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2016年8月28日日曜日

海外留学の注意点 日本語本・書籍の情報鎖国になる状況 (からの見つけた役立ち本紹介)

 留学中に感じたことの一つに、タイトルのような”情報鎖国”気持ちになったのでそのことについて書きます。

 国外のメディアに触れるようになり、嬉しく思う一方帰国子女でも、バイリンガルでもない自分にとって、日本語の活字で情報をキャッチできないのは、苦痛に思うようになりました。インターネットでは、もちろん日本語のニュースは、読めますが、本が読みたいという欲望が出てきます。実はこうなるかなぁと思い、”スキャンしたり、画像としてデジカメとして撮影しておく”(笑)などをしてきましたし、たまたま日本から来る親戚、知り合いに頼みもしましたが、満足いく状態でなかったですね。Kindle依存になるのかもしれません。この状態は、一部のルートでしか情報がとれないので鎖国と読んでいいでしょう。

 こういったことは、長期に留学される先生の注意点かもしれません。留学前の先生の相談にのることもありますが、確かに行く前の準備は大事だと思いますが、着いてしまうと当たり前ですが、もう役に立たず、もやもやして、情報検索に時間を無駄にとるよりは、最低限のところでとどめて、行ったからの生活について準備しておくほうが大事だなぁと個人的には思います。


 市立図書館に行くと、ちょっとだけ日本語書籍がおいてあり、感動しました。しかし、棚で言うと4つ程度しかなく、少ないためにカテゴリーに分かれておりません。そこにおいてある本は、古く5年以上も前の本でもざらです。おそらく日本人滞在者の寄付かなにかかなと思います。

その中で、読んで面白かった本をご紹介(ぜんぜん整形外科関係ないです。ビジネス・金融系ですが、そういった中にも生き方的に読んでおいて為になる本はあります。)


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

これ、タイトルの言葉しか知らなかったので、上下本にまたがるとは思っていませんでした。 2009年ものなのに、ベストセラー1位!すごいです。
ブラックスワンとはなにかは、アマゾンレビューなどで本を読まなくてもわかります。予想していなかったことが起こるとその後にいくらでも起こった説明ができるが、その前にはだれも予想していなかったことが起こる可能性について、くどいくらいでも、具体例を用いて書かれています。
一読して、ぱっとまとめられる才能が自分にないのですが(ポイントがいろいろ考えられるところがあるので)、ちょっと共感を持ったのは以下。

19章の「電車なんかで走るなよ」です。(これもここがポイントではないかもしれません)
”電車を逃がして残念なのは、電車を捕まえようとしたときだけ。”
”自分の意志で、イタチごっこや序列を捨てるのなら、それは外れるのでなく、越えるというこである。”
そして
”給料の高い仕事を自分からやめれば、お金で得られるより高い満足が手に入る(頭がおかしく
なったと思うかもしれないが、やった私が言う。本当だ)
というところ。勝手に親近感わきました。

読んでそんはないでしょう。


一生お金に困らない3つの力
”10年先に差がつくマネーの教養41”というサブタイトルです。これも2009年もので、古い。しかし、
読んで面白かったです。”では10年前に100万円を何に投資していたらどうなっているか”とかの具体例があります。
稼ぐ・守る・増やす。このシンプルな3つの力を磨くことで、お金に困らない生活を送れるようになる、というコンセプトで、攻めと守りの記載にわけて、初心者にわかりやすい書き方があります。
作者については、ちょっとした有名作家ではありがちですが、賛否両論だったりしますが、先に書いたように10年後など予想がつかないこと(上の結果は投資先で半分になることもあれば5倍になっていることもある)から、ビジネスも5年タームはどうかという提案があります。
自分の仕事の内容、軸足というのも、変えないでやって行きたい部分はあっても、取捨選択して5年タームでのチューニングは望ましいかたちだと思います。


金持ち父さん貧乏父さん
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
初版がありました。出版当時も読んだことがあるのですが、少し懐かしく手をとりました。
労働者が働くさまを”ラット・レース”と呼び、

「資産は私のポケットにお金を入れてくれる」
 「負債は私のポケットからお金を取っていく」
というフレーズは、社会人なり立ての研修医だった時代、強烈でした。
これもカスタマーレビューみると、シビアな意見もありますが、
まったく金融の教養もなく、高収入の立場で社会にだされる医師にとっては読んで
おいていい本だと思います。
研修医、若手時代はなにかと、「マンションを買いませんか?」的連絡が、くそ忙しいときに
かかってきており、不動産に対するイメージが相当悪かったのですが、タネ銭が少しある
今、不動産投資やってみるかー(海外にいるのに?)と思ったためになる本です。
具体例としては、不動産(のみ)一押しなので、小さく失敗してみようとか、初心者に
寄り添うのは②のほうがいいかもと思いました。



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