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2017年2月8日水曜日

英語論文作成には 少なくとも類似論文3-10個あつめないと

 先日久々Clinical Orthopaedic Related Research の査読を担当しました。いつも、忙しいときに回ってくる気がして、だれかに見られるているかもという被害妄想もありましたが、今回はそうでもなかったので、違うのだと思います。

たいてい査読にまわってくる論文というのは、自分が書いた事のある論文の関連だったりするのですが、今回もそんな感じでした。

しかし、思った以上に過去の研究を調べられていない印象がした論文でした。過去の報告ではこの減少についてはXX-OO%と報告されるといっていながら参考論文が2つしかなかったり、今までの報告によると、といっておきながらシステマティックレヴューの論文1つだったり(でも、もちろんRejectにはしていません)。

標題のとおり、少なくともある程度の数の論文を集めてからでないと、Discussionのパートというのは書けないと思います。またその集めた論文の構成などやっぱり類似しているので、自分の原稿の表現で抜け落ちている段落がないか、などにもチェックとして使えますし、議論の余地があるかもしれませんが、英借文をするのにもきっと好都合だと思います。



とか人の評価をしている暇はないのですが。

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