先日自分主催の国際交流的イベントを行いました。これは、所属している大学の学生、教員を留学先に行ってもらい、研究内容を把握してもらうというのが概略です。
これ自体大変意義あることのように思いましたが、さらに意味あるメリットがありました。プログラムの中で研究に使われているソフトウエアでオープン系、つまりフリーで手に入れることができるソフトウエアの紹介も含めてもらいました。
よく学会などでは完成された画像が示されていて、それをどういうステップで知るかがわからないことがあります。どれだけ面倒なステップを踏んでいるかは行った研究者しかわからないのです。
また、そもそもソフトウエアの存在すらしらないことも多いです。論文に含まれている情報だけでは
そこにたどり着けないのです。しかし、説明を聞く機会があると、ダウンロード先もわかるし、チュートリアルまで作成してあったりということもわかりました。これは英語で書かれているからたどり着けないということもあるかもしれないなと思いました。
そんなわけで、ドライ系の研究をしている場合、有効なフリーソフトウエアを使用できる環境を自分のところで整えるのは非常にメリットがあります。そこをプラットフォームに共同研究をつづけられたらいいなぁと思いました。
毎年高いライセンス料を払うことはもちろん開発側の努力を尊重することになりますが、いろんな理由でオープンフリーになっているソフトウエアを見つけ出し、それを見つけだすことも研究コストダウンの観点からは大事であると思います。
この"破天荒を目指す整形外科医のブログ"は、 "大学院で研究"、"海外留学"、”サブスペシャリティを極める”といった、ありがちな医師のキャリアを比較的順調に進み、 進んだ後何をするか、どうするか等のこれまたありがちな問題を打破するため、作者が破天荒なチャレンジを続ける医師のブログです。ちなみに”破天荒”は「無茶苦茶な」とか、「豪快で大胆な」とかいう意味は全くなく、「だれも成し得なかったことをすること」という意味です。医師の第3のキャリアパスの1つとして、非医学部大学教授をしながら臨床活動も継続するという立場にあります。 ブログ内容は、主にはキャリアデザイン、英語論文、日本にいながらの海外展開、イノベーション関連が中心です(でした)。
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2016年9月27日火曜日
2016年9月19日月曜日
国際学会はミーティングの場として利用しよう W0RKSH0P 的Cafeの紹介
先日、海外の学会に参加してきました。学会に参加する日本人の先生もちらほらおりますが、
今回は、そういった先生方との飲み会とかには参加せずに、自分でミーティングを企画しました。
理由は一つのテーマで話を展開させていく場合には、その立場の先生だけをおよびしないと話がまとまらないということで、今回はあるテーマで海外留学した、もしくはされた先生だけで集まるという
企画にさせてもらいました。
そこで、本当はカフェのようなところで話をしたいが、スペースを確保できるかわからない、また貸し会議室なんてのがあるのかないのか、あっても、食事はどうするか、など場所に悩みましたが、やっぱり、その国で一番物価が高いだけあります、そんなカフェがありました。
ワークショップ カフェ (今回リンクはありません)
都心に広いスペースを確保し、席の確保をして利用します。
今回は、そういった先生方との飲み会とかには参加せずに、自分でミーティングを企画しました。
理由は一つのテーマで話を展開させていく場合には、その立場の先生だけをおよびしないと話がまとまらないということで、今回はあるテーマで海外留学した、もしくはされた先生だけで集まるという
企画にさせてもらいました。
そこで、本当はカフェのようなところで話をしたいが、スペースを確保できるかわからない、また貸し会議室なんてのがあるのかないのか、あっても、食事はどうするか、など場所に悩みましたが、やっぱり、その国で一番物価が高いだけあります、そんなカフェがありました。
ワークショップ カフェ (今回リンクはありません)
都心に広いスペースを確保し、席の確保をして利用します。
事前に予約でき、完全にクローズとのスペースもあれば、少しオープンなところでの
数人用テーブルとか、いろんな用途に分かれています。
Privateゾーンでは10名ほど確保できますし、セミナーを行えるスペースもあるようです。
飲み物もカフェというくらいですから、コーヒーだけでなく、サンドイッチ、サラダなども注文できます。
そのカフェのなかにいるのに、携帯のTextで注文をすることもできます。
ミーティングルームは、インターネットは完全完備、電源もありますし、プロジェクタもつなげられるところもあれば、ホワイトボードまで。
とにかくすごかったです。
ミーティングでは、臨床っぽい研究をヒントに、症例数だの、日本との違い、研究の内容など突っ込んだ話ができました。
追記
他もう一個大事なミーティングをしました。ヨーロッパの研究者とアメリカの研究者を学会会場で引き合わせるということもしました。が、こちらは会場がホテルであったこともあり、廊下の行き止まりの片隅になぜか椅子がつんであるところを発見。そこで椅子を輪にして、ミーティングしました。
コーディネータ的役割であまりメリットないのですが、お土産のベルギーチョコでよしとすることにしました。
2016年9月13日火曜日
ProPulica これを見ると米国医師と日本の医師の置かれる立場が違うなぁと思います。
偶然発見したサイトなのですが、面白いサイトを見つけましたのでシェアを。
「ProPublica」
といいます。
内情も知らないですし、そのデータの信憑性もわかりませんが、とにかく下記サイトに行くと、
アメリカ医師のライセンスフィーとか、の額がわかります。
(クリックでリンク)
整形外科医師の給料は、安くても2500万であると、聞いたことがあります(米国有名S大学で)。
でもそれ以上にロイヤリティーとか、講演料もすごい。
副業などを考えることなど(いやそもそもロイヤリティーも副業の1つに分類されますが)、
ないのかもしれません。
勝負の世界がきびしいか、それほど厳しくなくて、中間層としての取り分をもらうか、
まったく違う人生かなと思います。
「ProPublica」
といいます。
内情も知らないですし、そのデータの信憑性もわかりませんが、とにかく下記サイトに行くと、
アメリカ医師のライセンスフィーとか、の額がわかります。
(クリックでリンク)
整形外科医師の給料は、安くても2500万であると、聞いたことがあります(米国有名S大学で)。
でもそれ以上にロイヤリティーとか、講演料もすごい。
副業などを考えることなど(いやそもそもロイヤリティーも副業の1つに分類されますが)、
ないのかもしれません。
勝負の世界がきびしいか、それほど厳しくなくて、中間層としての取り分をもらうか、
まったく違う人生かなと思います。
2016年9月10日土曜日
遠隔診療の相談 株式会社メドレー 躍進中
以前、遠隔医療のシステムを開発した会社とちょっとだけコンタクトを取った話をしました(リンク)。またしても日経メディカルですが、そこの主催のセミナーの案内がありました。 医師、他東大出身でチームを組んでいるこの会社、きっと伸びるのではないかと思います(根拠なし)。
【 セミナーでお話する内容】
★ 遠隔診療を実施するにあたっての法的根拠
★ 遠隔診療を実施する際の診療報酬や具体的な運用方法
★ 遠隔診療と相性の良い診療科目や疾患例
★ 遠隔診療ソリューションCLINICSのデモンストレーション
★ すでに遠隔診療を導入している医療機関における活用事例
--------------------------------------------------------------------------
【開催概要】
■ 日 時:2016年9月12日(月)19:00~19:30
■ 会 場:オンライン(インターネットに接続する端末が必要となります)
■ 参加費:無料(事前にお申し込みが必要です)
■ 主 催:株式会社メドレー
■ 詳細・申込はコチラ: http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_279132_--_8484_--_2
(50Exp進呈)
だそうです。自分はあいにく出張中で多分見れないと思うので誰か教えてほしいなぁと思います。
【 セミナーでお話する内容】
★ 遠隔診療を実施するにあたっての法的根拠
★ 遠隔診療を実施する際の診療報酬や具体的な運用方法
★ 遠隔診療と相性の良い診療科目や疾患例
★ 遠隔診療ソリューションCLINICSのデモンストレーション
★ すでに遠隔診療を導入している医療機関における活用事例
--------------------------------------------------------------------------
【開催概要】
■ 日 時:2016年9月12日(月)19:00~19:30
■ 会 場:オンライン(インターネットに接続する端末が必要となります)
■ 参加費:無料(事前にお申し込みが必要です)
■ 主 催:株式会社メドレー
■ 詳細・申込はコチラ: http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_279132_--_8484_--_2
(50Exp進呈)
だそうです。自分はあいにく出張中で多分見れないと思うので誰か教えてほしいなぁと思います。
第90回日本整形外科学会学術総会 に ひさびさ演題提出して思う国際化(できていない)
今年は、臨床的もちネタの少ない中、どうやって布石を作るかに少し時間をとられています。論文を書けばいいのでしょうが、なかなか。そんな中、モチベーションの維持には、とりあえず「学会発表のための抄録作成から」というのが、いいのではないかと思います。
今回は、この日本整形外科学会総会にチャレンジしました。 かなり久しぶりでした。 採択演題の質は、他の整形外科の学会よりは高くいいのでしょうが、結構オーソドックスなもの、確かな症例数のあるものでないと採択されないので、実験的な挑戦、マニアックなものはあまり採用されないので、自分としてはいささか敬遠気味でした。
でも、やっぱり演題抄録提出締め切りが延びないこともあって(9月9日)、集客のために締め切りを延ばさなくていいということがいえるので、クオリティーは担保されていると思いました。
今回は、英語で抄録が完成していたら1時間で完成できることが確認できました(当然に二重投稿にならないようにはしています)。まだ日本語でのロジックな文章作成の能力は落ちていないなぁと思います。
ちなみに、英語は先のORSのものですが、これも1日書けたら80%は作成できました。
でも、本題の国際化に関してですが、下記のように著者名でひらがな入力を強要されました。
共同研究者が外国人なので、半角英語で入れたかったのですが、スルーしてもらえませんでした。しかたなく、例えばAndyを”あんでぃー”のように入力すると、OKに。
国際的な研究を想定する場合、英語抄録しかだめだったのかなぁとも思いますが、日本人が主で、外国人が共同演者になることもあるし、今回のような場合もあるので、ここは想定しておいてほしかったなと思います。
2016年9月8日木曜日
一つの理想 「外科医なら基礎じゃなくて手術で論文を書け!」日経メディカルから
時々しか読みませんが、気になった日経メディカルからの記事を取り上げます。
日本赤十字医療センター院長 幕内雅敏氏のインタビューの記事なのですが、東大卒で、
国立がんセンター病院手術部長をしている時期に、技術力をかわれて信州大学第一外科教授併任(43歳!)、とまぁ生粋の外科系の先生です。
「基礎に行って論文を書く人がいるけど、なんでそんなことをするの?」というように憂いていました。「基礎に行って論文を書いちゃいかんとは言わないけれど、その評価は外科的論文の10分の1ぐらいのインパクトファクターで評価すべきだと思う」とまで言われていました。
整形外科の場合、手術治療だけでなく、内科的アプローチもいっぱいあるので、手術、手術と思わなくていいとは思いますが、突き詰めて、どうなったら手術治療の向上が望めるのかを常に考える、手術手技にフォーカスをあてる研究も、一つの王道だと思うようになりました。
こういったことを考えると、やっぱり留学は基礎でなく、「臨床(っぽい)研究留学」にフォーカスするのは悪くないと思います。
関連記事
「臨床(っぽい)研究留学」っていうのもあるよ! レジデント・医学生向けの情報サイト、”レジデントスクウェア”への一意見
「臨床(っぽい)研究留学」の参考サイト 整形外科医 編
「臨床(っぽい)研究留学」の参考サイト 心臓外科医 編
日本赤十字医療センター院長 幕内雅敏氏のインタビューの記事なのですが、東大卒で、
国立がんセンター病院手術部長をしている時期に、技術力をかわれて信州大学第一外科教授併任(43歳!)、とまぁ生粋の外科系の先生です。
「基礎に行って論文を書く人がいるけど、なんでそんなことをするの?」というように憂いていました。「基礎に行って論文を書いちゃいかんとは言わないけれど、その評価は外科的論文の10分の1ぐらいのインパクトファクターで評価すべきだと思う」とまで言われていました。
整形外科の場合、手術治療だけでなく、内科的アプローチもいっぱいあるので、手術、手術と思わなくていいとは思いますが、突き詰めて、どうなったら手術治療の向上が望めるのかを常に考える、手術手技にフォーカスをあてる研究も、一つの王道だと思うようになりました。
こういったことを考えると、やっぱり留学は基礎でなく、「臨床(っぽい)研究留学」にフォーカスするのは悪くないと思います。
関連記事
「臨床(っぽい)研究留学」っていうのもあるよ! レジデント・医学生向けの情報サイト、”レジデントスクウェア”への一意見
「臨床(っぽい)研究留学」の参考サイト 整形外科医 編
「臨床(っぽい)研究留学」の参考サイト 心臓外科医 編
2016年9月7日水曜日
あるもんですね、 「アメリカ医学研究留学者の専門サイト」 リロパックサービス
現在、知り合いの先生(医師)の相談に乗っていますが、自分の経験したような問題に直面しており、留学準備の煩雑さを感じます。
そんな折、標記のサイトを発見しました。
アメリカ医学研究留学者の専門サイト
研究留学といっても、医師を前提にしていて、なおかつポスドク期間あたりにフォーカスを充てているような感じです。
サービスとしては、住宅斡旋サービス、日常生活電話翻訳サービス、ビザサポートサービスなどがのっていました。
アメリカでポスドクをされる方の心得 Index なんてのもあり、ケースバイケースではあるものの全く知らない状態だった場合、概略を知るにはいいと思います。
有名どころの研究機関(13機関を網羅)では、賃貸情報とか、日本食スーパーとかの情報もあるので、自分が行くところと合致すれば結構有難いかも。
でも、この準備期間あたりで悩む時期って言うのは、日数換算で考えても多分1ヶ月もないと思います(なのでこれでビジネスになるのかな?なるなら結構な金額なのでは?と考えさせられました)。
行く場所を決めるとか、相手先から連絡がないとか、もんもんとせねばならない時間とかのせいで結構時間がかかるというイメージがあるだけかもしれません。 早く返事こないかなぁ、なかなか返事こないなぁとかいうことのみに時間を割くなら、1週、2週と決めて、それを越したらしつこいと思われようが連絡する、っていうスタンスが大事かなと思います。
もっと大事なことは、留学してからのほうだと思います。研究の内容をつめておく、これがうまくいかなかったら代替案は?などこっちに時間を使うほうがいいかなと、結果論的に思います。
そんな折、標記のサイトを発見しました。
アメリカ医学研究留学者の専門サイト
研究留学といっても、医師を前提にしていて、なおかつポスドク期間あたりにフォーカスを充てているような感じです。
サービスとしては、住宅斡旋サービス、日常生活電話翻訳サービス、ビザサポートサービスなどがのっていました。
アメリカでポスドクをされる方の心得 Index なんてのもあり、ケースバイケースではあるものの全く知らない状態だった場合、概略を知るにはいいと思います。
有名どころの研究機関(13機関を網羅)では、賃貸情報とか、日本食スーパーとかの情報もあるので、自分が行くところと合致すれば結構有難いかも。
でも、この準備期間あたりで悩む時期って言うのは、日数換算で考えても多分1ヶ月もないと思います(なのでこれでビジネスになるのかな?なるなら結構な金額なのでは?と考えさせられました)。
行く場所を決めるとか、相手先から連絡がないとか、もんもんとせねばならない時間とかのせいで結構時間がかかるというイメージがあるだけかもしれません。 早く返事こないかなぁ、なかなか返事こないなぁとかいうことのみに時間を割くなら、1週、2週と決めて、それを越したらしつこいと思われようが連絡する、っていうスタンスが大事かなと思います。
もっと大事なことは、留学してからのほうだと思います。研究の内容をつめておく、これがうまくいかなかったら代替案は?などこっちに時間を使うほうがいいかなと、結果論的に思います。
「広がる博士の活躍」 医学博士も関係あるかも
一般的には、日本において(日本においてだけです)は、医学博士の価値は低く、「足の米粒」と揶揄されますが(足の裏なので、きになるので、とりたい。しかしとっても食えない(役に立たない))、
海外での価値はそうでもないですし、むしろ尊敬されます。
そんな中、アカデミックのポジションを募集しているポータルサイト(これだけがメインではありませんが)、
JREC-In (Japan REsearch Career Information Network) portal (リンク)
に
”広がる博士の活躍”(リンク)があります。
医学博士というわけではありませんが、別にアカデミックポジションをとるためでなくても、博士を取得した後の活躍の方法がいろいろあることがわかります。
ご参考に
(余談:今もどうかしりませんが、博士取得がないと、病院の部長職につけないと聞いたことがあります(大きいところのみかも)。だからとっていない先生から、自分は部長にはなれないので、他の道を探す、といった話(実際独立してセンター的病院開業)も聞いたことがあります)
海外での価値はそうでもないですし、むしろ尊敬されます。
そんな中、アカデミックのポジションを募集しているポータルサイト(これだけがメインではありませんが)、
JREC-In (Japan REsearch Career Information Network) portal (リンク)
に
”広がる博士の活躍”(リンク)があります。
医学博士というわけではありませんが、別にアカデミックポジションをとるためでなくても、博士を取得した後の活躍の方法がいろいろあることがわかります。
ご参考に
(余談:今もどうかしりませんが、博士取得がないと、病院の部長職につけないと聞いたことがあります(大きいところのみかも)。だからとっていない先生から、自分は部長にはなれないので、他の道を探す、といった話(実際独立してセンター的病院開業)も聞いたことがあります)
2016年9月3日土曜日
整形外科 英文雑誌 Impact Factor (インパクトファクター) 改訂(チューンナップ)しました!
そもそも対した内容でなかったのに、結構引用されるページが、
「整形外科 英語論文 雑誌のインパクトファクター上がっています。 筆頭論文14個目」
だったのですが、内容はいまいちで、中をいじったのが今年の初め。
しかし、
①そのページ今見返すと、綺麗なページでない。どこにあるかわからない。
②また引用した、
「Journal Ranking on Orhtopedic and Sports Medicine」では、
Scimago Journal & Country Rankがベースである(正確にはインパクトファクタではない)
ということで問題がありましたが、やる気になりました。
先のランキングのサイトは下のようになっています。
になりました。
「整形外科 英語論文 雑誌のインパクトファクター上がっています。 筆頭論文14個目」
だったのですが、内容はいまいちで、中をいじったのが今年の初め。
しかし、
①そのページ今見返すと、綺麗なページでない。どこにあるかわからない。
②また引用した、
「Journal Ranking on Orhtopedic and Sports Medicine」では、
Scimago Journal & Country Rankがベースである(正確にはインパクトファクタではない)
ということで問題がありましたが、やる気になりました。
先のランキングのサイトは下のようになっています。
この順に調べていきました。30位まで
1. American Journal of Sports Medicine 4.517
(URL: http://ajs.sagepub.com)
2. Journal of Bone Joint Surgery America 5.28(2014/2015)
(URL: http://www.scijournal.org/impact-factor-of-J-BONE-JOINT-SURG-AM.shtml)
3. Journal of Bone Mineral Research 5.622
(URL: http://onlinelibrary.wiley.com/journal/10.1002/(ISSN)1523-4681)
4. Sports Medicine 5.579
(http://link.springer.com/journal/40279)
5. Skeletal Muscle 3.5
(https://skeletalmusclejournal.biomedcentral.com/)
6. Bone joint journal 1.64
(http://www.boneandjoint.org.uk/site/about)
7. Arthroscopy the journal of arthroscopic and related surgery 3.724
(http://www.arthroscopyjournal.org/)
8. British journal of sports medicine 6.724
(http://bjsm.bmj.com/site/about/)
9. Journal of Arthroplasty 2.515
(http://www.arthroplastyjournal.org/)
10. Exercise and Sport Science Reviews 4.451
(http://journals.lww.com/acsm-essr/Pages/default.aspx)
11. Journal of Shoulder and Elbow Surgery 2.289
(http://www.journal-database.com/journal/journal-of-shoulder-and-elbow-surgery.html)
12. Clinical Orthopaedics and Related Research 3.127
(http://www.springer.com/medicine/orthopedics/journal/11999)
13. Medicine and Science in Sports and Exercise 3.54
(https://www.researchgate.net/journal/1530-0315_Medicine_and_science_in_sports_and_exercise)
14. Acta Orthopaedica 3.54
(https://www.researchgate.net/journal/1745-3682_Acta_Orthopaedica)
15. Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle 7.413
(http://www.springer.com/medicine/internal/journal/13539)
16. Osteoarthritis and Cartilage 4.165
(http://www.journal-database.com/journal/osteoarthritis-and-cartilage.html)
17. Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy 3.097
(http://www.springer.com/medicine/orthopedics/journal/167)
18. The Journal of the American Academy of Orthopaedic Surgeons 3.055
(http://journals.lww.com/jaaos/pages/default.aspx)
19. Foot and Ankle International 1.896
(http://fai.sagepub.com/content/by/year)
20. International Journal of Sports Physilogy and Performance 3.042
(http://journals.humankinetics.com/page/about/ijspp)
21. International Orthopaedics 2.387
(http://www.springer.com/medicine/orthopedics/journal/264)
22. Journal of Science and Medicine in Sport 3.756
(http://www.journals.elsevier.com/journal-of-science-and-medicine-in-sport)
23. Journal of Orthopaedic Research 2.807
(http://onlinelibrary.wiley.com/journal/10.1002/(ISSN)1554-527X)
24. Spine 2.439
(http://journals.lww.com/spinejournal/Pages/default.aspx)
25. Gait and Posture 2.286
(http://www.journals.elsevier.com/gait-and-posture/)
26. Journal of Athletic Training 2.017
(http://www.journal-database.com/journal/journal-of-athletic-training.html)
27. Journal of Hand Surgery 1.640
(http://www.journals.elsevier.com/journal-of-hand-surgery-american-volume)
28. Knee 1.446
(http://www.journals.elsevier.com/the-knee)
29. Journal of Biomechanics 2.431
(http://www.journals.elsevier.com/journal-of-biomechanics)
30. Journal of Strength and Conditioning Research 1.978
(http://journals.lww.com/nsca-jscr/Pages/default.aspx)
です。
引用先もつける豪華ぶり!!
そしてImpactfactorに基づくと、
1位から10位は番号で言いますと、
1 | 15 |
2 | 8 |
3 | 3 |
4 | 4 |
5 | 2 |
6 | 1 |
7 | 10 |
8 | 16 |
9 | 7 |
10 | 13 |
聞いたことのない(失礼)、
15. Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle が一位でした。
これでしばらく皆様、整形外科雑誌インパクトファクタ 情報に困らないと幸甚です。
2016年9月1日木曜日
おすすめ本のまとめ 2016年度上半期
カテゴリーで”役立ち本を紹介するページ”というのがあるのですが、全く持って今一つでまとまっていなかったので、右のウィジェットでまとめてみました。
結局のところ自分のブログでは、普通から脱却するために、研究をする、英語論文を書く、というところをアイテムとして、医師の活動の幅を増やそうとしていることがわかります。 他の大勢がしない論文を書くということで業績を積み上げて、留学にチャレンジしたり(1回でなく2回も!)、本を執筆したり(今のところ共同でしかないが)、一般的でないキャリアチェンジもできることを示せています。
また、さらには、成功の範疇には到底はいらないのですが、特許を書いて、医療機器を開発したり、最近のビジネスマンなら手掛ける副業にもチャレンジするということができています。
これらの活動は自分のみでうんうん考えたわけでなく、一般的に購入できる書籍からのヒントでそうすることができました。
とりあえず10冊を選定しましたが、どうでしょう? 時々これもチューンナップしていこうと思います。
(しかし、これを作成するのに何回もアマゾンのエラーでへこみました。保存されないのです。
その対策としてはリンク上げておきます)
結局のところ自分のブログでは、普通から脱却するために、研究をする、英語論文を書く、というところをアイテムとして、医師の活動の幅を増やそうとしていることがわかります。 他の大勢がしない論文を書くということで業績を積み上げて、留学にチャレンジしたり(1回でなく2回も!)、本を執筆したり(今のところ共同でしかないが)、一般的でないキャリアチェンジもできることを示せています。
また、さらには、成功の範疇には到底はいらないのですが、特許を書いて、医療機器を開発したり、最近のビジネスマンなら手掛ける副業にもチャレンジするということができています。
これらの活動は自分のみでうんうん考えたわけでなく、一般的に購入できる書籍からのヒントでそうすることができました。
とりあえず10冊を選定しましたが、どうでしょう? 時々これもチューンナップしていこうと思います。
(しかし、これを作成するのに何回もアマゾンのエラーでへこみました。保存されないのです。
その対策としてはリンク上げておきます)
ロボット技術と医療 整形外科関連の現状
先日の失敗の一環(?)ではありませんが、ロボットというキーワードが医療分野で多くなっているけど、整形外科医的にどうかと思ったので調べてみました。
かなり前ですが、整形外科のロボット手術に貢献していましたが、今現状では、整形外科関連では、他の外科系と比べると体制的な面と環境的な面で劣っているというのが自分の印象です。他の外科系では腹腔鏡など内視鏡手術ということでひとまとめにでき、以前は開腹手術だったのが、小さな穴数箇所のみで手術できるようになって来ています。もちろん関節鏡も内視鏡ではあるのですが、他科と比べるとフォームが異なる印象です。
ロボット手術に関して、腹腔鏡で有名なものとして da vinci(ダビンチ)があり、他科では大学病院でなくても導入されています。10年以上前、こんな大掛かりなもの絶対はやらないと思っていましたが、変われば変わるものです。このda vinciと整形外科手術は関節鏡手術であっても相性がわるいので、症例報告的なものしかありません(おそらく外科医の関節鏡を動かす範囲であったり、関節の位置を変えて視点を変えないといけなことが原因と思われます)。
今では、他科ではロボット手術認定医という制度があるのですが、当然これはda vinciの導入に関連した内視鏡学会が主導ですので、整形外科医は範疇にありません。
「股関節・膝関節整形外科手術ロボット:世界市場シェア・戦略・予測 2016-2022年」という市場調査レポートの概要(リンク)では、
「股関節・膝関節整形外科手術ロボット市場は、次世代ロボットデバイス、システム、および手術管理への装置の投入により、2015年に8,400万米ドルを上回り、2022年までに46億米ドルに達すると見込まれています。」
となっているけど日本はどうかなぁと思います。
今年の日本人工関節学会で、このレポートにある、
Stryker Mako RIO ® Robotic Arm関連のランチョンがありましたが、
参加する先生方は少なかったとストライカーの営業の方が行っておりました。
あと研究環境にも以前から課題があります。
(参考記事のリンク)
手術関連ではそんな感じですが、リハビリ部門ではもう少し可能性を残しています。
今日の整形外科治療指針 第7版
の中で、ロボットスーツHALのことが取り上げられています。
また、これ診療点数がついています!
J118-4 歩行運動処置(ロボットスーツによるもの)です。
まだまだ整形外科疾患への適応へのエビデンスは十分とは思いませんが、
手術関連より導入は進んでいく実感があります。
介護ロボットとかいうキーワードよりウエアラブルロボットというキーワードで、
なんとかなじみやすく進んでいく感じがあります。
かなり前ですが、整形外科のロボット手術に貢献していましたが、今現状では、整形外科関連では、他の外科系と比べると体制的な面と環境的な面で劣っているというのが自分の印象です。他の外科系では腹腔鏡など内視鏡手術ということでひとまとめにでき、以前は開腹手術だったのが、小さな穴数箇所のみで手術できるようになって来ています。もちろん関節鏡も内視鏡ではあるのですが、他科と比べるとフォームが異なる印象です。
ロボット手術に関して、腹腔鏡で有名なものとして da vinci(ダビンチ)があり、他科では大学病院でなくても導入されています。10年以上前、こんな大掛かりなもの絶対はやらないと思っていましたが、変われば変わるものです。このda vinciと整形外科手術は関節鏡手術であっても相性がわるいので、症例報告的なものしかありません(おそらく外科医の関節鏡を動かす範囲であったり、関節の位置を変えて視点を変えないといけなことが原因と思われます)。
今では、他科ではロボット手術認定医という制度があるのですが、当然これはda vinciの導入に関連した内視鏡学会が主導ですので、整形外科医は範疇にありません。
「股関節・膝関節整形外科手術ロボット:世界市場シェア・戦略・予測 2016-2022年」という市場調査レポートの概要(リンク)では、
「股関節・膝関節整形外科手術ロボット市場は、次世代ロボットデバイス、システム、および手術管理への装置の投入により、2015年に8,400万米ドルを上回り、2022年までに46億米ドルに達すると見込まれています。」
となっているけど日本はどうかなぁと思います。
今年の日本人工関節学会で、このレポートにある、
Stryker Mako RIO ® Robotic Arm関連のランチョンがありましたが、
参加する先生方は少なかったとストライカーの営業の方が行っておりました。
あと研究環境にも以前から課題があります。
(参考記事のリンク)
手術関連ではそんな感じですが、リハビリ部門ではもう少し可能性を残しています。
今日の整形外科治療指針 第7版
の中で、ロボットスーツHALのことが取り上げられています。
また、これ診療点数がついています!
J118-4 歩行運動処置(ロボットスーツによるもの)です。
まだまだ整形外科疾患への適応へのエビデンスは十分とは思いませんが、
手術関連より導入は進んでいく実感があります。
介護ロボットとかいうキーワードよりウエアラブルロボットというキーワードで、
なんとかなじみやすく進んでいく感じがあります。