ページ

2016年3月1日火曜日

病院イノベーション展でいいもの見つけました。糸結びの要らない縫合処置を目指して

先週、メディカルジャパンという展示に参加して、最先端の情報を頂きに行ってきました。

 このフェアは、6つの展示会で構成されており、医療IT/医療機器・設備/看護・介護製品/先端医療技術/製薬に関わるあらゆる製品・技術・サービスが一堂に出展する日本初の「医療の総合展」です。

 その一つに、病院イノベーション展というものが開催されました。 病院イノベーション展は、
医療機器・病院設備・サービスが一堂に出展する「病院のための商談展」という位置づけで、
病院で使用される医療機器や臨床検査、感染防止、滅菌設備、医療ロボット、ヘルスケア機器、コンサルティングサービス、ディスポ用品、災害対策などあらゆる製品・サービスが出展されていました。
 病院、クリニックなどの医療関係者(理事長、事務長、総務、施設担当者、医師、技士等)のための展示会ということで、十分該当するので参加してきました。 こんな機会も普通だったら行きにくいものになりますが、自分の場合、出張扱いで参加できます。

3日間で25000名(のべでなく実際の)入場があったというから学会より規模は大きく8-10倍ほどでしょうか。このうちの1-2割がVIPでの入場ですが、今回はつてがあって入場することができました。

いろいろ収穫がありましたが、その一つに、器械縫合の要らない縫合糸を出典している会社がありました。QUILLという製品になります。

図の下の部分が肝になります。
糸の一部が羽のようにめくれ、ささくれ立っています。この構造によって、糸が抜けなくなるのです。
外国の会社の出展だったので、英語で話かけてみました。

これ興味があります。

整形外科専門医です。

緊張によって創部の開くリスクは本当にないの?

サンプルある?

認可がおりたら連絡して(実際は向こうからすると言われました)

動画サンプルある?

この程度であれば、中学英語で組み立てることができるかもしれません。多くの参加者は
英語を話しませんので、話かけただけで向こうは一生懸命聞いてくれますし、お前の英語は
わからんな、という顔もされません。こういう機会で、コンプレックスが少しでも少なくなれば
いいと思います。

動画サイトも見つけました。 こちら

整形外科手術、形成外科手術、腹腔鏡手術 を取り扱っているようで、整形外科の中では
一発目に人工膝関節全置換術を例にしていますので、かなり強気です。 というのは
人工膝関節手術は切った部分を術後リハビリで曲げたりのばしたりするので
大丈夫かなと思う手術なのに、それを1つ目に持ってくるという事はかなりの自身かと
思いました。

日本に導入されるのはまだ先だと思いますが、使ってみたいと思います。

これを機に(?)人工膝関節の再学習をしようかと思いました。



著者の一人に以前なにかのワークショップでご指導賜りましたのでこれを推薦することに
します。

また、今月中に自分でもこの分野の学習教材(?)をアップすることにしようと思いました。
これについては後日


0 件のコメント:

コメントを投稿