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2017年11月9日木曜日

学会発表 の 目的 公的な自分の経験を話す安上がりな手段

 先日、自分の研究グループの結果を公にするために、抄録の提出をしました。今まで行ったこともない学会で、学会としての歴史はあるようですが、締め切り日前日なのに、登録番号が10017。さすがに1万名越す応募があったとは思えず、当然の如く、締め切り当日には延長されていました。はぁ。
 こういった学会は、主要メンバーであれば存続させるかどうか的な、存続する価値があるのか十分検討してもらう必要があるとは思いますが、部外者的立場からの参加的には非常にありがたい存在です。細かい事を書いていない事も特に良く、発表者は学会会員でないといけません、とかいう縛りはホームページを見る限りありません(後で送りつけてくるパターンでしょうか)。おそらく、メイン学会だったらハシにも棒にもひっかからない内容のものを、とりあえず学会発表としてでも、活動を残すことができます。1つの演題カテゴリーには十分関与しますから、採択してもらえたら嬉しい限りです。
 ついでにもう一個だそうかという気になりました。こちらは、今年、海外の研究施設を訪問したときのお試し的内容で、論文・メインの学会発表では、発表できそうのないものです。それでも先進技術機器を試したという価値がある気もしてきて、今年になり、自分も購入したのですが、欧米でかなり売れてて、ユーザーミーティングをUSの観光地的場所で行い、行くなら宿泊は先着何名様無料としている注目の品なのに、日本ではまだ5台程度しかなく、自分以外はほぼ旧帝国大学しか所有していない状況です。 これなら、アーリーアダプター的な証拠を残す価値がありそうだと思えてきました。
 もし、自分だけでこの発表成果を公にとすると、場所は確保しないといけないでしょうし、もちろん無料であっても、この話だけで来るとは到底思えないです。一方、この学会で発表できればひとまずだれか話を聞いてくれるだろうし、質問もなくても座長からやさしい質問ぐらいはしてくれるかもしれません。存在感はだせるかもしれません。プレゼンの練習になるかもしれません。恥をかいても、次行く気もないかもしれませんし。

 いつもおよそのメンバーが固定されている学会、演題出さないといけないという圧力のために行く学会、以外にも学会での発表の価値は少しありそうな気がします。
 

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