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2017年3月16日木曜日

先生、それでは特許になりませんよ!

めずらしく、自分の得意としたい(得意というわけでない)話。

論文作成が最近のテーマですが、最後までフィニッシュできない、のは、やっぱり他事にも手を出そうとしているからに違いありません。

今年度も一つなにか新しいネタをと思って、自信をもって取り組んだものに対して、
言われたのが、タイトルの一言です。

残念ながら、今所属する大学で、産学連携をコーディネートできる職員は、常勤では
有識者とコネクションがないため、仕方なく、有名企業経験のある方が仕切っております。もちろん、経験のある方の方がない方よりいい、これはわかります。しかし、1人だけに任すのはどうかなどと思ったりします。 つまり、発明委員会でもこの方の意見が大きく反映されてしまうというリスクがあるのです。せめて3名くらいは実力者が欲しいと
思います。

と、いうことで昨年末に思いついたネタをなんとか見せられる状態にして相談した際に
そんなことをいわれました。

既存のものの寄せ集めで、新規性はぎりぎりあっても、進歩性はない、という意見でした。先の話ではクソー、とか悔しくは思ったのですが、冷静に考えると、そうかもしれません。

じゃぁ、意匠権はとれないのですか? 
以前、整形外科医のブログ、著者の先生がおっしゃっていたのを思い出し、
ちょっと応戦してみました。
しかし、この意匠権というのは、デザインを守ることを中心にしており、
よくよく考えて、今のデザインを大きく変えることがあったらたちまち使えなく
なるので、今回の場合(デザイン的にも納得いっていなかった様子)は、
意匠権も難しい、ということになりました。
もうわからずやと話しても意味ないか、とまで思っていましたが、
最後に手を差し伸べてもらいました。

実用新案で出してみたら?これは日本しかない、ちょっと中途半端なものだけど
ないよりいいかと思い、その作戦で行くことを前提に、仕切り直しすることにしました。


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