果的に為替変動で利益を得た気がします。
前回の2のことが影響しますが、ドル建てのキャッシュを用意しようと、1ドル100きったぐらいに少し忘れましたが、1000-1500万くらい円からドルに換えていました。
現在は、1ドル117円です。 ちょいと前から少しずつ、ドルを円に戻しています。
差分を考えると、たとえ手数料を考えても50万くらいの利益にはなっていると思います。
残念ながら円で持つ事になるので、財政破綻が起きればじつにアホなことをしていると言えます。
留学中は、なぜか劇的変化の真っ只中に出くわします。
今回は、大統領選挙でトランプさんに決まった事、イギリスがユーロから脱退を国民投票で決めた事。
ちなみに以前留学したときは、民主党が政権をとるときでした。
FXなどにもチャレンジしたことはありませんが、今回は結果的に為替変動で利益を得た気がします。
前回の2のことが影響しますが、ドル建てのキャッシュを用意しようと、1ドル100きったぐらいに少し忘れましたが、1000-1500万くらい円からドルに換えていました。
現在は、1ドル117円です。 ちょいと前から少しずつ、ドルを円に戻しています。
差分を考えると、たとえ手数料を考えても50万くらいの利益にはなっていると思います。
残念ながら円で持つ事になるので、財政破綻が起きればじつにアホなことをしていると言えます。
2016年12月15日木曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 2 (もうちょい続けます) ハワイ不動産投資
医師の留学中の収入源を考えるために、医師の副業のあり方を考えています。不動産投資をしたことがない自分にとって、都市部がいいとかいわれてもピンと来ず、空家率の多い日本でなく、世界に(おおげさですが)目を向けたほうがいいのではないかと考えた時期がありました。
そこでハワイ不動産投資です。
・海外の中でも、日本人に人気のある場所で行っていない人でも、
なんとなく楽しそうというイメージ(そんなところに物件がもてるなんてなどテンション上げあげ)
・日本と違い年齢構成が若く、これからも人口が増え続ける
・本に書いてあるようリーマンショックで米国本土がひいひいいっている頃、景気の低迷が少なかったので安心
・日本人が海外で口座を開けて維持できるのにこれほどいいところはない、と思うほど簡単に
開設でき、それをベースに送金もできるし、ローンも検討できる
・建物比率が日本と全く違い、減価償却のメリットもあること
などいろいろ魅力的に思えました。
一番よかったのは、"自分で使う事もできるし、使用しない間は貸せる"というかなりおいしい話。
そうか、不動産投資で失敗しても、自分で住んだらいい(使ったらいい)。とか思っていたのです。
さらにエージェントは親身に質問に答えてくれたり、いろいろ提案してくれたりと至れり尽くせりの
ご対応
もうすぐ購入というところまで行きました。結構な額をドルに換え、準備万端海外と日本の口座に
半々でもちもうすぐ海外のほうに結合という状況でした。現金で買う気でいたのです(借地権のですが)。
が、やめてしまいました(笑)
ネックは、その開設した銀行から、支払いをするときに、オンラインはできなく、小切手を持っていなかった事が一つの原因でした。発行を依頼できたのですが、開設したときの住所(つまり日本)にしか送れないという状況。数枚だったら、一時滞在の住所にも送れるとのことだったのですが、
数枚でなんとかならなかったとき術なしとなる点。
借地権であることから、この先どうなるかわからないよ、と親戚の知り合いのエージェントから
コメントもらい、気づきました。エージェント視点で考えれば、売れれば一発で利益になるわけで
不動産管理もその会社でないため、売るまでが全力、全身全霊で当たり前で、それを「あー親身な
方だ」とか思っている自分が馬鹿かもな、と思った点。
いざシミュレーションを組むと、自分が使用したい時期が夏場で需要の高い時期であったため、そうでないときに誰かに借りてもらうには、賃貸価格を下げないといけない。利回りでいってももともと
高いところでないので、ちょっと月の使用料が変わると、すぐマイナスになりそう、それでも、償却による節税効果もあるからと、なんとか自分を言い聞かせそうでしたが、米国、日本と両方で税金を
払う必要があること、最初の内はやりくりもわからずおそらく税理士だのみなので、ここでも手数料を取られてしまう。
とか考えて、最終やめてしまいました。
たしかにハワイは魅力的です。
今年足を運びましたが、アラモアナショッピングセンターには、あらたに日本食の屋台村があり、
良質ともに満足いくもので、当分オアフ島に限っては、日本人人気が廃れることはないと確信しました。
なので物件選びがやっぱり重要であると思いますし、契約前に出口をどうしておくかもポイントになると思います。
ほか、以下の本の作者にもすれ違いました。
そこでハワイ不動産投資です。
・海外の中でも、日本人に人気のある場所で行っていない人でも、
なんとなく楽しそうというイメージ(そんなところに物件がもてるなんてなどテンション上げあげ)
・日本と違い年齢構成が若く、これからも人口が増え続ける
・本に書いてあるようリーマンショックで米国本土がひいひいいっている頃、景気の低迷が少なかったので安心
・日本人が海外で口座を開けて維持できるのにこれほどいいところはない、と思うほど簡単に
開設でき、それをベースに送金もできるし、ローンも検討できる
・建物比率が日本と全く違い、減価償却のメリットもあること
などいろいろ魅力的に思えました。
一番よかったのは、"自分で使う事もできるし、使用しない間は貸せる"というかなりおいしい話。
そうか、不動産投資で失敗しても、自分で住んだらいい(使ったらいい)。とか思っていたのです。
さらにエージェントは親身に質問に答えてくれたり、いろいろ提案してくれたりと至れり尽くせりの
ご対応
もうすぐ購入というところまで行きました。結構な額をドルに換え、準備万端海外と日本の口座に
半々でもちもうすぐ海外のほうに結合という状況でした。現金で買う気でいたのです(借地権のですが)。
が、やめてしまいました(笑)
ネックは、その開設した銀行から、支払いをするときに、オンラインはできなく、小切手を持っていなかった事が一つの原因でした。発行を依頼できたのですが、開設したときの住所(つまり日本)にしか送れないという状況。数枚だったら、一時滞在の住所にも送れるとのことだったのですが、
数枚でなんとかならなかったとき術なしとなる点。
借地権であることから、この先どうなるかわからないよ、と親戚の知り合いのエージェントから
コメントもらい、気づきました。エージェント視点で考えれば、売れれば一発で利益になるわけで
不動産管理もその会社でないため、売るまでが全力、全身全霊で当たり前で、それを「あー親身な
方だ」とか思っている自分が馬鹿かもな、と思った点。
いざシミュレーションを組むと、自分が使用したい時期が夏場で需要の高い時期であったため、そうでないときに誰かに借りてもらうには、賃貸価格を下げないといけない。利回りでいってももともと
高いところでないので、ちょっと月の使用料が変わると、すぐマイナスになりそう、それでも、償却による節税効果もあるからと、なんとか自分を言い聞かせそうでしたが、米国、日本と両方で税金を
払う必要があること、最初の内はやりくりもわからずおそらく税理士だのみなので、ここでも手数料を取られてしまう。
とか考えて、最終やめてしまいました。
たしかにハワイは魅力的です。
今年足を運びましたが、アラモアナショッピングセンターには、あらたに日本食の屋台村があり、
良質ともに満足いくもので、当分オアフ島に限っては、日本人人気が廃れることはないと確信しました。
なので物件選びがやっぱり重要であると思いますし、契約前に出口をどうしておくかもポイントになると思います。
ほか、以下の本の作者にもすれ違いました。
2016年12月14日水曜日
みんなで読もう! ”できる研究者の論文” シリーズ 続編
今年紹介しました、
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
の続編が出ていました!
です。
ユーモラスを醸し出す文をちりばめて執筆する、著者のポール.J・シルヴィア氏、
翻訳の高橋 さきの氏 のコンビネーションは維持されています。
洋書のおもしろさは、訳す人で変わる印象があるので、よかったと思います。
今回のポイントは、
いかにインパクトがある論文を書くかということだそうです。
さすが、前作時点で准教授だったのが、今回の役職みると教授になっており
こころのゆとりを感じます。
今日、共同研究者たちと話をして、研究していて予想しなかったこと発見があったので
当初の目的を考えると、1つの論文とするより、2つにしたほうがいいかもしれない
という相談をしたのですが、当然、2つ でいこうということになりました。
科学的根拠もあるのですが、数も大事だという心理が働いている気がして仕方がありませんでした(笑)。
できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)
の続編が出ていました!
です。
ユーモラスを醸し出す文をちりばめて執筆する、著者のポール.J・シルヴィア氏、
翻訳の高橋 さきの氏 のコンビネーションは維持されています。
洋書のおもしろさは、訳す人で変わる印象があるので、よかったと思います。
今回のポイントは、
いかにインパクトがある論文を書くかということだそうです。
さすが、前作時点で准教授だったのが、今回の役職みると教授になっており
こころのゆとりを感じます。
今日、共同研究者たちと話をして、研究していて予想しなかったこと発見があったので
当初の目的を考えると、1つの論文とするより、2つにしたほうがいいかもしれない
という相談をしたのですが、当然、2つ でいこうということになりました。
科学的根拠もあるのですが、数も大事だという心理が働いている気がして仕方がありませんでした(笑)。
2016年12月11日日曜日
医師の副業 (留学中の収入源) 1 (おそらく続けます) せどり編
医師だけでなく、研究留学一般の話では、留学中の資金源は、おそらくは、”勤務先から” か ”公的機関、民間機関(財団など)による留学のための研究奨励金がほとんどであると思いますが、医師の場合、そうでないことが多い気がします。そういった経験のある先生に多々遭遇した、なんともエビデンスレベルの低い話ではあります。
そんな中、並行輸入で儲けたらどうだろうという話を聞き、丁度そういう本(下記に紹介)を見つけた事もあり、チャレンジしたいと思い、準備してみたことがあります。
アマゾンの出店についてがメインで、外国製品を輸入して国内(日本)で売る、逆で日本の製品を海外に輸出するということをメインにかかれています。
しかし、留学中にするってことを考えると、結構至難の業であることに気づきました。
日本にいないのに、海外から輸入して、その商品を管理して、注文が来たら売る。
これは、かなりの遠隔能力が必要です。日本で頼める人がいれば別でしょうが、
親族でなければ、そこへの手数料もかかります。となるとなるべくひとりで完結したい。
こんな希望をかなえるのには、この本にも書いてある、
フルフィルメント by Amazon(FBA)を利用するしかないと思いました。
これは、
「Amazonの世界屈指の配送システムを活用し、商品の保管から注文処理・出荷・配送・返品に関するカスタマーサービスまでを提供するだけでなく、Amazon.co.jpでの販売力を強化し、売上拡大を支援するサービスです」
というもので、ここに預けてしまえばいいのか、と思ったのですが、まだまだ難関がありました。
というのもFBA自体は、税関の対応をしてくれないということで、関税がかかる場合の対応に問題があったのです。
そうするとその弱みに付け込む会社(いえ支援ですよね)はやっぱりあるようで、
アッシュマート
BCC
など探せば結構でてくるのです。
しかーし、まだだめでした。そのサービスを受けるには、月額いくらの会員にならないといけなかったのです。これでは、これで生活を立てようと本気で考える(自分はそんな気なし)場合でないと
はじめられません。 やっぱりストックビジネスはおいしいのだと感心しましたが、感心している場合ではありません。上記の1つめは1回ならお試しも受け付けてくれるようでした。
が、もう一個問題がクリアできませんでした。
梱包です。
海外から無事届けるための手はずもいるし、さらに日本でFBAに預かってもらった後、国内で受け取る顧客にも考えて梱包しないといけない。
ここまでわかって、完全にやる気をなくしてしまいました。
という失敗談です。
ちなみにその儲ける話しは、以下のぬいぐるみ。
今チェックするとぬいぐるみはほとんど品切れ状態でした。そしてアマゾンの海外と国内の差が結構顕著だったのです。
そんな中、並行輸入で儲けたらどうだろうという話を聞き、丁度そういう本(下記に紹介)を見つけた事もあり、チャレンジしたいと思い、準備してみたことがあります。
アマゾンの出店についてがメインで、外国製品を輸入して国内(日本)で売る、逆で日本の製品を海外に輸出するということをメインにかかれています。
しかし、留学中にするってことを考えると、結構至難の業であることに気づきました。
日本にいないのに、海外から輸入して、その商品を管理して、注文が来たら売る。
これは、かなりの遠隔能力が必要です。日本で頼める人がいれば別でしょうが、
親族でなければ、そこへの手数料もかかります。となるとなるべくひとりで完結したい。
こんな希望をかなえるのには、この本にも書いてある、
フルフィルメント by Amazon(FBA)を利用するしかないと思いました。
これは、
「Amazonの世界屈指の配送システムを活用し、商品の保管から注文処理・出荷・配送・返品に関するカスタマーサービスまでを提供するだけでなく、Amazon.co.jpでの販売力を強化し、売上拡大を支援するサービスです」
というもので、ここに預けてしまえばいいのか、と思ったのですが、まだまだ難関がありました。
というのもFBA自体は、税関の対応をしてくれないということで、関税がかかる場合の対応に問題があったのです。
そうするとその弱みに付け込む会社(いえ支援ですよね)はやっぱりあるようで、
アッシュマート
BCC
など探せば結構でてくるのです。
しかーし、まだだめでした。そのサービスを受けるには、月額いくらの会員にならないといけなかったのです。これでは、これで生活を立てようと本気で考える(自分はそんな気なし)場合でないと
はじめられません。 やっぱりストックビジネスはおいしいのだと感心しましたが、感心している場合ではありません。上記の1つめは1回ならお試しも受け付けてくれるようでした。
が、もう一個問題がクリアできませんでした。
梱包です。
海外から無事届けるための手はずもいるし、さらに日本でFBAに預かってもらった後、国内で受け取る顧客にも考えて梱包しないといけない。
ここまでわかって、完全にやる気をなくしてしまいました。
という失敗談です。
ちなみにその儲ける話しは、以下のぬいぐるみ。
今チェックするとぬいぐるみはほとんど品切れ状態でした。そしてアマゾンの海外と国内の差が結構顕著だったのです。
2016年12月2日金曜日
同窓会誌に掲載希望だす!
大学在学中、また医師になってからの同窓会誌を非常に愛読しています。理由は、一般書籍と比べて、正直な気持ちを述べられている記事が多く、とても参考になるからです。
海外留学だよりや海外学会たより、受賞報告などが少し昔の自分にはとても参考になり、”ふむふむ、この先生こんなところに行っているのか(私も行きたい)”、”この先生、こんな学会賞を取っているのか(私も欲しい)”など様々な活動の参考とし、それを糧にコツコツやっておりました。
また他には、どこどこの部長になったということの抱負や、どこどこの大学の教授になったなど、自分とはまったくかけ離れた先生方の気持ちとか、退官される先生の記事では、どう頑張ってきたか、新入生、新入局者にどんなアドバイスがあるかなどもいろいろ人間哲学が込められており、これからどうやって人生を切り開くかなど興味が持てました。
そんなかで、「同窓生をたずねて」というような記事があるのですが、あっ今度はこれで載ってみたいと思っていました。当然オファーが来るわけでもないので、志願してみました!
まだカチッとは決まっていないのですが、話をすすめていけそうなところまで来ました。載ったらどうするの?ですが、特になにもメリットはありません。でも自分より下の学年次の方に活動を知って頂けるというのは、選択肢を考えるきっかけをあたることができるのでいいと思うのです。
海外留学だよりや海外学会たより、受賞報告などが少し昔の自分にはとても参考になり、”ふむふむ、この先生こんなところに行っているのか(私も行きたい)”、”この先生、こんな学会賞を取っているのか(私も欲しい)”など様々な活動の参考とし、それを糧にコツコツやっておりました。
また他には、どこどこの部長になったということの抱負や、どこどこの大学の教授になったなど、自分とはまったくかけ離れた先生方の気持ちとか、退官される先生の記事では、どう頑張ってきたか、新入生、新入局者にどんなアドバイスがあるかなどもいろいろ人間哲学が込められており、これからどうやって人生を切り開くかなど興味が持てました。
そんなかで、「同窓生をたずねて」というような記事があるのですが、あっ今度はこれで載ってみたいと思っていました。当然オファーが来るわけでもないので、志願してみました!
まだカチッとは決まっていないのですが、話をすすめていけそうなところまで来ました。載ったらどうするの?ですが、特になにもメリットはありません。でも自分より下の学年次の方に活動を知って頂けるというのは、選択肢を考えるきっかけをあたることができるのでいいと思うのです。