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2016年2月27日土曜日

医療機器関連のネットワーキングパーティー(なにそれ?)に行く

 今週は、水木金土と出づっぱりでいろんな会に参加してきました。順番も適当に気になったものから紹介していきます。

 ある方からお誘いがあって、のこのこと医療機器関連のネットワーキングパーティに行ってきました。その分野で活躍されている人たちとお知り合いになれるチャンスが得られる機会です。と下から目線ですが、正直なところ、下からになる必要まったくはありません。ご飯やさんを貸し切って行われ、壁一面にプレゼンが映し出される感じです。 異業種交流とはことなり、”医療機器”というキーワードで集まっているので、話のまとまり感はあると思います。

 聴衆というか単なる参加者である自分は、ご飯を食べつつ、そのプレゼンを聴くという形ですので大方学会のランチョンみたいな感じも少しあります。が、プレゼンターと距離が近いので、プレゼンが終わってすぐ声をかけに行ける状況はお得感あります。また、テーブルで同席した方とも当然お話ししますので、プレゼンされる方とは情報量は違う気もしますが、立食パーティよりはましかなと思います。また、ランチョン、立食とかと違い、ご飯がおいしいというのも良かったです。
 プレゼンの内容も、その横とのつながりも大事ですが、整形外科分野に限っていませんので、ピンとくるものばかりではありません。しかし、小さな収穫がいくつか得られました。

以下は自分の印象です。
ヘルスケア: 医療機器というとイメージがお堅い、他業種からの参入の壁を感じますが、今、医療機器でなく”ヘルスケア機器”とか”ヘルスケアビジネス”にとりくむ、とするだけことで、今後も発展をみせそうな分野への他業種の参入をしやすくしている気がしました。

ウエアラブル:これも本当はいろいろなものがあるのですが、とにかく装着できたらいいというカテゴリになっているので、装着でき、計測できるところになにかチャンスがあるのか伺っている方は結構多いような気がしました。ウエアラブルだけで大きな展示が今月行われたのも知りました。

ちょっとかじっている→もう専門家: これは結構語弊がある可能性が高いのですが、全く知らない
ひとよりちょっと知っているだけでもう専門家として活躍できるような気がしました。今後やってみたいことをすでにされている方がいることを知りましたが、これなら自分もできるかもという気持ちにも
なりました。

医師の多様化: 
 一般的な理系選択の学生で言われている、学部と修士で行く施設をかえる、修士から博士課程で施設を変える、当然有名なところに移ることを、学歴ロンダリングなどといわれて、否定的な言われ方をされていました。
 医師の場合でも学部と入局で変える、入局後大学院だけちがうところにいくなどの可能性は今後も増えるかもしれません。そういった方を否定的にとらえる論調はあまり賛成できません。学部に入る時の能力と、社会人になって活躍する能力はまったくことなる気がしていて、そういった方は上手に使いながら、自分の能力を発揮している気がしました。まったくの印象ですが。 
 が、その移動した先で確固たる地位を築いて活躍する方が出てくるのはもう少し後のような気がします。大学院、大学病院研修中、研究的職種に在籍中は、時間の使い方を通常の基幹病院のような使い方をしなくていいから活躍できるけど、その後は、その場所にとどまることはできないので、卒業後にそんな活動をするためには、より高いまたはベクトルを変えたキャリアにチャレンジする方がでてきそうな気がしました。 それと合致している内容ではないかもしれませんが、社長になりたいという医師も、すでに会社の代表的活動をしている医師もいることがわかり、時代は面白くなってくる感じがしました。

海外での活動:これは医師だけでないのだな、と思いましたが、ちょっと海外で活動してきている方は、もちろん経歴にこういったことをクレジットします。またそうすると”あ、すごいなぁ”と思ってしまう錯覚があって、まだまだ日本ではそういったことが憧れになるのだなと思います。




 

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