この"破天荒を目指す整形外科医のブログ"は、 "大学院で研究"、"海外留学"、”サブスペシャリティを極める”といった、ありがちな医師のキャリアを比較的順調に進み、 進んだ後何をするか、どうするか等のこれまたありがちな問題を打破するため、作者が破天荒なチャレンジを続ける医師のブログです。ちなみに”破天荒”は「無茶苦茶な」とか、「豪快で大胆な」とかいう意味は全くなく、「だれも成し得なかったことをすること」という意味です。医師の第3のキャリアパスの1つとして、非医学部大学教授をしながら臨床活動も継続するという立場にあります。 ブログ内容は、主にはキャリアデザイン、英語論文、日本にいながらの海外展開、イノベーション関連が中心です(でした)。
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2012年2月28日火曜日
今や”STUDY PROTOCOL”だけで論文になる時代?! そんなJournalあります。
先日、あるキーワードから論文を検索していたのですが、その研究の方法がRCTで厳密なデザインで書かれてありこんなすごい検討している施設がもうあったなんて、と驚いたのですが、結果の段落がないのです。よく読むとカテゴリーが、Original PaperとかReview articleとかでもなく”Study Protocol"って書いてあるのです。こんな素晴らしいデザインで今から研究しますよというだけで論文になっています。「BMC Musculoskeletal Disorders」っていうOpen Journalなのでなんでもありかと思うのですが、結果というか”What's new"がない論文ってどうかと思います(が、Impact factorは整形外科内では結構高めの1.94。信じられません)。
2012年2月21日火曜日
Dual Lifeしてる先生いらっしゃいますか?
ある作家が使用していたキーワードで、Dual Lifeっていうのがあって、違う2つの場所を行き来して生活することの提案がなされていたのですが、とても新鮮な気がしました。実際のその作家は、違う2つの場所というのが国自体も違っているのですが、そこまででなくても週末のみ違う場所で生活するっていう程度だけでも新鮮な気がします。前からそういう希望をしていたところ、まだ未確定情報なのですが、週末のみバイトをしてくれる先生を探している病院があることを聞いたのです。うまくいくといいのですが...。
2012年2月1日水曜日
病院機能向上研究委員会で研究計画採用してもらいました!
今年も研究助成の機会頂けるとは本当に自分は幸運です。取り組んでいる研究が今後の病院の発展にどのように寄与するかを関連づけて計画書を作成しないといけないのですが、なかなか楽しく作成させてもらいました(実際は締め切りぎりぎりに気づき、必死になって作成しました)。
新規性をうたいながら、かつそれが突拍子もないことでなく、施行可能である雰囲気を漂わせたのがよかったかもしれません。もう一つは予備実験的な検討が済んでおり数字として可能性を具体的に示すことも大事ではないかと思います。
新規性をうたいながら、かつそれが突拍子もないことでなく、施行可能である雰囲気を漂わせたのがよかったかもしれません。もう一つは予備実験的な検討が済んでおり数字として可能性を具体的に示すことも大事ではないかと思います。