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2018年10月8日月曜日

あえて言う。PubMedに載らない報告の情報は、新知見という観点では意味が薄い。

 先日、学生に学会発表させる機会を作りました。今まで一度もタッチしたことのない分野で、とりあえず情報収集して、関連の書籍を集め、という作業をし、一応1年で何とか発表できる状態にした、という感じです。嬉しい反面、新しく専門分野作るのは面倒ですし、中小企業の戦略とは真逆であるとは認識しています(往々にしてそうしがちなのですが)。



 その際に、自分の出発点として、今まで明らかになっていないことで、今後の臨床に活かせるかもしれない仮説があたっているかどうかの検証なので、当然今まで調べられていないかどうかをPubMedでは調べます。ですが、そこから、英語論文がないからといって、日本語での報告ないかなぁとはあまり調べません。
 それは一応海外にもっていってもいい(海外で発表できるものかどうか)かどうかがキーだからです。
 ある先生からは、英語論文がないからと言って日本語での報告があるかどうかしらべな
いのは、うんぬんかんぬん、言われましたが、上記理由からですよ、先生。時間は有限で
すから。さらには、それら日本語の論文は、参考文献にすら載せるのは難しいです。それ対策に題名と抄録だけ英語を用意するものもありますが、Indexされた文献として利用することが難しいです。(昔、Hip Jointという日本の学会の学会雑誌を参考文献にしていた先生がおりましたが。完全に奥の手でしょう。)
 それから、ついでに言いますと、使われていた”孫引き”という言葉。よく、1つの論文の参考文献の論文をさらに読み込んでいく、という意味に使われる先生も結構いらっしゃいますが(昔、えらい先生がそういう意味で使っていて、そうかと思っていたが、あとで全く違うと知った。鵜呑みにしてはあかんとそこで悟る)、実は、


全然違う。強いて言うなら、スライド発表の時間がなく、焦っていて、自分の主張をサポートする論文を集めるときに、読んでもいないのに参考文献としてあげる行為などに使われるようです。

 もちろん日本語論文や、検索されない論文も一定の価値はあります。それは、研究者としての業績の積み上げです。査読される雑誌であれば、堂々とそういう論文の1つです。
と伝えることができます。最近、和文の論文しかないけど、科研費もらっている先生などを知り、数がやっぱり大事であると再認識もした次第です。

最後に
上で紹介した本は、整形外科医では誰でも知っている、”整形外科医のブログ”先生の記事で紹介されていたものです。(リンク


小さな会社の稼ぐ技術

先日、資産形成セミナーに参加し、いろいろ質問したりしましたが、自分のビジネスを考えるには、まずこの本の読みなおしだと思いました。戦略としては1つに絞れってい
うのが1つのキーワードにあります。医師の副業という観点からは、本業は無くせないけど、空いた時間に考えるものは、1つに絞れということなのでしょうね。そうすることで成功されている先生が何名かおりました。でも妄想している仕事のどれが成功につながるかわかりませんので、もう少し小さく進めて優劣つけてやっていこうと思います。


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